社会との繋がりにおいての動物愛護

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At Dean Street

日本とイギリスの動物愛護精神の距離を測るものさしをいろいろ探しているのですが、
宗教もそのひとつかもしれないと先日キリスト教をご紹介しました。
そして今日はいよいよ仏教をご紹介しようと楽しみにしていたのですが、
訳しているうちに「それが何か?」という感じになってしまいました。
イギリスのサイトからなので、さわりだけというのもあるのでしょうが。
まあとりあえず「イギリスからみた仏教徒と動物の関係」という視点でご覧ください。

仏教徒は過去の過ちにより動物として生まれ変わると信じている。

ポジティブな部分

できるだけ傷つけないように
動物を含むすべての動物に愛と優しさを示すように
動物を殺す作業に関わることをなるべくしないように
悪いことをすると将来自分にかかってくる。なので動物虐待はやめるように
人間も動物も同じように敬うこと
動物と人間は両方とも仏陀の自然である。
魂は人間にも動物にも生まれ変わりのときに宿る
自分の立場を相手の立場に置き換えてみる

仏教は動物に優しい宗教ではあるが、驚くべきことに非常にネガティブな部分もある。


ネガティブな部分

過去生で悪いことをした人がカルマのために動物に生まれ変わる
動物に生まれ変わるということは重要なスピリチュアルの過ちを犯したことである。
動物は自己改善の意識がないため、カルマを改善することができない。
なのでカルマ自体が消滅するまで魂は何度も生まれかわらなければならない。
ゆえに仏教徒は動物が劣等であり、人間と比べて権利があまりないと考えた。

動物実験

仏教徒は動物を傷つけるのは道徳的に間違いとするが、
それでも動物実験は人間の健康のためになら価値があると思っている。
動物は動物実験を受けなければならないカルマがある。

仏教徒とベジタリアン

初期頃の仏教はもし動物が僧侶のために殺されるのなら
肉を食べてはいけないことになっていた。
それ以外であれば僧侶は出された物を食べることになっていた。
すべての仏教徒はベジタリアンではないし、全体的には禁止されていないようである。
しかし大乗仏教は今も昔も他の宗教にくらべてきびしいベジタリアンである。


Buddhism and animals

キリスト教に比べると仏教は動物フレンドリー宗教のようですが、
実際はどんな宗教であろうと、どの国の人であろうと、動物を可愛がる人は可愛がるし、
虐待する人は虐待するのです。

大切なことは、ひとりひとりがどう思うか。
そしてその思いを社会とどうやって繋げていくかを
探していくことなのではないかと思っています。

もしイギリスと日本の動物福祉に差があるとしたら
「社会に繋げていく」部分ではないかと薄々思い始めております。

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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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