理由と言い訳の違いを理解せよ

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カナダのアザラシ漁を肯定する手紙に対するショーン・マコーミックの返信

(魚の生態系を破壊するアザラシの赤ちゃんを撲殺するのは
環境保護の面では賞賛すべきことである。
また棍棒撲殺は一瞬にして意識を失わせるので
安楽死であるという趣旨のミッシェルからの手紙に応えて)

ミッシェル

今朝朝食をとっている際にあなたからの手紙を受け取りました。
それにはカナダのツンドラ地方のアザラシ漁の必要性と撲殺の優しさを
わかって欲しいという内容が書かれてありました。

返事をさせてください。

まず最初に私の頭に浮かんだ大きな懸念はアザラシは何千年もの間、
自分たちの頭数を自分たちで淘汰してきたのに、
今は人間がその域に足を踏み出して管理しようとしているということです。

もしアザラシの人口が生態系を破壊するほど増えているのなら、
棍棒を持って撲殺に行く人間たちが、なぜ生態系を守る職業として
きちんと雇われていないのでしょうか。
アザラシが食べる魚の個体数を調べ、
実際にどの種が生態系を破壊しているか特定すること。
すべてはそこから始まるのではありませんか。

ミッシェル

生物の人口があんなに残酷な淘汰の仕方を必要とするほど乱れているのなら、
人類の経済を支えるために、人間の大人も子供も同じような
(あなたが撲殺を安楽死と呼ぶ)やり方で間引きされてもよしとしましょう。
人間の人口は65億を超えています。
地球はもうこの人口を支えきれなくなっています。
静かに魚をシェアしているアザラシたちを殺しても、事態の解決にはなりません

アザラシを撲殺するといった不必要な殺戮が
自然保護の理由としてまかり通ることが問題なのです。
実際どのくらいアザラシを殺せば生態系が保たれるのか
仮説と方程式で説明してくれる科学者がいない代わりに、
怠惰なやり方で迫りくる危険に足がないため逃げられない動物に
一撃をくらわせる人間たちがいるのみです。

カナダのアザラシ漁師とそれに関連してビジネスをする人間たちは
単に金儲けのためにやっているにすぎません。
金銭欲に操られた不必要な行動を擁護する言い訳を探しているのです。
彼らは今やマスコミから自分たちの書類関係を隠匿していますよ。

世界中の多くのリーダーたちは占領軍を送ったり殺人や
大量虐殺をすることに関してさえも立派な理由をつけようとしています。
アザラシの殺戮を見た人々の中には、
殺戮は環境保全のために非常に良い行動であると
わざわざサポートの手紙を出すあなたのような人たちもいます。

金のために動物を撲殺する人々をサポートするのはあなたの勝手です。
しかしそれを環境保護のためだと私たちの目をくらませようとするのは
非常に不埒な行為です。理由と言い訳の違いを理解してください。
アザラシを殺して私たちが得るものは何もありません。
必要なのは救いです。私たちはこの地球を過剰搾取し、
自分たちが生き延びるために必要な資源さえも枯渇させているという
非常に危険な状態にあります。

私たちにさし迫る滅亡を予防するために
慈悲深い方法で子供たちを殺戮してくれる人間が
誰も出てきてくれていないことを非常に懸念しています。


Sean McCormack
Founder
www.animalstaiwan.org



私信です
おふみさん、ロージーの件でコメントを差し上げようとしたのですが、
3回失敗しました。おふみさんのメルアドも存じ上げませんので
こちらをご覧になってくださることがありましたら、
お時間のあるときに拙ブログ 5月12日 So You're Little Bobbie を覗いてみてください。
私からのメッセージです。お元気を出されてください。
天国で数珠つなぎで待ってくれているはずです。



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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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