シニア・ペットを引き取る 2

2017/ 08/ 14
                 
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問:私たちがよくおかす間違いとはどんなものがありますか

答:猫チーム

老猫にスペースと時間を与えるのを忘れる人がいます。
すべて新しいことばかりで、老猫にとっては非常なストレスであります。
しかもたいていの場合
飼い主が亡くなった悲しみの中にいることを忘れないでください。

新しい家になれるのに時間が必要です。
すべてが馴染みの場所になり、安全だと認識し、
自信を取り戻せるよう見守ってあげてください。

もうひとつ忘れがちなことなのですが、
老猫は関節が硬くなっていることが多く、高いところに登ったり、
階段を駆け上がったりすることが非常に困難になってきます。
これらは猫が大好きなことです。
だからこそ猫が自分の好きなところに
不自由なく行けるよう家の中の環境も考えてあげください。

答:犬チーム

他の家族からやってきたシニア犬は、
以前の家族ほど愛情を感じてくれないだろうと引く人がいますが、
犬は今を生きています。
彼らはセカンドチャンスに値すると確信をもってお薦めします。

家族の一員だった犬がある日突然シェルターに入れられる、
これがどのような衝撃であるか測りしれません。
犬達にとって必要なものは
肉球を休める暖かい家と愛をくれる家族だけです。

問:シニア・ペットを受け入れようとしている人たちへの
アドバイスをお願いします

答: 猫チーム

健康問題を考慮したり、新しい環境の変化に慣れさせるための尽力は
仔猫に比べ、おそらくもっとエネルギーを必要とすることでしょう。
しかし老猫は人との交流の芸術を見せてくれます。
もの静かなシニアの猫を受け入れることは素晴らしい恩恵をもたらしてくれます。
仔猫は始終かまってやらなければなりませんし、
トイレなどのしつけもしなくてはなりません。
シニア猫は愛と暖かい膝があればそれで充分満足してくれます。

答: 犬チーム

期待する事と現実に起こる事はしばしば違いますでしょう。
個性や個体が違う犬を家に受け入れる時は時間と忍耐が必要です。
すぐ馴染む犬もいれば、トレーニングしながら
ちょっとずつ進歩させていかなければならない犬もいます。
しかし家にあえば、素晴らしい結びつきになります。

バタシー・ホームの犬舎は犬たちが食べて寝て呼吸をするところであり、
すべての犬を一匹ずつ、適正な家に送り出す場所です。
私たちのトレーニング法や犬に関するアドバイスは、
常に最新のものを取り入れていますので、
譲渡後も連絡を取り続けてください。
私達はすべての犬が飼い主と一緒に
幸せに充実した犬生を送ることに全力を尽くしています。




バタシー・ホームから保護犬をもらってもう7年になりますが、
いまだにつながっている感があります。


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シニア・ペットを引き取る 1

2017/ 08/ 13
                 

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バタシー・ドッグス・アンド・キャッツ・ホームの季刊誌に
「シニア・ペットを引き取る」という記事があり、質問事項に対し、
猫チーム、犬チームのそれぞれからの答えが掲載されています。


仔犬や子猫に目を奪われ、老犬老猫が見過ごされる事が
ここバタシー・ホームでも起こりますが、シニアペットは要求も少なく、
素晴らしい家族と成り得ることを喚起させてください。
ただし、あなたがシニア・ペットがどういうものかを
理解していればという条件つきですが。


問:シニアペットを引き取る一番大きな問題は何でしょうか


答:猫チーム

病気です。シニア猫は既往症を持っている事があり、
その場合はペット保険の対象外になります。
加えて日常ケアに時間がかかる。
たとえば、老猫は爪とぎをしょっちゅうしないので、
爪切りの間隔が短くなる。
毛玉に気を付けないと消化機能に支障をきたすことがある。
トイレの習慣も変わってくるかもしれない。
場合によっては室内トイレを用意しておく必要があります。

10歳くらいの猫は、あまり一緒にいる時間がないのではないかと
引き取りを止めてしまう人もいますが、長生きをする猫もとても多い。
20歳くらいまで生命を楽しみ、愛を沢山くれる猫たちも少なくありません。

答:犬チーム

シニア犬も既往症を持っている事があり、
保険がカバーできない場合も考慮して、
獣医費やや薬代などを賄える経済的余裕があるかどうか
考える必要があります。

問:他にはどんな問題がありますか

答:猫チーム

老猫の場合は味覚や嗅覚が落ちるので、食欲が下がる事があります。
できるだけ美味しいもの、口にあうものを食べてもらうように
努める気持ちはありますか?人間と同じで耳も遠くなり、
免疫システムも下がり、ストレスに弱くなる。
この理由もあって老猫は
小さい子供がいる家庭は避けたほうがよいのです。

