残りの犬たちの命に対しても始まりの日です

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最近、レスキュー・センターのサイトを見ていると
「元韓国の食肉用犬」という紹介文を見かける事があり、
調べてみると、韓国から保護した犬たちは、イギリス、合衆国、カナダへと
送られているという事が判りました。


食用犬工場の檻の中に押し込まれ、死を待つだけになっていた犬6匹が、

先月、韓国から午前7時、英国航空で24時間のフライトを経て、

ロンドンのヒースロー空港に到着した。

先に到着していた2匹の仔犬たちと一緒に早速、健診を受け、

ロンドンへと出発した。

8匹の仔犬たちはマイナス10度になる檻の中から

生まれて初めて自由に動きまわれるようになったのである。

 

中国、フィリピン、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジアで

およそ3000万匹の犬、加えて韓国で250万匹以上の犬が毎年殺されている。

イギリスのミラー紙は隠しカメラをもって

ソウルから東へ100マイル離れた

ブサンとモラン市場の裏通りにある

劣悪環境の中で閉じ込められている

200匹以上の恐ろしい現状を記録し、発信した。

その後、韓国政府は食肉用犬マーケットの最大収容所

モランを閉鎖すると発表した。

これで年間8万匹の犬の命が救われることになる。 

今回お保護犬のうちの2匹、

ゴールデンレトリーバー雑種のブリジットと

スパニエルコリー雑種のニーナは

チャリティ医療「匂いを察知する犬」のプログラムに引き取られることになった。

 

ドッグレスキュープログラムを運営している

ヒューメインソサエティインターナショナル

ウエンディ・ヒギンズの談

「イギリスに連れてこられた犬たちを見ると、

私たちの努力が違いを生み出せるのだとを確信させられます。

犬たちにとってもそして犬肉農場を閉鎖し、

助けようと運動している人たちすべての人たちにとって、

非常に感慨深い日となるでしょう。

そして残りの犬たちの命に対しても始まりの日です」

 

 

英国のスーパー買い物客が実験台になりそうだ

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オックスフォード大学とスーパー・マーケットのチームアップで

スーパーのとローリーの中身を劇的に変えようという試みが始まった。

 

大手スーパーのセンズベリーがキーコラボの立役者となり、

5百万ポンドの資金を投じたプログラムは

OUR PLANET, OUR HEALTH と命名され、

劇的な温暖化に突き進んでいる地球に歯止めをかけ、

かつ人間の健康を改善しようとしている。

 

その重要な役割を果たすのは肉の消費量を減らし、

野菜や果物をもっと摂取することであり、

人間の健康と地球の環境両方に利益をもたらすとチームは言う。

 

まずスーパーの陳列棚のデザインを変えることから始まった。

 

肉の代用品を肉製品と同じ棚に並べる

ベジタリアン商品を購入した客には

バウチャーやポイントを提供す

肉を減らす方法や野菜中心料理のレシピを提供する

 

イギリスではすでに肉の消費量を減らすという動きは定着しているが、

オックスフォード大学の栄養士、政治経済学者、疫学者が

環境にもたらす影響も含めて、更なる肉の減量を、

消費者の日々の食生活を担うスーパーと共に、

一般の人々により多く広めていきたいと思う。

 

肉を減らした食卓でも多種多様な選択肢、

特に野菜や果物のバラエティの豊富さを強調したいと

スーパーは考える

たとえば野菜で作ったスパゲッティや

ラザニアシートをご案内し、

お客様に積極的に使ってもらうようにします。

また今までノン・ミート製品は特定の売り場に限られていましたが、

今は普通の肉売り場に置くようにしました。

ベジタリアンや肉代用品のレシピを店内に張り出し、

購入したお客様には

ポイントボーナスやバウチャーを発行するようにします。

 

いろいろな方法でアプローチすることができます。

大切なことは科学的根拠に基づいて行う必要があり、

その方が消費者の皆様にも説得力があると思っております。

その意味で今回のオックスフォード大学とのコラボレーションは

さに的を得たプロジェクトであると歓迎しております」

 

The Guardian 22/01/2017

All change in the aisles to entice us to eat more veg

写真もその記事から

 

6,7年前までのイギリスはベジタリアンやビーガン料理は

バラエティがなかったし、ぐちゃぐちゃで美味しくありませんでした。

今はスーパーでの売り場もどんどん広がってきていますし、

レストランもたくさんあり、存在感が増してきました!

