世界は良くなった。スピラがいたから 1

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スピラと猫のニーナ

I want the world to be a better place because I was here 
ウイル・スミスの言葉ですが、
私はこれを聞くたびに動物のために闘った人たちのことを思います。

「義を見てせざるは勇無きなり」は
動物の権利擁護者のヘンリー・スピラ
(19 June 1927 – 12 September 1998)の信念です。
20世紀において最も影響を及ぼした動物擁護者の一人で、
間違ったことに対して腕をまくりあげ、
行動を起こし、劇的な変化をもたらした人です。

1976年、米のナチュラル・ヒストリー・ミュージアムでは
猫を使った残酷な猫実験が行われていました。
ひたすら隠し続けるミュージアムを相手にくらいつき、
実験を終焉せることに成功させたのはスピラです。

そしてニューヨーク・タイムズ紙の一面に出したキャンペーン・ポスター

「美を作るためにレブロンは
いったいどのくらいのウサギを失明させればいいいんだ」

ポスターの衝撃は現代でも仰天ものですが、
当時の社会にどれだけのインパクトを起こしたか

レブロンがすぐ研究所に資金をつぎ込み、
代替え実験を開発するよう行動を起こしたことをみれば
お分かりになると思います。
受けてエイボンなどの化粧品会社も次から次へと動き始めたのです。

行動の人、動物の世界を変えた人、スピラのインタビューや記事など
数回に分けてお伝えさせてください。





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動物を愛する人たちよ。力を貸してほしい

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犬猫「僕たちを虐待した人間は刑務所に送られるんだ」
牛豚鳥鶏「ふううん。。いいなあ」


イギリス人の意見は分かれることは多いけれど、
我々を結び付けている一つのことがある。
動物を愛することだ。

ペットを家族同然に扱う。餌を与え、清潔にして、
病気になったときは看病する。
家でゴロゴロしていたい時も散歩へ立ちあがる。
動物チャリティへの惜しみない寄付。

しかし、そんな動物を愛する国民にも盲点がある。
犬猫、鳥に惜しみなく注がれる愛も、
惨状の中で殺されていく畜産動物たちの中には存在していないのである。

ぺットと呼んでいる動物たちと変わらない価値をもっている
豚、牛、仔羊、鶏は 肉体的にも心理的にもひどい目に遭わされ、
殺されるだけのために短い生を終わらされる。
利益の物体として処理されるのみである。.

私はみんなにベジタリアンやビーガンになれというのではない。
一般の人にとって植物ベースの食事に変更することは
今のところまだまだ遠い橋であることは理解している。
しかし動物たちの苦しみを軽減できる方法がある。

オーガニックの卵や肉を選べば、
痛みの中で狭いケージに押し込められることはなく、
牛や豚には良い環境が与えられる。
.
レストラン、ホテル、店に行くときも私たちには選択がある。
ウインピーはいまだにケージに閉じ込めた鶏を使っているという
マクドナルドは使っていない。
ファーストフードが食べたくなったとき、
前者ではなく後者を選ぶという選択があることを思い出してほしい。
べジ・プレッツに行くのが一番良いが。

個人の食べ物の選択にとどまらず、
動物の福祉を考える企業の商品を応援しよう。

以下に私たちのために動物に優しいブランドや企業をリサーチし、
キャンペーンを行ってくれる団体を挙げる(英国)

The Humane League (just launched in the UK),
Compassion in World Farming
Animal Aid

署名運動、ボランティア、寄付をし団体をサポートすることによって
何百万匹の動物たちの福祉を改善することができる。
私はそれぞれの団体と関わりをもっているが、
本当に大きな違いをもたらすことができると実感している。

これまでの社会的な変化はすべて民意によって成し遂げられている。
市民権運動、普通選挙権運動、ゲイの権利運動。
それぞれみんなが立ち上がって不正を声高く訴えて実現したものである。

私はいつの日にか畜産業の動物たちに訪れる変化を夢見ている。
私たちひとりひとりが動物に優しい選択をすることを意識し、実行し、
動物たちのために活動をしている企業や団体をサポートすることによって、
動物を愛するイギリス国民は
必ずやこの夢を現実のものにすることができると信じている。


Animal Lovers: We Need Your Help
Jonathan Young
HufPost UK

Animal Lovers; We Need Your Help




この記事を読むとシェルターは空になるはずである


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シェルターにペットを持っていた人は誰しもそこは地獄だと感じたであろう。

書類記入。おそらく涙。たまに地域の動物チャリティ・グループが説得のために
シェルターの前で待機しているかもしれない。

引き取りを拒否するシェルターはない。引き取るが殺処分する。
しばしば数日以内に。
この数日間は犬にとって一番ストレスがかかり、
混乱の悲しい日々である。

引き取り数の高いシェルターにペットを落としていく人たちは
飼い主が去ったあとそのペットがどうなっていくのか
本当に理解しているのだろうか。
もし知っていれば、シェルターは空になるはずである。

