深刻な問題ほどユーモアを

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At Frith Street

本日のロンドン・テレグラフのニュースです。ラジオでも放送されていました。

キャメロン首相は官邸である10ダウニング・ストリートの舗道に
ねずみが走り回っているとの報告をうけて猫を雇うことにしたと発表した。
現在のところまだバタシー・ホームに連絡はしていないとのことだ。

これを受け、年間300匹の猫を収容するバタシーの所長のウォーカー氏はHPにて次のようにアピール

ダウニング・ストリートのネズミをとる準備は万端です。

バタシーホームは増加するネズミ問題の対処を担当する猫たちを紹介するため、
新しくできた猫舎を見学しつつご訪問くだされば
決心もつくでしょうとデビッド・キャメロン首相に正式な招待状を送った。

「ここには首相官邸にぴったりの猫が何匹かいます。
キャメロン家にふさわしいファミリー・ペットになるどころか
フレンドリーでないねずみは寄せ付けません。

ダウニング・ストリートには5年前に死んだ有名なハンフリーがおりまして、
彼の後継者になるのはとても難しいのですが、優秀なハンフリーの志を継ぎ、
首相が誇りに思う連立政権キャットをお送りできることに自信を持っております。

飼い主が病気のためバタシーにきた3歳のクロケットは私たちのひげ居住者の一匹ですが、
10番地にぴったりです。まだ外で暮らしたことはないのですが、
スタッフはねずみ捕りの第一人者だと推薦しています。
クロケットは政治分野で働きたいと思っています。
遊びが大好きで愛情深い猫です。体が大きいのでねずみの一匹や二匹と十分に格闘できます。
彼のほかにもたくさん候補猫がいますので
キャメロンご夫妻にぴったりのお仲間を見つけることができます。」

バタシーホームページより

首相官邸に住んでいた有名な猫ハンフリー(1988 - March 2006)は
1989年10月から1997年11月13日まで
英連合王国の首相の公的な居住者として、10ダウニング・ストリートの首相官邸の
ネズミ捕り主任として雇用された。到着時は1歳の野良猫であったが、
マーガレット・サッチャー、ジョン・メジャー、
そしてトニー・ブレア政権のとき数ヶ月職務を果たした。
イギリス国民に愛され、各ミディアは常に彼が10番地の実際の雇用者である取り扱いをした。

ウイキぺディアより抜粋

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おまわりさんと(ウイキぺディアにも載っている!)ハンフリー
首相官邸の前で Google Imageより転載

バタシーホームのコメントは明るいです。
BBCに殺戮の実態を報道されてしまいましたが、落ち込んでいる暇はありませんよね。

真実を報道せずにはいられない体質

保護活動に関わるのは時として暗く落ち込むこともあります。
そんなときこそユーモアをもって先に進みたいです。
そしてどんな機会も逃さず、宣伝する。

これです!

もしかして首相官邸で職が見つかるかもしれないクロケット 
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バタシーHPより転載


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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