答:犬チーム

私たちが犬の査定をする場合、シニア犬の問題行動、
たとえば、人に飛びつくといった行動がみられることがありますが、
若犬に比べると矯正するのはハードルが高いと言えましょう。
しかし不可能ではありません。根気と忍耐が必要です。
問:シニアペットを引き取るメリットというのはどんなものでしょう

答:猫チーム

老猫は静かなので、
お年寄りや静かに暮らしたい人たちにはぴったりでしょう。
性格も確立しているので、シェルターにやってきた人たちは
猫の性格を見て自分に合うかどうか決めることができます。
私達のところにやってくるシニア猫たちは人間が大好きです。
たいていの場合は飼い主が亡くなったり、入院したりして
やむを得ずここにきているシニア猫たちですが、
可愛がられていたので、非常に愛情深く、
膝の上に乗るのが大好きな猫たちばかりです。
活動も穏やかですし、長い時間寝るし、狩りをする回数も少なくなります。
ということは家の中に獲物の死骸が転がっているのに耐えられない人には
うってつけでありましょう。

また寝ている時間が多いので、
一日中家を空けなければならない仕事を持っているカップルが、
家に戻ったときに愛情あふれる猫の迎えを受け、
夜はソファで一緒にゆったり過ごせるシニア猫は理想的ではありませんか。

仔犬を最初に家に迎え入れたときの大変さに比べると、
成犬は社会性が確立されているので、
新しい環境に家族の一員として、スムーズに適応できます。
シニア犬が必要としているものは
愛と食べ物と安全な寝床、適度な散歩、そして暖かい友情それだけです。

私達はお子さんのいる家族が最初に飼うときは
成犬をひきとるように薦めています。
犬の要求がわかりやすいからです。
仔犬や若犬はまずしつけや社会性を身につけさせる必要があります。

この項続きます




                 
        

女王の衛兵の帽子に抗議した人

2017/ 07/ 23
                 

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動物たちは偉大なる友人を失った。
ロジャー・ムーア卿が亡くなったのである。

ジェームス・ボンドとして知らぬ人はいないであろうが、
長年に渡ってPetaをサポートしてきてくれた人でもある。

彼は数多くの素晴らしい功績を遺した。
その中でも、動物たちのために闘ってくれた事は
私達にとって掛け替えのない事であった。

セルフリッジ・デパートでのフォアグラの販売中止を訴え続け、
ついに実現させた。

女王の衛兵の熊の毛皮の帽子を化繊に代えるよう果敢に抗議した。

長期の懸念事項になっている
野生動物のサーカスの廃止を進めてくれるのなら、
メイ首相と一緒にシャンペンを開けると詰め寄った。

常にウィットを交え、品よくチャーミングに動物虐待反対を訴え続けた。
ロジャー卿と共に活動した事は
どれだけ私達に勇気と士気を貰った事か、言葉に尽くせない。
私達はこれからも彼が深く心を砕いていた
動物たちを助ける活動を私達は受け継いでいく決意である。

His Campaign must live on
Jennifer White
Media and partnerships coordinator, Peta UK 




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私は幸せを願う母である

2017/ 07/ 09
                 

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私がひきとったのは推定10歳のミスター・ボーンというピットブルテリア。
ニューヨークのアニマルケア・コントロールで殺処分を待つ身であった。

彼と暮らし始めて4年半だが、その間5回の口腔手術を受けている。
今日はその5回目の手術の日だ。

ミスター・ボーンの口は人間から虐待され傷つけられたとみられる
大きなダメージがあり、
2012年からドクターたちは懸命に治療を続けてくれている。
私は仕事を休んで、彼の手術すべてに付き添った。
投薬し、痛みをとり、清潔を保つ。手から食べさせ、
アパートの階段を35キロの身体を抱えて登ったり下がったりした。
買い物に、調理に多くの時間を費やし、クリームチーズ、
ターキーをボイルして、缶スープやツナ、ロティサリ・チキンまでも動員し、
食欲をそそられるようなものをあちこち探した。
そうしたら、こっそりその中に薬を忍び込ませることができるから。
肉を食べない私にとっては、けっこうチャレンジであるが。

今度の手術は一週間ほどで回復するだろう。
殴られたため、ほとんど歯がない。
半凝固してダラダラ流れている血も止まるであろう。
薬漬けの状態から抜け出すことができる。

このよだれだらけのキスを受けた人たちすべて、
ミスター・ボーンがこれまでよく頑張ってきた証だと思ってくれる。
舐められながら、いい子だいい子だと言ってくれるのだ。
彼が人間を許してくれるように。
そしてまた犬となるための戦う力をもってくれるように。
.
家族には7年前にアニマル・センターからひきとったシャロンもいる。
この2匹のため、トレーニング、行動セラピー、心身リハビリテーションに
長い年月と何千ドルを費やした。
彼らのことが心配で夜も眠れない日もあったが、
彼らが次々と問題を克服し、できる事がひとつひとつ増えていくたびに、
言葉にならない喜びをもたらしてくれるのである。

