デアドリの瞳が語ること

2014/ 03/ 09
                 
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Deirdre’s story

ロンドンの通りで苦しんでいたデアドリが
メイヒュー・ホームに到着したのは4月の終わりでした。
13歳くらいと推定され、すぐ医療措置がとられましたが、
マイクロチップも首輪もない年老いた雌犬は
誰からも面倒を見てもらっていないのは明らかでした。

栄養失調で、衰弱のあまり背中も足も力がはいらず、
立つことさえも嫌がるのです。
精神的にも混乱をきたし、鎮痛薬も、美味しいエサも、暖かいベッドも、
優しく撫でる手も、デアドリを立ち上がらせることはできませんでした。

デアドリの身体をチェックし、検査をし、
この子にセカンド・チャンスを与えることができるかどうか査定しましたが、
残念なことに、体の衰弱に加えて、デアドリはガンにかかっているようでした。
どんどん気力をなくし、
何よりも彼女がもう生きていたいという希望をもっていないので、
これ以上治療を続けていくのは残酷だと判断しました。
精神的なダメージとこれからの肉体的な症状増悪を考えた場合、
彼女のみじめで苦しみばかりであっただろう人生を包み込む
静かで尊厳のある終焉の方法を与えることにしました。

非常に耐え難いケースでした。
メイヒュー・ホームのサポーターたちに告げることはもっと辛いことです。
しかしこれは現実であり、日々増加のみちを辿っています。

しかし自分では苦しみをどうしようもできない動物たちのために、
せめて最後の瞬間、そばに寄り添い、痛みを解放し
安らかに生を終えるよう手助けをし続けていかなければならないと思っています。

Mayhew Animal Home Facebook より


deirdre2 (1)

この写真を見たときに、デアドリとしっかり目が合ってしまいました。話しかけてきます。
私はあきらめることなく、停滞することなく、がんばるよと言いました。




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