ソチの犬たちその後

2014/ 02/ 13
                 
「人生最初に飼った犬は生まれ育った小さい町のストリート・ドッグでした。
私たちはすぐ親友になり5年ほど一緒に暮らしました」とBBCに語るのはロシアの大富豪デリパスカ氏。

オリンピックのため、残酷に殺戮されているストリート・ドッグのことがマスコミで報道され、
フェイスブックなどの大々的なキャンペーンに心を動かされた氏は
ソチ市の丘に急きょ犬シェルターを設置し、動物保護団体に運営するよう資金とともに指示を出した。

オリンピック工事の現場にたむろし、労働者から可愛がられ、
食べ物を与えられていた犬猫2000匹以上は当初、殺戮処分の予定ではなかった。
しかしオリンピックが近づくにつれお腹をすかせた動物たちは害になると、
行政が殺戮業者を雇ったのである。
一番の打撃だったのは開会式のリハーサルに一匹の犬がメイン・スタジアムに入ってきたことである。

犬を捕獲し、駆除する委託された会社の社長ソロキン氏の弁。

「我々は動物を生きたゴミと呼ぶ。ソチは狂犬病の流行の元をもっているようなものだ。
私は通行人が犬の群れに襲われる恐怖を持たずに歩く権利を守る側である」

多くは救えなかったが、世界最大のアルミニウム企業の社長はシェルターを設置して、
今までのところ殺戮される運命だった140匹ほどの犬を救い、里親も見つかっている。

The Independent

sochidoggie.jpg
グーグル・イメージより転載

犬猫の定時定点回収やトラックの中で走りながら殺戮する「死のトラック」などの発想は
いったいとこから来るのが不思議でしたが、
「動物を生きたゴミ」とみなす思考回路からだったのですね。なるほどなるほど。


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