光をもたらした3本足の犬

2012/ 10/ 26
                 
7歳のオーエン・ホーキンズはシュワルツ・ジャンベル症候群という
非常にまれな病気を抱えている。
就学して他の子供たちと違うということに気づき始め、
学校に行くのを拒否するようになった。人と話すのも怖がるようになった。

ところがレスキュー・センターからやってきたアナトリアン・シェパードが、
オーエンの人生に新しい光をもってきたのである。
引きこもりだったオーエンの姿をハーチと一緒に通りでよくみかけるようになった。

ハーチの人生のスタートも厳しいものであった。
10ヶ月のころ、線路にしばられ、電車に轢かれたのである。
数日後に発見されたときは尻尾も足もぐちゃぐちゃであった。
獣医は手のほどこしようがなく、尻尾と足を切断するしかなかった。

それからのハーチの未来も暗いものであった。
RSPCAもジャーマンシェパード・レスキュー・センターも
3本足の犬の新しい家を見つけようとするが、誰も引き取りがなかった。
しかしついにフェイスブックで犬のことを知ったオーエンの父親ウイルとその婚約者、
コリーンがハーチをひきとったのである。

オーエンが3歳のときから一緒にいるコリーンは語る。

「ハーチの影響はすごいです。
ハーチが来るまではオーエンは外に出るのをとても嫌がっていました。
自分が他の子供たちと違うということにとても過敏になっていたのです。
オーエンは定期的に病院で治療を受けなければなりません。
またそれも落ちこませる要因の一つであったのですが、
エネルギーあふれる仔犬がそばにいることが辛いことを乗り越えさせてくれるのです。
今では病気のことも以前とは違ったふうに受け止めているようです。

オーエンは見知らぬ人をとても怖がっていました。
でも今ではみんなにハーチのことを話したくてたまりません。
ドッグショーにもいつも連れていってくれと頼みます。
どんなに変わったか言葉では言い尽くせません」

現在15ヶ月のハーチは最近、セラピー・ドッグとしてのトレーニングを終了した。
これからイラクアフガニスタンで負傷し、手足をなくした兵士を訪ねたり、
病気や不治の病をもった子供たちを訪問する予定である。.

ハーチの奇跡の生存とオーエンにもたらしたポジティブなインパクトによって
IFAWのアニマル福祉賞を獲得し、来週国会で表彰を受ける予定である。


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オーエンもハーチも素晴らしい。そして障害を持った子供を抱えながら
レスキュー・センターから悲惨な過去を持つ3本足の大きな犬をひきとったウイルとコリーンも、
勇気あふれる美しい人たち

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コメント

        

「勇気あふれる美しい人たち」…なんて素敵な言葉でしょう。
そうですよね、美しいと言う言葉にピッタリな方々ですね。

線路に縛り付けるのも人間、レスキューするのも人間。

私も少しでも美しい人に近づければと願います。

このふたりと家族に幸多かれと祈ります。
こんにちは
勇気ある美しいひとたちがいる限り、人間はすてたもんじゃないなと、嬉しい記事に感謝します。記事転載させていただきます。
素晴らしい
本当に素晴らしいの一言につきますね。
美しい人で世界があふれるといいですね
転載させていただきます。
Re: タイトルなし
cocoさん

線路に縛り付ける人ばかりだと
生きていくのに絶望しそうです。

でもそれをレスキューする人、
新しい人生を歩ませようと治療し、家を探す人たち。
そしてこの子を見つけて愛してくれる人たち。
きっとこういう人たちのほうが多いのですよね。

私たちも絶望せずに
あきらめずにやっていこうという気持になりますね。
Re: こんにちは
そらまめさん

いつも記事をご紹介してくださってありがとうございます。
そらまめさんの記事を読んだ方々が
またそこからひろげてくださいますことを祈っております。
Re: 素晴らしい
ワンワンオーナーさん

ご紹介くださりありがとうございます。
オーエン君の誇らしい笑顔とても良いですね。
巡り会うべくして巡り会ったペアです。
お互いを見つけて本当によかった。
考えられないような残酷なことを平気な顔でするのも人間、慈悲の心で救いの手を差し伸べられるのも人間。
後者が増えることを望みます。

今回米東海岸を襲ったメガ台風Sandyの報道中、ニュージャージー州知事が記者会見で言った言葉です。
「ペットを連れて逃げてください。行き先の避難所がペットを受け入れなければ、ペットOKの避難所に移動する援助をします。」
本当に徹底してそれが行われたかどうかはわかりません。
でも、少なくとも「ペットを残していくべきでない」という方針が堂々と全米に向けたメディアで出されたのは進歩です。
Re: タイトルなし
NTLさん

今回の台風はこちらでも大きなニュースとなっています。
ロンドンも風災害にはとても弱い都市です。
ちょっとの雪でも都市機能がマヒしてしまいます。
地球上どこでもあらゆる災害に対して準備して置かねばならない時代になってきたと思います。

ニュージャージー州の知事さん、
なんて素敵なのでしょう。
災害に遭われた方々のことはもちろん心が痛みましたが、
動物たちはどうなっているのだろうかと
頭から離れませんでした。
少しほっとした気分です。ありがとうございました。