料理は肉の欠落感はなく、洗練されとても美味しくなってきています。

何より殺害の概念がつきまとうものを、後ろめたい気持ちで食さなくてよい。

心から食べることを楽しむ事ができる。


それにしても、ツィッターで拝見する日本のベジごはん、ビーガンごはんは

プレゼンテーションも綺麗だし、本当に美味しそうだなあ。










 

10万人署名で国会審議

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先日イギリス議会からメールが届き、びっくり!

「あなたは国内の象牙マーケットを廃止する署名に

サインしましたね。

その趣旨が26日に議会の審議に

かけられることになりましたので

終了したら、ビデオや会議内容をメールします」

というような内容でした。

イギリスの署名運動の流れは

政府のホームページに明記されています。


1.英国民と英国居住者に限る

2.5名の参加で署名運動が成立する。

3.委員会が署名内容を査証し、公表する。

4.公表されたすべてを査証。

5.1万人の署名で政府から返答がくる。

6.10万人の署名が集まれば議会の議題としてとりあげられる。

10万人以上の署名内容はほぼ必ず議題としてとりあげられ、

10万人以下でも考慮される場合もあります。

時々、議員や大臣とディスカッションをする機会を設けたり、

さらなる資料を提供してもらうために

署名委員会よりコンタクトをとる場合もあるそうです。

全体的に、サポートしますよという姿勢が感じられ、

頑張れば、もしかしてできるんじゃないか

という気持ちにさせられます。

日本の現状は分かりませんが、これはあくまでも政府との関与です。

そんなに莫大な人数が集まらずとも、通常の署名運動で、

英国でも日本でも、物事を動かす事ができます。

行動のみが変化を起こすことができるのです。


 



変化を起こそうと腹をくくり、行動に移していけば、私達は世界を変えていくことができます

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世界にはあまりにも多くの問題が存在していて、
私達はなす術もなくのみこまれているように感じます。
戦争、公害、テロ、企業にはびこるスキャンダル、経済危機・・・

大勢の中のひとりにすぎない「私」が、
どうやったらこの状況に変化をもたらすことができるのでしょうか。
欠点と不安を抱えた「私」が、
果たして意味のある変化を起こすことなどできるのでしょうか。

たしかに世界で起きていることの多くは、
個人的にはどうすることもできません。
しかしながら、変化をもたらす私たちの能力は
想像以上に大きいものです。
変化を起こそうと腹をくくり、行動に移していけば、
私達は世界を変えていくことができます。

大きな問題に直面したときに無力感を覚えるのは、
自分が何をやっても
バケツに一滴の水を垂らすようなものだと感じるからです

しかし、周りの人にいい影響を与えることができれば、
それがたとえ数人に対してであっても、
大きな変化をもたらすことができます。
社会的ネットワークが急速に発達したこの地球村では、
私達は時空を超えて互いに影響を及ぼしあっています。

この世界にポジティブな変化をもたらしてください。
あなたが授かった恩恵をほかの人に与え、
その人たちにもその恩恵を
次々とほかの人に広げていくように伝えてください。

ハーバードの人生を変える授業
タル・ベン・シャハ―
成瀬まゆみ訳

世界の動物たちを助ける力になりたいという悲願を持ちながら
やっぱり無理だ、無駄かもしれないという思いと、
いやそれでもやらなければという気持ちのせめぎあいの日々の中で
実に励まされる一章です。自分のためにアップしましたが、
どなたかの力にもなりますように!






新年おめでとうございます 2017


新年あけましておめでとうございます。

昨年のクリスマスはアーチーを連れてアフタヌーンティーに行きました。


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ほお、さすがイギリス、ホテルに犬を連れていけるんだと
思われたかもしれませんが、
ドイツやフランスなどはもっとリラックスしているように見えます。


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こういうところでは、
まさか行儀が悪い犬がくるというのは予想されていないので
アーチーが野太い声で爆吠えをしないように祈るのみでした。


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この数年の間、私の日本人の友人5人(一人英国在住)
全員、ペットショップ、ブリーダー、オンラインショップから
ペットを購入しました。
保護ペットを推奨したのですが、力及ばずでした。
残念です。
もちろんペットショップの動物の命も保護動物の命も同じで、
ペットショップの動物たちには何の罪もありませんが、
保護動物から貰い受けるという選択肢が
もっと一般的にならなければ
負のサークルが永遠に回り続けるのみです。


2017年も皆様にとって素晴らしい年になりますように

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。










プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
私に何の関係があるというのだ

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