サムが行動で遺したもの、サムが言葉で伝えたこと

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動物たちは真実の同盟者であり、シャープで真摯な代弁者を失った。

ETAの名誉会長、エンターテインメントの巨匠、親友であり、動物擁護者のチャンピオン、
エミー賞を何度も獲得したシンプソンの産みの親であるサム・サイモン氏が3月8日亡くなった。

ガンの宣告を受けた後、彼は死ぬ前になすべきことのリストをPETAの会長と一緒に作成し,
そのリストを手に最後の日までサムは動物たちのために闘ったのである。

サーカスの熊を解放。インドで虐待されていた象を救出。道端の動物園を購入し、
チンパンジーたちを救出し、サンクチュアリーに送り届けた。
何百匹のチンチラ、ラクダそしてゲイの牛にさえ引き取り手を見つけ、
動物たちは今までに考えられない幸せを手にしたのだ。

「私はただ動物たちが生まれて初めて草の上を歩く日を見たいだけだ。
動物園やサーカスに捕獲されている動物たちが、
どんなにひどい虐待を受けているか知ったらみんな驚愕するよ」

亡くなる直前、彼が直接運動していたリングリング・ブラザーズ・サーカスから
2018年までに象の使用を廃止するというニュースを受け取った。
サムはシー・ワールドが閉鎖されるのを見たいと言っていたが、
少なくともサーカスから象がいなくなることを見届けることができた。

19歳の時にベジタリアンになり、
PETA と一緒に活動し始めた15年前からビーガンとなる。
PETAのノーフォーク・センターはサム・サイモン・センターと改名され、
ホームレスの人たちにビーガン料理を供給し、
耳の不自由な人や戦争功労者の肉体的精神的なトラウマを軽減すべく
レスキュー・センタから救出した動物たちを訓練する。

野良犬の根本原因を批判したサムは、
ロスの貧困地域の人たちへ不妊去手術費用を負担し、
ノーフォークで車巡回の不妊去勢手術を推進、
彼の居住地であるロスで開かれる資金集めパーティーに
惜しみない支援の手をさしのべてきた。
毎週出演するジオ番組にも動物問題に関して常にコメントをしてきた。

病が進行して、身体がきつくなっても、
PETAとパメラ・アンダーソンとともにカナダの残酷なアザラシ猟終結のために
ニューファンドランド島に飛んだ。
そこで、猟をやめたらボーナスとして100万ドルの小切手を渡すと猟師と交渉した。

彼が救った多くの動物たちの命に加え、
自分が去った後も彼の精神が受け継がれていくべく、
巨額な遺産を残した。
スマートで、ユーモアの溢れた情熱的な活動家のおかげで
今後どれだけ多くの動物たちが救われることであろう。

サムはよく言っていた。

「いつかPETAのスローガンが正しいとわかる日がくるよ。
動物は食べるものでも、着るものでも、娯楽に使うものでもないと」

PETAの会長イングリッドのコメント

「サムが行動で遺したもの、サムが言葉で残したこと。
彼の優しさは世界中の人の心に届くと確信しています。
サムのことを耳にした人は彼に敬意を表して、
何かひとつでも動物に優しいことを行動にして欲しい。
たとえば、あなたの犬を一時間長く散歩をさせることだっていいのです。
動物を犠牲にしていない食物を一日に一度だけ、
週に一度だけ食べるようにすることだっていいのです」



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私のヒーローでした。ツィッターで最後の日まで追いかけていました。
いつも楽しいツィートで、たくさん元気を頂きました。


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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