新しい飼い主を見つけて欲しいと、シェルターにもっていくのは
完全な間違いである。
合衆国のシェルターでは毎年120万匹の犬が殺処分されている。
生きて外に出れる犬はほぼいない。
不運だったと済ませられる問題ではない。不運に値する犬はいない。
特に家族の一員として可愛がられていた忠実な犬たちは。

公的機関のシェルターは
外に出すよりはるかに多くの犬を引き取っている。
合衆国では13600の公的シェルターがあり、
760万匹のペットを毎年収容している。
その中で実際家が見つかり外に出ることができる
動物は270万匹くらいだろうか。

数は少ないが、ノンキル・ポリシーを維持している
ヒーロー的なシェルターもある。
例えば、ユタやカリフォルニアのベスト・フレンズは一匹も殺処分していない。
ノースショア・アニマル・リーグも似たような人道的なポリシーを遂行している。
しかしこのようなシェルターは
ボランティアがたくさんいるからこそ成り立っているのであるし、
このようなシェルターには動物持ち込みが殺到する。
ロス州のとあるシェルターはボランティア不足に悲鳴をあげている。
20分ほどの短い散歩をさせてくれるボランティアさえいない。
シェルターから一歩も出たことない犬もざらである。

シェルターに連れてこられた犬は犬たちの吠え声、
いろいろな匂いや音、知らない人たちにかこまれて非常なストレスを感じる。

あなたの犬がそんな環境に連れてこられた状態を想像して欲しい。
どんな犬でも恐怖心が芽生えないはずはない。
恐怖の中にいる犬は本来の姿を失う。
本当は他の犬とうまくいく犬だったのかもしれないのに、
人間が触ると縮こまるか、反抗する。
本来のキャラクターを取り戻す時間がないのである。

もしあなたの犬がシェルター環境になじむことができないのなら、
生きるチャンスは非常に少なくなると言ってもいい。
いい子に見えないと譲渡は難しい。

エイミー・クラインはシェルターから出られなかった犬のことを思い出す。
少なくとも間に合わなかった。
カルホンは、シェルターで怖がりで臆病な犬になってしまった。
スタッフはカルホンを遊び場まで連れて行かなければならなかった。
そこで譲渡用の写真を撮るのである。
しかし1歳半のカルホンはまだ写真を撮る準備ができていなかった。

やっと一枚だけ撮った。一日がかりの撮影だった。
ようやくカルホンはエイミーの手から
おやつを食べるようになったころである。

しかし数日してシェルターを訪ねたところ、カルホンはもういなかったのだ。
あまりにも怖がりで殺処分されてしまった。

生きたままか死んだ状態か、どちらにしても犬はシェルターから出ていく。
収容されて数日か、時には数時間か。犬にとっては重要な日、殺処分の日。 

その日は変更になる可能性もある。
多くの人がその犬に興味を示したり、犬がいろいろなテスト、
人間や他の犬に対するレスポンスに合格したりする場合など。
Aで合格した犬は望ましい犬と評価される。
問題はテストに受からない犬の多くは
シェルターでそんな風になってしまったことが多い。

例えば食べ物を奪われるかもしれない攻撃反応。
これはどの犬だって、シェルターで3匹以上の犬たちと
餌を共有しなければならない状況だとそうなるのだ。

犬種や色などによって差別される犬もいる。
不人気な犬種や危険な犬のイメージがある犬はほとんどチャンスがない。
合衆国で一番過剰に繁殖されている犬はピットブルである。
譲渡先を探すのが一番難しい。
600匹の中でたった一匹シェルターから出ることができる。
メリーランド州にある地域は特定の犬種は
譲渡のチャンスが与えられないまま、殺処分をするところもある。

色もまたシェルター犬にとっては生死を分ける要素である。
黒い犬は50%譲渡率が落ちる。

そして年齢は一年重ねるごとにシェルターから出ていく確率は下がっていく。.

生きて出ていくチャンスが高いのは仔犬たちである。
もちろん不具合があったり、怪我をしていたりしなければだ。
もし治療が必要な場合も
レスキュー・グループは譲渡率が高い仔犬は引き取る。

誰かシェルターに持ち込もうとしている人が回りにいたら、
この記事をシェアしたいと思うかもしれない。

だが、以前は家族だったものを
シェルターに連れていかなければならない人たちを
中傷批難するのはたやすいことではない。
黒か白ではないことは理解している。経済的理由は厳しいであろう。
あるいは予想していなかった健康状態。

しかし、代替え案はある。
アメリカのヒューメイン・ソサエティは
ペットをシェルターに連れて行く前のオプションをウエブで公開している。

あなたができること


悲惨なシェルターだが希望はある。
どんなに混んでいるシェルターでもそこに尻尾を振ってくる犬達を見るだろう。
動物たちを愛し、援軍となって
シェルターに飛び込む人や団体がいるではないか。
年寄りだって、しょげている犬だって誰も欲しくない犬だって見逃さず
愛をもってセカンドチャンスを与えようとしている人がいるではないか。

