単に負のサイクルに加担しているだけである

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Don't shop, adopt it!

メイヒュー・アニマル・ホームのニュース・レターより

生体販売は必要ないと考える人が増えてきているが、
まだまだペットショップから買う人は多い。
消費者に対しては法律も規制もない。
購入された動物の多くはレスキューセンター行きとなるのである。

ペットショップは次から次へとオープンし、
汚い、狭いといった劣悪環境で売っているところも多い。
つまるところ、彼らは商売をしているのであり、
動物の福祉など二の次であることが多い。
最低限の知識、たとえば、動物には栄養が必要であるということすら
わかっていない人がいる。

ペット産業がこれからも減らないとしたら、
メイヒューはできる限りペットショップにでかけ、
動物福祉のスタンダードを教育していかなければならない。
ペットショップのオーナーと直接話をし、情報とアドバイスを与える。
動物を売るという責任を自覚し、購入者へもその責任を伝えてくれるよう要請する。

メイヒューの立場は決ペットショップやオンライン、
広告などから絶対動物を買わないということである。

ペットショップにいる動物たちはストレスを感じてかわいそうに見えるから、
買ってやることが動物を助けることだと感じたとしても、
あなたは単に負のサイクルに加担しているだけである。
そのお金でペットショップはもっと動物を仕入れることができる。
そして、あなたが買ったことで、
ペットショップでの動物の購入がまたひとつ認められることになる。
永遠の継続を促しているのはあなたである。

動物の福祉を考慮していないペットショップを見たら、区役所に通報すること。
そしてあなたは動物を買わずに、里親になることを考慮してほしい。

MAYHEW ANIMAL HOME

私がイギリスに来たころはまだ多くのペットショップで生体販売をしていました。
そのときはわかりませんでしたが、あれは残酷だったんだなあと思います。


金にならないと捨てるブリーダー

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At Edgeware Street


生後8週のスプリングスパニエルのアリスは耳が聞こえないため
アイルランドのブリーダーから捨てられてしまった。

ブルークロスに収容されたが耳の聞こえない犬の飼い主を探すのは難しい。
飼い主の命令や呼び声に反応しないからである。

しかしアリスはとうとう理想の家を見つけた。耳の不自由なマリーとマークだ。

「私たちは犬を探してました。アリスの事を聞いたときは信じられませんでした。
アリスはとても美しい。耳が聞こえないということでもっと好きになりました。
私たちにぴったりの家族です。
アリスに会いにセンターに行ったとき、あまりに愛らしくて涙がでました。
その場でこの子だと思いました。」とマリーは語る。

金にならないと捨てられたスパニエルは見つけられたとき汚れ、
病気になっていて、おびえていた。
ブルークロスのスタッフは普通の犬よりずっと多くトレーニングと愛情が必要なので、
新しい飼い主が見つかるかどうか心配していたが、
一ヶ月もたたないうちに耳の聞こえないカップルが飼い主になりたいと名乗りでてくれた。
現在、3人の息子たちと一緒に仔犬にサインランゲージを教えているそうだ。

「不完全だと思い、捨てたブリーダーに腹立たしさを感じます。
耳の聞こえない仔犬を扱うのはそんなに難しいことではありません。
もういくつかの命令を覚えました。彼女は私たちにとって特別な犬です」

MAIL ON LINE 22/03/11

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写真メールオンラインより転載

生体を売るということ

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At Carnaby Street


イギリスのペットショップで犬猫の生体を売っているところはほぼ見ません。
1951年に制定されたペットショップ条例というのがあります。
20ページに渡ってびっしりきっちり細かく規制がしかれて、
遵守するのは大変そうです。

それぞれの地方自治体が条例管理と定期監査を行い、違反した場合は、ライセンス剥奪です。
しかもRSPCAを筆頭に動物愛護団体は生体販売に反対の立場ですので
常に目を光らせています。

さらに
「生体を売っているペットショップ??」というのはイギリス人にとっては
モラル的に許せないらしく足が遠のくことになります。

少々長くなりますが、日本のペットショップにて可愛い動物を目の前にした抗いがたい状況を
言いえて妙の日本の友人からのメールをご紹介します。

そういえば我が家から歩いて3分くらいの所にでっかいペットショップが出来ました。
この近辺では有名なチェーン店です。
オープン記念で犬猫が20%offなのですが、ま~「家族が決まりました!」の札が多い事。
みんなあり得ないほど小さなプルプル震えている子犬や子猫たちです。
そんな小さな子たちを売ることの是非はここはいったん置いておくとすれば、
ラブリーな子犬&子猫をみて心動かされない人がいるでしょうか!
当たり前なのですが、ほんっっっっとうに可愛いのです。
理性のきかない子どもたちはそりゃ欲しがるに決まってますよね。
大人は世話や散歩や病院やえさ代、旅行に行かれない…色々考えてダメっ!!と言いますが。

いや、この問題はラブリーな子犬、子猫を見る事で、ついハートに矢を打ち込まれて、
つい気軽に買ってしまう人間、それを見越してチビチビを売るペットショップという問題なのかしら。
も~実際に見てしまうと、私だってメロメロなのです。
ペットショップの店員さんがグレーのペルシャ猫ちゃんを抱っこしてお店を歩いてたんです。
うわぁぁぁ~・・・・とペルシャの大好きな娘が立ち止まると「抱っこしてみる?」

うわぁぁぁぁぁ~~~~やばい、やばすぎる
抱っこが大好きな猫ちゃんで、人間の赤ちゃんみたいにぺっとりと胸にはりついてきて・・・。
娘と私と二人ともハートを一瞬で射抜かれました。
しかし、息子のアレルギーもあるから、「うちは絶対飼わない!それに動物を飼うのはその子の一生を責任もつってことだから」
と娘にビシッと通達。
ああ、あの子に会いたい・・・とここ2日くらい思いをはせている私。
これほどまでに射抜かれた事はないなぁ。

でもダメです。
気軽に飼っちゃダメ。
結局息子が具合が悪くなる→じゃあこの仔はどうしよう・・・って話になったら可哀想だからです。
最初から最後まで責任もって可愛がってくれる人のところへ行ってるといいな。



プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
私に何の関係があるというのだ

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