真実を報道せずにはいられない体質

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At Abbey Road Studio, St John's Wood

そして有名な横断歩道 ↓
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Mail Online 2 Aug 10

明らかにされた殺戮処分 By Tom Heap

これまで目の前で命がすべりおちていくのを目撃したことはなかった。
針の先が死に届くまでほんの20秒である。
痙攣がしばらく続き、その後犬は動かなくなる。目を開けて。片耳を立てたまま。

その数分前、犬舎のスタッフは犬の前にひざまずき、きつくきつく抱きしめた。
犬は彼の顔をなめた。獣医が致死量の薬の入った注射器を持ってそばに近づくまで。
このプロセスを10分の間に3回以上見た。
犬たちが犯した死に値する罪はただ一つ。「飽きられた」ということだけである。

どんな犬に対しても門を閉ざすことのない
レスキューセンターとして世界で最も有名な創立150周年を祝うバタシー・ドッグス・アンド・キャッツ・ホーム。
しかしその魂を腐食するような痛ましい事実がBBCテレビ番組パノラマで明らかにされた。

動揺するような数の犬が殺戮されていたのである。
去年は2815頭殺戮された。すべてスタフォードブルテリア種である。
健康な犬たちであった。しかしその行動を査定され、里親に出すのには適さないと判断されたからだ。

オペレーション・ディレクターのクラドック氏はショッキングな数字であると認める。
バタシーは年間8000から9000頭の犬をひきとり、その半分はスタフォードシャー・ブルテリアである。
気性は荒いが、正しいトレーニングですばらしいファミリーペットになりえる犬である。
それを飼い主が怠るのである。

「私たちは無責任に繁殖させられ、虐待され、いじめられ、捨てられた犬をひきとっているのです」

新しく入ってきた犬は獣医の診察を受け、動物行動専門家の査定を受ける。
リホームを考慮するとき飼い主にそして先住犬に危害を加える危険性があるかどうかが
査定のポイントである。
答えがイエスならそれは死刑執行を意味する。
スタフォードの悲劇は危険な犬として登録されているピットブルその姿形が似ていることにある。
ハードに見えるその姿は通りを闊歩するステータスにとてもいいアクセサリーである。
スタフォード・ブルテリアは犬の命より携帯電話の契約のほうが大切だと思う頭をもった人間達の犠牲者である。


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写真メールオンラインより転載

ロンドンのレスキューセンターの保護犬はほとんどがこのスタフォードブルテリア犬種です。
通りを闊歩するのにかっこいいという理由で大流行になり、飽きてポイ捨てです。
これも心臓が砕けそうな現象ですが、救いになるのはイギリスのマスコミが
「真実を報道しようとすることです。

健康な犬なら100%救命するとうたっているバタシーの知られたくなかった裏の部分を
BBCが明らかにしました。そしてこの取材に応じたバタシーも真実を公表しました。

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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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少々お待ちください。
contact: alicetigger24★hotmail.com

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