多くの犬が不要だとシェルターに投げ込まれる
この止まらない流れを、あなたが怒り、哀しいのなら、
その流れをスローにさせるために活動をしている人たちを助けることができる。

老犬の医療費の補助をカバーする人たち、フォスター・ファミリー、
終生飼育費用を寄付する人たち、
無料の不妊去勢手術を提供する団体、
合衆国全体のシェルターに犬が写真映りが良くなるよう写真を撮る団体

そしてもちろん、あなたがいる。

世界中のすべてのシェルターと同様に、
ほんの少しでも助けがあればどれだけ力になるか。
実際、シェルターの犬の生死が
ボランティアの数に比例しているという事実を考えてほしい

最近シェルターに立ち寄ったであろうか。
どうか、地域のシェルターのウエブをみてほしい。

あなたはもちろん、牢獄にいる犬たちに
最も素晴らしい贈り物をあげることができるではないか。

「自由」という贈り物を。


私たちの物事を変える力がどんなにすごいことかを過小評価するなかれ。
人間と犬の両方に素晴らしい喜びが洪水のように押し寄せる。

一匹家に迎えてあげなさい。




If Everyone read this, shelter would be empty

天国の光景を見ているようだ

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一人の女性がサクラメントにある
アニマル・シェルターを訪れた。

メラニーという名のその女性は

「シェルターで一番年寄りで、貰い手がいない犬が欲しい」と
申し出たのである。

スタッフはシニア犬のジェイクを紹介した。
ガンを患い、皮膚の問題もあるジェイクは
シェルターに長い間いるが、
誰も引き取り手があらわれなかった。
時間がどんどん経っていくだけで、
ジェイクはおそらくシェルターで
生命を終わるだろうと思われていた。

メラニーはジェイクの状態にひるみはしなかった。

シェルターに良い犬を探しに来たのではなく、
愛を必要としている犬の命を救いにきたのである。

メラニーはジェイクに永遠の家を与えた。

シェルターはフェイスブックに投稿し、
7000シェアされ、6000あまりのコメントを受けた。
写真を見てお分かりのようにツーショットは
天国の光景を見ているようだ。



Woman goes viral

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ツィッターで見た記事です。当ブログの宝物の一つとなりました。





シニア・ペットを引き取る 2

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問:私たちがよくおかす間違いとはどんなものがありますか

答:猫チーム

老猫にスペースと時間を与えるのを忘れる人がいます。
すべて新しいことばかりで、老猫にとっては非常なストレスであります。
しかもたいていの場合
飼い主が亡くなった悲しみの中にいることを忘れないでください。

新しい家になれるのに時間が必要です。
すべてが馴染みの場所になり、安全だと認識し、
自信を取り戻せるよう見守ってあげてください。

もうひとつ忘れがちなことなのですが、
老猫は関節が硬くなっていることが多く、高いところに登ったり、
階段を駆け上がったりすることが非常に困難になってきます。
これらは猫が大好きなことです。
だからこそ猫が自分の好きなところに
不自由なく行けるよう家の中の環境も考えてあげください。

答:犬チーム

他の家族からやってきたシニア犬は、
以前の家族ほど愛情を感じてくれないだろうと引く人がいますが、
犬は今を生きています。
彼らはセカンドチャンスに値すると確信をもってお薦めします。

家族の一員だった犬がある日突然シェルターに入れられる、
これがどのような衝撃であるか測りしれません。
犬達にとって必要なものは
肉球を休める暖かい家と愛をくれる家族だけです。

問:シニア・ペットを受け入れようとしている人たちへの
アドバイスをお願いします

答: 猫チーム

健康問題を考慮したり、新しい環境の変化に慣れさせるための尽力は
仔猫に比べ、おそらくもっとエネルギーを必要とすることでしょう。
しかし老猫は人との交流の芸術を見せてくれます。
もの静かなシニアの猫を受け入れることは素晴らしい恩恵をもたらしてくれます。
仔猫は始終かまってやらなければなりませんし、
トイレなどのしつけもしなくてはなりません。
シニア猫は愛と暖かい膝があればそれで充分満足してくれます。

答: 犬チーム

期待する事と現実に起こる事はしばしば違いますでしょう。
個性や個体が違う犬を家に受け入れる時は時間と忍耐が必要です。
すぐ馴染む犬もいれば、トレーニングしながら
ちょっとずつ進歩させていかなければならない犬もいます。
しかし家にあえば、素晴らしい結びつきになります。

バタシー・ホームの犬舎は犬たちが食べて寝て呼吸をするところであり、
すべての犬を一匹ずつ、適正な家に送り出す場所です。
私たちのトレーニング法や犬に関するアドバイスは、
常に最新のものを取り入れていますので、
譲渡後も連絡を取り続けてください。
私達はすべての犬が飼い主と一緒に
幸せに充実した犬生を送ることに全力を尽くしています。




バタシー・ホームから保護犬をもらってもう7年になりますが、
いまだにつながっている感があります。


プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
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