きっと問題をバッグ一杯抱えてやってくる

2015/ 04/ 10
                 
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最良と最悪が交錯しまくったここ数年であった。

まず今まで出会った中で最良の男性と結婚したのがスタートで、
夫と私と犬とでウィンスコンシンからメリーランドへ引っ越し。
大学卒業後、14年間の時を経て、また学生に戻ったが、
学生仲間は私の子供といっていいくらいの年だった。
自分にも回りにも子供がいなかったせいか、
自分が年をとっていることに気がつかなかった。
目の前に実際に成長しているものを見る機会がついぞなかったからであろう。

それからである. 幸せな人生の波から、
ミッドライフ・クライシスの浜辺に打ち寄せられてしまったのは。
ガン宣告を受けたのだ。学校もやめ、治療して回復したと思ったら
犬もガンに冒され、死んでしまった。

ロッキは息子のようだった。グレートデンとラブラドールのミックスの人間サイズだ。
スマートで何にでも興味を持ち、表現力豊かで、
友人たちにはコミカルなロッキとして伝説の犬だった。

ロッキを失った喪失感といったらなかった。
悲しみは犬自身が消えてしまったことだけではなく、
一緒に存在していた私も、あの頃に愛したものも
すべてロッキと一緒に逝ってしまったことである。

若いのが当たり前だった日々、努力するだけで障害物はクリアできると信じていた心、
それらも一緒に失くしてしまったのだ。
人生には勝てない闘いも多々あるのだという事もわかってきた。

ロッキは捨てられお腹をすかせて通りをふらついていた。
引き取ったときはほんのちょっとした物音や大きな声に震え上がり、
世界を死ぬほど怖がっていた。

ロッキが自信を取り戻すよう、私たちは共同作業をした。
目の前で花開く犬の変化の証人となることができた私は幸せである。
そして離婚、再婚、引越し、復学、病気と私の人生の青写真を彼と一緒に焼き付けてきた。

新しい犬とのストーリーはどういうものになるだろうか。
どんな冒険をつかみとっていくのか。
どんなクレージーな楽しみを分かち合うのだろう。
レスキュー・センターから貰う新しい犬は
きっと問題をバッグ一杯抱えてやってくるはずだ。

そしてそのバッグの中に入っている新しい青写真をも私に渡してくれるはずだ。
新しい犬と一緒に、また新しい自分を発見し、一緒に成長し、青写真に焼き付けていく。
近々レスキュー・センターへ行くつもりである。

そこで私の犬をきっと見つける。

by Michele Kraft

DOG GONE


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