この2匹は私の子供である。
私はこの子たちが世界で一番幸せになるように頑張ってきた。
この子たちも私をすぐ信頼してくれた。

ニューヨーク・タイムズ紙で、
ペットの親が自分たちのことを親と呼ぶ風潮を
バカにする記事を掲載していた。
個人的にも批難されたことがある。でももう気にしていない。
私はこの子たちの幸せを願う親である。
親や子供という言葉は一つの定義ではなく、
流動的な無限の意味を持つ言葉である。

私の話は特別なものではない。
みんなそれぞれ、ミスター・ボーンのような犬たちに
関わっているに違いない。
これを読んでいる人たち、あなたもきっとそうであろう。
私のように子供たちを育てるのに忙しく、目をまわしている。
彼らにとって世界中で一番すごい母となって。

Elli Frank


https://pupjournal.com/dog-child-no-wont-stop-calling/?utm_content=bufferafd8d&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer


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月へ行って戻ってくることをいとわぬほどの愛

2017/ 06/ 26
                 
tom hardy

マッドマックスなどで有名な英国俳優トム・ハーディーは
犬好きで知られています
最近、亡くした愛犬のウッドストックを偲ぶ記事が皆の胸を打ちます。
本文記事を短く短く抜粋翻訳しました。
オリジナルをぜひご覧ください。

ウッドストックを最初に見たのは
映画を撮影していたアトランタ州のジョージアだった。
夜も更けたころ、道路を横切っていた。

野良犬か。犬かどうかもわからない。とにかく保護しなければ、轢かれてしまう。
携帯の灯りで自分を照らさないとこちらが轢かれてしまうほどの漆黒の闇であった。
捕まえようとするも、犬らしきものはさっさとトラックが猛スピードで走る
真っ暗闇の高速道路へ消えていった。
車に跳ね飛ばされたらあのピロピロした耳はどうなるのだろうと考えていた。
私はパニックになりかけた。呼ぼうにも名前すらわからない。
とっさに指を口にくわえ、力の限り指笛を吹いた。

その音は闇をつんざいた。犬は止まり、瞬時に振り返り、私の目を見た。
そして死への途から踵をかえし、闇夜の中を私をめがけて走りだしたのである。
しかも歯をむき出して唸りながら。おいおい。。本当に犬だったのか。
噛みつかれるかもしれない。

しかし抱きかかえた小動物はやせ細り、恐怖で怯えている小さい犬だった。
大きな茶色の目で私を見つめていた。
車の中に連れ込むとすぐいびきをかいて寝入ったのをみると、
大変な苦労があったのだろうと胸が痛む。でももうそれも終わりだ。

あの夜のことは絶対忘れない。素晴らしい夜だった。
一分前まで死への道をひたすら走り続けていた11か月の犬は
見知らぬ男に拾われた。
爆睡したあと巨大なペットストアで男と一緒に玩具を選んでいる。
私は永遠にジョージア州に感謝する。
犬の飼い主になるという世界で一番素晴らしい恩恵に
あずかることができた場所である。

その後赤いバンダナをまいたウッドストックは
撮影所で多くの人と一緒に生活を始めるのである。
写真もたくさん撮ってもらい、
最も影響力のある動物としてタイム誌に掲載され、
ジョーズよりも有名になった。
彼に会った人間はすべてウッディを愛した。
「悪」というものは彼の中に存在していなかった。
骨の髄まで愛に満ち溢れていた。

私は普通は家族に関する個人的なことは言わないのだが、
ウディは実に多くの人に関わってきて、愛されてきたので、
敬意をもって皆さんにお知らせしなければならないと思う。
6か月の闘病生活を経て、2日前、天国へ旅立った。
まだ6歳だ。

彼はもう苦しんでいないという安堵の気持ちはあるが、
それらをすべて踏まえて、私の心はずたずたである。
彼が私の横にいる世界のほうがずっとよかった。
ウディは人生を共に歩く最良の仲間であった。
明るく輝く魂であった。
私達を見つけてくれて、選んでくれて、ありがとうウディ。
私達はお前を永久に愛し続け、
永遠に一緒にいる。絶対に絶対に忘れない。

お前への愛は言葉で言い表せない。
月へ行って戻ってくることをいとわぬほどの愛である。
終わりのないすべてを越えた愛である。
天国で先に逝ったマックスと天使たちと走っているいだろう。
私がそこにいく、その時にまた会おう。

トム・ハーディ



http://tomhardydotorg.tumblr.com/post/161532868851/i-first-saw-woodstock-running-across-a-turnpike-we