天才はいるもんだ

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シェルターの犬を公共の目にふれさせる天才的なアイデアをここに見る。
家具屋に犬の写真を飾るのだ。

シンガポールの動物シェルターSave our Street Dogs とAnimal Love Leagueは 
広告会社DDBシンガポールとIKEAとのコラボレーションで、
レスキュー・センターの犬たちの等身大の切り抜き写真を
ショー・ルームの家具の上に展示した。
IKEA ストアで椅子を買おうと思ってきた客のその視線の先に
耳をぴんとたてた犬の写真が展示されていて、
客の思い描くリビングがこの犬ともに完成するようになっている。
犬の首には犬の情報が書かれたケンネル・カードが下がっている。

これは必死に貰い手を探しているレスキュー・センターの動物たちにとって
なんと素晴らしいアイデアかと思う。

合衆国では年間600万から800万匹の犬猫が収容され、
半数が殺戮されている。そのほとんどは、
もし将来の飼い主候補たちの目に触れるチャンスを与えられることができるのなら、
愛らしい、忠実な動物たちになる可能性を持っている動物たちなのだ。
シェルターにもっと気軽に来てもらえるよううに、
できるだけ居心地のよい空間をつくろうとみんな必死なのだが、
犬の鳴き声が響き渡る、悲しそうな目をした犬たちで埋め尽くされているシェルターには
やはり気軽にはいけない。

このプロジェクトで犬や猫たちは公共の目に気軽に触れてもらう機会を得たわけである。
またオンライン上に動物の写真をアップし、獣医のチェックを受けたレスキュー動物たちが、
良心的なペット・ショップの華やかな店先に置いてもらうという試みも始まっている。

IKEAストアで本物の動物を見てみたい。しかし法律的に難しいであろうし、
何より、興奮した犬たちがIKEAの家具を木と間違って齧りまくるかもしれない。
それにしても写真を見せるというアイデアは本物を見せる次くらいに素敵なアイデアだ。
天才はいるもんだ。アメリカでもぜひ始めて欲しい。

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LOS ANGELES TIMES


↑上記が人間の知恵。その対極が下記↓

食害が深刻なニホンジカを硝酸塩の入った餌で駆除する方法を静岡県職員らが考案した。
一度胃にのみ込んだ食べ物を口に戻して徐々に消化する
「反芻(はんすう)動物」の特徴を利用したものだ。
「残酷だ」といった声も出ている。
考案したのは、県農林技術研究所森林・林業研究センターの大場孝裕上席研究員ら。
硝酸塩が反芻動物の胃に入ると、細菌で亜硝酸塩に変わる。
すると、赤血球が酸素を運ぶ能力を奪われ酸欠に陥り死に至る。
「残酷だ」といった声も出ている。

YAHOO NEWS


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ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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