世界は良くなった。スピラがいたから 3

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Q: 1975年当時の動物の権利に対する動向はどんなものでしたでしょう。
あなたのアプローチはどんなインパクトを与えましたか?

A: 当時は動物実験反対の活動が盛んでした。残虐行為の情報を集め、
翌月はもっと残酷なストーリーを探し、それで資金を募っていました。
何かを変えようという動きではありませんでしたね。
暴動を起こせば何かを生み出すことができると信じられていました。

私たちは人間の権利擁護を動物に応用する作戦を
展開することにしました。

Q: あなたの戦略の骨格を教えてください

人を動かすためには何をしなければならないか。
知らせること。それに対して選択肢があることを考えてもらうこと。

たとえば、50年も行われている残酷な動物実験のことを
みんなに知ってもらえば、
私たちは人間と動物にとって益になる代替え方法を
考える事ができるはずです。
変化は歓迎すべきものであると推奨する事も非常に大切です。

Q: あなたは反対者の事を悪く言ったり、見せたりしないという。
動物実験や屠殺所で動物を苦しめている当事者を
なぜ攻撃しないのですか

A: 私たちは悪を排除しようとしています。
それでわかってくれるはずです。
大切なことはだれかに何かに勝つことではなく、
効果的な変化をもたらすということです。

そしてその変化は企業と一緒にやっていくことがもっとも早く、
もっとも確実に実現するのです。


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世界は良くなった。スピラがいたから 2


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1998年6月の午後

ニューヨークのアパー・ウエストサイドにある
ヘンリー・スピラのアパートを訪ねた。
「倫理を行動に」という本がまさに出版されるときであった。
この本で実に多くの人が彼の活動に関心を持つことになる。

インタビューは基本的なものであったが、
どうしてヘンリーが動物の権利に関わるようになってきたか、
どうやって戦略を立ててきたか、
今後の運動はどのように展開するのかなど、
あなたがヘンリーの動物解放の思想にまだ出逢っていないのであれば、
このインタビュー記事を目にするあなたは非常にラッキーである。

エリック・マーカス Vegan.Com


Q; 動物の権利に関わってどのくらいになりますか

A: 25年くらいですね。
ピーター・シンガー氏のエッセイ「動物の解放の開放」を読んで以来です。

Q: どのような影響を受けましたか

A: それ以前は人間の権利擁護の運動をしていました。
搾取、支配、弱者を押しのけること、
そういったものに対して闘ってきました。
このヒエラルキーの底辺に動物が存在しているのです。
シンガー氏は人間の権利擁護の延長に
動物たちの自由への解放があると提示したのです。

Q;: それまでのあなたの動物に対する考えはどのようなものでしたか

A: むかし、知人に猫を押しつけられた、その時です、私が目覚めたのは。
猫をかわいがっているうちに、一方では猫を撫で、
もう一方では他の動物の首を切り、
皿の上に載せるという行為。不快な感じがしました。

しかしその時はアクションを取るには至りませんでしたが、
それからシンガー氏のエッセイに出会い、
矛盾について考え始めたのです。

続く



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世界は良くなった。スピラがいたから 1

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スピラと猫のニーナ

I want the world to be a better place because I was here 
ウイル・スミスの言葉ですが、
私はこれを聞くたびに動物のために闘った人たちのことを思います。

「義を見てせざるは勇無きなり」は
動物の権利擁護者のヘンリー・スピラ
(19 June 1927 – 12 September 1998)の信念です。
20世紀において最も影響を及ぼした動物擁護者の一人で、
間違ったことに対して腕をまくりあげ、
行動を起こし、劇的な変化をもたらした人です。

1976年、米のナチュラル・ヒストリー・ミュージアムでは
猫を使った残酷な猫実験が行われていました。
ひたすら隠し続けるミュージアムを相手にくらいつき、
実験を終焉せることに成功させたのはスピラです。

そしてニューヨーク・タイムズ紙の一面に出したキャンペーン・ポスター

「美を作るためにレブロンは
いったいどのくらいのウサギを失明させればいいいんだ」

ポスターの衝撃は現代でも仰天ものですが、
当時の社会にどれだけのインパクトを起こしたか

レブロンがすぐ研究所に資金をつぎ込み、
代替え実験を開発するよう行動を起こしたことをみれば
お分かりになると思います。
受けてエイボンなどの化粧品会社も次から次へと動き始めたのです。

行動の人、動物の世界を変えた人、スピラのインタビューや記事など
数回に分けてお伝えさせてください。





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天国の光景を見ているようだ

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一人の女性がサクラメントにある
アニマル・シェルターを訪れた。

メラニーという名のその女性は

「シェルターで一番年寄りで、貰い手がいない犬が欲しい」と
申し出たのである。

スタッフはシニア犬のジェイクを紹介した。
ガンを患い、皮膚の問題もあるジェイクは
シェルターに長い間いるが、
誰も引き取り手があらわれなかった。
時間がどんどん経っていくだけで、
ジェイクはおそらくシェルターで
生命を終わるだろうと思われていた。

メラニーはジェイクの状態にひるみはしなかった。

シェルターに良い犬を探しに来たのではなく、
愛を必要としている犬の命を救いにきたのである。

メラニーはジェイクに永遠の家を与えた。

シェルターはフェイスブックに投稿し、
7000シェアされ、6000あまりのコメントを受けた。
写真を見てお分かりのようにツーショットは
天国の光景を見ているようだ。



Woman goes viral

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ツィッターで見た記事です。当ブログの宝物の一つとなりました。





女王の衛兵の帽子に抗議した人


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動物たちは偉大なる友人を失った。
ロジャー・ムーア卿が亡くなったのである。

ジェームス・ボンドとして知らぬ人はいないであろうが、
長年に渡ってPetaをサポートしてきてくれた人でもある。

彼は数多くの素晴らしい功績を遺した。
その中でも、動物たちのために闘ってくれた事は
私達にとって掛け替えのない事であった。

セルフリッジ・デパートでのフォアグラの販売中止を訴え続け、
ついに実現させた。

女王の衛兵の熊の毛皮の帽子を化繊に代えるよう果敢に抗議した。

長期の懸念事項になっている
野生動物のサーカスの廃止を進めてくれるのなら、
メイ首相と一緒にシャンペンを開けると詰め寄った。

常にウィットを交え、品よくチャーミングに動物虐待反対を訴え続けた。
ロジャー卿と共に活動した事は
どれだけ私達に勇気と士気を貰った事か、言葉に尽くせない。
私達はこれからも彼が深く心を砕いていた
動物たちを助ける活動を私達は受け継いでいく決意である。

His Campaign must live on
Jennifer White
Media and partnerships coordinator, Peta UK 




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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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