どんな事があってもポジティブでいましょうとクラリッサは言う DAY 4 FINAL DAY

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Day 4

最終日、ロンドンにあるドッグ・トラスト本部へ
地下鉄エンジェル駅から徒歩数分。ビルまるごとが本部でした。

2013-12-04.jpg Photo from Dogs Trust


本日の講義:

世界の動物の頭数コントロール・マネージメントについて
マスコミの活用
インターネットの力(ドッグ・トラストのSNS)
効果的な資金集め(ドッグ・トラストの資金活動のケース・スタディ)

そして今回のコース締めくくりは
ドッグ・トラスト会長のクラリッサ・ボールドウィンさんとミーティング。

参加者は自国の動物シェルター活動状況を説明し、
今回のコースで何を国に持って帰ることができるかをクラリッサさんに報告しました。

article-1324391-0BCBF4EF000005DC-403_468x643.jpg photo from Dogs Trust

動物の福祉の向上に貢献したとして2003年に大英帝国勲章を受け、
今年10月に引退するクラリッサさんはとてもエレガント。

クラリッサさんは破産状態だった40年前のトラストにPR部長となりました。
瀕死のトラストにまず彼女が行ったことは、
以前の長い覚えにくいThe National Canine Defence League (NCDL)を
ドッグ・トラストに変えた事です。

その時から組織は皆にどんどん認知されるようになりました。
(今回も参加者のシェルターの名前を聞きながら
短くてインパクトのある名前に変更したほうが良いですよ」とアドバイスしていました)

そして次から次へとアイデアを打ち出し、
有名なスローガン”A Dog is for Life, not just for Christmas”は
トラストのトレー・ドマークなり、現在はイギリスで最大の犬のチャリティとして
モデル・シェルターとなっています。

クラリッサ会長はミーティングの冒頭に次のように言いました。

「たった今リホームした犬が家族を噛んだという報告を受けました。
調査し対応しています。いろいろ大変なことは起こりますが、
いつもどんな事があってもポジティブでいましょう」

IMG_0922 (Mobile)

4日間の濃縮コースを簡単にまとめましたが、
資料はすべてドッグトラストのサイトからダウン・ロードできます。

そして最後に、私のトラストに対しての個人的な思いを。

1957年、各国の宇宙戦争が盛んになり始めたころ、
ロシアのロケットにたった一匹で乗せられた犬のライカは、
熱さとストレスと恐怖の中で宇宙のくずとなりました。
私はライカを思うたびに(そしてたびたび今も思うのですが)胸がしめつけられます。

しかし地球の反対側で私と同じように心を痛めたドッグ・トラスト(以前のNCDL時代)は
ロシアのスペース実験に犬を使うのを反対するキャンペーンを行い、
ライカのために一分の黙とうをささげるようにしたという話を聞いて、
心を痛めているだけではだめなんだと思いました。
自分にできることなどたかがしれているとあきらめない。
誰も何もしなければ、何ひとつ変わることはないと確信しました。


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページはただいまサーバーの不具合で閉鎖中
少々お待ちください。
contact: alicetigger24★hotmail.com

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