本当に物事を動かすのは、政治家ではなく一般市民である

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2015年5月イギリスの総選挙が行われ、保守党が再度政権を執ることになりました。
それを受けて動物保護団体アニマル・エイドの代表者の弁

2015保守党キャメロン再選

歴史をひもどき、できるだけ客観的に分析しますと、
保守党が政権を握るということは動物たちにとって不幸なでき事と言えましょう。
具体的に申せば、保守党はハンティング、アナグマ大量虐殺、
シューティングの推奨者であります。
またサーカス動物を終結する条例に失敗し、
動物実験の数を減らすという約束を反故にするどころか数を上げているのです。

動物の福祉を勝ち取るために、新しい政府と関わっていくのはもちろんですが、
本当に物事を動かすのは、政治家ではなく一般市民であるということを
今一度皆様に思い起こしていただきたいと思います。

過去、実に多くの人々が熱意をもって改善を要求してくれたおかげで、
数々の動物保護が実現してきました。
市民の要求がなぜ変化をもたらすかというと、
ビジネスや企業は結局、市民の購買力に反逆する事はできないからです。

以下は市民キャンペーンで成功した最近の例です。
いずれも市民のサポートなしでは成し遂げられなかった事です。

●アフリカの原産地から捕獲され、一生をケージの中で過ごすことを強いられる
英国最大エキゾチック・バード・フェアの終焉

●ケンブリッジ大学の猿の巨大リサーチセンターの計画を阻止中

●イギリス大手のDIY ストアの爬虫類販売阻止

●大手デパート、ジョン・ルイスのシューティング・クラブと
そのために孵化させていた鳥農場も廃止

●鞭を罰として使っている団体を調査し公にし、厳しい規制の強化を要求

●屠殺場に隠しカメラを取り付ける運動も強化。
これを受けて大手スーパーも取引する屠殺場にカメラを設置するよう要求。
今後は全国にカメラ設置の義務付け、
しっかりした監視体制を図るべくキャンペーンを展開します。

選挙結果は動物たちにとって喜ばしいものではありませんでしたが、
今後も文化、商業、法律での動物の位置を強化し、
動物の苦しみを軽減する闘いをやめることはありません。
それはこの国にとってもより良い変化なのです。

A statement by Animal Aid Director Andrew Tyler

The fight for animals continues


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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