特別に優しい人たち

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老犬ジュレップに予期せぬことが起こったのは18歳の時でした。
飼い主が亡くなったのです。
老犬をひきとってくれる家族や友人は誰もいず、
とうとうシェルター送りという悲しい身の上になりました。

シェルターのスタッフはジュレップに独居小屋を与え、
玩具と毛布で一杯にし、撫でたり、さすったりしてあげましたが、
非常に不安そうでした。
老犬にとっては厳しい環境ですし、
飼い主が見つかるのはかなり難しい状況でした。

スタッフは語ります。

「老犬を探しに来る人はめったにいません。
ましてや18歳という年齢では。。」

3週間が経ちましたが、それでもスタッフは諦めず、
週のハイライト犬として毎週宣伝をしました。

そしてついに現れたのです。
最近11歳のピットブルをなくしたウェインが。。

フェイスブックでジュレップを見たウェインはすぐシェルターに飛んでいき、
出会った瞬間からウェインの確信は揺るぎなきものになったのです。
彼はこれだと思った犬は瞬間でわかるそうです。

輝く晩年の日々をシェルターではなく、家で過ごすべきだと
そんなに長くは一緒に過ごせないだろうが、
もう一日たりともシェルターで寝かせやしないと、
新しいお父さんはジュレップを連れてシェルターを後にしたのです。

スタッフは最後にこう結びました。

「シニア犬やシニア猫の利点はたくさんあります。
物を噛んだりしませんし、物事が判っており、
しつけもされています。散歩もそんなに必要ないでしょう。

しかし、その利点を越えて、
私は老犬や老猫を引き取る人たちというのは、
特別に優しい人たちなのだと思います。
ジュレップをひきとったウェインもその一人です。

ウェインはジュレップをひきとる事ができた自分を
幸運だと思っていると思います。
それがウェインという人を物語っているのです。
そういう人たちが特別に優しい人たちなのです」


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Mail Online
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4342612/Man-adopts-18-year-old-dog-owner-died.html





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レスキュー犬だらけ

2017年5月14日ロンドンでは非常に珍しい快晴の下
レスキュー犬保護団体の資金集めのお祭りが開催されました。
場所はハムステッド公園

実にたくさんのお客さん犬たちも訪問しましたが、ほぼ全犬レスキュー犬だったようです。
しかし出店の数が客数に比べてちょっと少なかったかな。

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メインの開催団体はALL DOG MATTERS

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おじさんのお腹。。。。

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カラフル・グッズ販売

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定番の手作りケーキ

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このボールの海は大型犬には大人気

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小型犬は埋まってしまうので恐怖の海となっていました(含我が家のアーチー)

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毛皮反対のチャリティ団体も

檻の中に置いてあるぬいぐるみのサイン

「毛皮を買ったり着たりする前にもう一度考えてください。
毛皮のマフラーやボンボンは本当に動物が味わう苦しみの価値があるか」

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いつか必ずやって来る日

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Highgate Wood



150年前 奴隷廃止を訴えた者は笑われ
100年前 女性の選挙権を提唱した者はバカにされた
50年前 黒人の平等を主張した者は気が触れたと言われ
25年前、ゲイの権利を支持する者は変態だと言われた
動物の扱いに抗議する私たちは今笑われている
けれども、いつか誰も笑わない日がくる


強さと優しさ


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グリフィン (知人のレスキュー犬)

「そりを引いたり、爆弾を捜索するほど強く、しかし赤ん坊を愛し、
目の不自由な人達を助ける優しさをもつ。

しかもソファの上で人間の膝の上に頭をのせ、
一日中支えのまなざしで傷ついた心を癒してくれる。

そういう存在が必要だな」と神は犬を創られた



何万人の人々が倍々になっていく時にd


変化を起こすために、派手なヒーローのようなアクションをとる必要はありません。
どんな小さい行動でも、何万人もの人々が倍々になっていく時に、
世の中を変えることができるのです。


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
私に何の関係があるというのだ

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大の男が号泣するとき
When a big man cries キンドル版
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