正義をテーブルの上に置く法律

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信じられないくらい寒い日に外に出ると
すぐさま家の中に戻りたくなるであろう。
暖かい服、快適な温度、温かい飲み物などが
頭の中を踊りまわっているはずだ。
そしてドアの前に立ったときの安堵感といったら。

ペットも外に出たら同じである。
外でトイレを済ませて戻ってくるときの様子を見てもわかるだろう。
人間と同じだ。動物は毛があるから大丈夫だと思わないでほしい。
あの子たちも同じように寒い。家の中で育ったペットは特にそうだ。
人間にとっても危険な寒さであれば、ペットも同じ。
残念なことにこれがわからずに
自分のペットの生命を危険にさらす輩が多すぎる。

この注意喚起を長期にわたり行い、
ついにペットに無責任な態度をとる人間たちを
法的に阻止することにしたのがペンシルベニア州である。
リブレの法律、劣悪環境の中で
生きていかなければならなかった仔犬、
リブレから名づけられたリブレ法は
動物を虐待する者への厳しいものである。
33度以上、0度以下の気温の外で
30分以上つなぐことは違法である。

これだけで虐待を防げるわけではないが、
動物の苦しさにどれだけ重きを置かなければならないかを
正義のテーブルに置いたわけである。 

ペンシルベニアの獣医協会も
動物の勝利の法律であると喜ぶ。

「どんな法律も魔法のように
動物虐待者を完全に退治することはできないが、
これは第一歩である。
不快な気温のもとにペットを
30分以上も外に出しておく理由はゼロである。
そんなこともわからない混乱した人間たちを
はっきり目覚めさせる法律である。
だれもこの法律で起訴されることがないことを希望しているが、
動物たちの安全のために、
目を光らせてくれている管轄所がいるという事を
知っておくことは良いことだ」

pennsylvania



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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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