目の前から消えれば、存在も忘れてしまう

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庭の小屋に犬を鎖でつないでおく人がいる。たくさんいる。

目の前から消えれば、存在も忘れてしまう。そういう犬たちは一生孤独な独房で過ごすのだ。

犬小屋は夏は風通しが悪くオーブンのようになる。暑さをしのぐ手間もかけてもらえない。
冬は寒さにさらされ、飲み水も凍り、脱水症状を起こす。
雷が恐くても、台風や雪のときも犬小屋の中でひとりぼっちだ。
病気になっても気づかれず、
友情のかけらなど存在しない形で鎖につながれたまま命を終える。

鎖につながれた犬は寂しさとフラストレーションで吠えるようになる。
それが近所の苦情になる。邪魔者扱いされ、射殺されたり、毒を盛られたり、
石を投げられたり、火をつけられたり、拷問したりという残虐な目にあう。

鎖につながれた犬は庭に入ってくる者は子供でもなんでも襲う可能性が高い。
統計によると子供たちが犬に襲われて亡くなる確率は
公園や花火や木に登ったりして起こる事故死の可能性より高いという。
庭につながれてひとりぼっちの犬は攻撃的になりやすい。
人間の群れの一員として社会生活を楽しむ犬は神経質に攻撃することはない。

最近では動物虐待法に基づいて犬を鎖や綱に
つなぎっぱなしにすることを禁止するコミュニティができている。
もしまだあなたの地域にその動きがない場合はそれをリストに入れ、
鎖につながれているすべての犬たちにいずれは解放してやることを約束してやって欲しい。

PETA ホームページより

A Chained dog can only watch as life goes by
鎖につながれた犬は犬生が過ぎるのをただ眺めているだけである。

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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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私に何の関係があるというのだ

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