用意周到な戦略 - 批判ではなく話しを

2016/ 11/ 29
                 
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畜産業の動物たちの悲惨さは筆舌に尽くしがたい。
一旦知ってしまうとすべての人々にビーガンになってもらいたい
と思うのは無理からぬことである。
しかしその残虐さと恐怖を強制的に皆に見せたり、
ぶつけたりするのは、効果的な方法ではない。

「植物も痛みを感じる」とか「動物だって他の動物を食べるじゃないか」
とかいう人に対して、もちろん反撃の方法はいくつでもある。
しかし、そこで君たちはなんて馬鹿なんだというような返答をすると、
皆逃げ出してしまうだろう。

以下のようなアプローチはいかがだろう

「それは僕も何度も考えたよ。でもこういうふうに考えたらどうだろうか」とか
「僕も同じ質問を自分にしてきたよ。でもこんなふうには思えないかい」

これだと話がぶち切れず、無理なく流れていく。
何よりあなたがきちんと話し合いのできる人間に見える。
これはどんな方法よりもはるかに効果的なのである。


ハナっからつっかって来る人がいる。
けれど、経験からいうと、この中の多くの人たちは歩み寄れる人たちなのだ。

低いレベルで闘うのはやめよう。反対者の考えも聞き、彼らの顔も立ててあげる。
もしあまりにも攻撃的な人であれば、一度PETAのビデオをお薦めしてみればいい。

以上のようなマナーで望めば、人間が本来持っている良質の気性が出てくる。
すると「そういえば、僕の妹はベジタリアンなんだ」といったような発言が
ひょいと出てきたりしてびっくりするだろう。

最初あんなにひどい事を言っていた人が
実はこんなに良い人だったのかと変わる場合も多い。

しかし、もしあなたが攻撃的に、上から目線で物を言うと、
あなたの近くには誰も寄ってこない。
そしてそれは動物にとって利益であろうか。



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