私に何の関係があるというのだ 

What's That Got To Do With Me? イギリスの動物福祉

犬種ではなくパーソナリティに恋に落ちるのです

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At Prince Albert Road

デイビッド・ガンディはDolce & Gabbana’sの顔としてデビューしました。
イギリスが産んだ世界のトップモデルです。いまや世界中の雑誌の表紙を飾っています。
そのデイビッドはバタシー・ホームの初の特使となりました。
彼のインタビューが掲載されたバタシー・ホームのマガジンより抜粋。

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●あなたはバタシー・ドッグス・アンド・キャッツ・ホームの初の特使となられましたが、
ホームのどこがあなたを魅きつけたのでしょう。

バタシーは場所も名前も非常に有名なところで、
小さい頃からだれでもその名前は聞いています。
しかし実際私がこの目でみて、チャリティが行っているスケールの大きさにびっくりしました。
日々膨大な数の仕事をこなしています。動物は365日ケアを必要とします。
スタッフやボランティアの人々は本当に素晴らしい。
病気になった動物や虐待された動物たちのために、
彼らは交代でなでたり、声をかけたりして、つきっきりで面倒を見ているのです。
この動物たちはおそらく今までそんなことをされたことはない動物たちばかりでしょう。
とても心が温まります。それがバタシーを特別な場所としているのでしょう。


●特使になることで、どんなふうに変化をもたらすことができると思われますか?

バタシーがどれだけの仕事量を抱えているか
知らない人が多いのではないでしょうか。
3つのセンターで年間6000匹の犬と3000匹の猫を取り扱っている。
動物の健康状態のチェックはもちろんのこと、新しい飼い主を探すために、
家のチェックも行っている。
運営するコストも膨大なものなのに、政府からの援助は一切なし。
自分は何かここで役に立つのではないかと思っていました。
バタシーの行っていることがどんなに素晴らしいことかを
より多くの人々に気づいてもらえるのではないかと。
そしてもっと責任ある飼い主と動物福祉に関してもみんなの喚起を促したいと思っています。


●150年間私たちは助けが必要な犬猫を裏切ることはありませんでした。
あなたにとって4つ足の友達はどんな意味を持ちますか

ジーンン・ヒルが言うではないですか。
「膝の上にのっている頭が私たちの痛みをやわらげてくれる」と。それにつきます。


●愛らしく忠実なスタフォードシャー・ブルテリアが、
間違ったイメージをもたれ、社会問題に発展してきていいます。
バタシーはこの問題を何とかしようと日々真剣に取り組んでいますが、
あなたが今日いらしたとき、喜んでかけよってくるスタフォードシャー・ブルテリアを
ご覧になってどう思われましたか?

その件に関して、私はすぐお答えできます。
両親が最近バタシーからキムというスタッフォードシャー・ブルテリアの預かり親となりました、
私は誓って言いますが、あの子たちは非常に愛情深く忠実な犬です。
凶暴な犬という間違ったイメージが横行していて、
保護センターに次から次へとやってきますが、このような檻の中で一番苦しむ犬種です。
人間とのコンタクトがないと一番寂しがる種類だからです。
昔は子守犬と言われていたのですよ。
時代によって危険な犬の種類がめまぐるしく変わります。
シェパード、ロットワイラー、ドーベルマン。
みんな噂に振り回されずに自分でちゃんと物事をみるべきです。
動物は小さくても大きくても危険になりうるものです。問題は飼い主の責任なのです。


●あなたの育った動物環境を教えてください

いつも大きな犬と一緒でした。雨の日も、
雪の日も、毎日長い散歩にでました。
ガンディ・ファミリーはスパニエルが多かったし、みんな良い子たちでした。
学校での体験実習も獣医でやりました。動物チャリティ団体でも働きました。
今は仕事の関係で犬は飼えませんが、
いつかは数匹、それもできたら全部バタシーからもらうつもりです。
それまで今いる450匹の犬たちを私が代表して幸せになってもらいます。


●もし世界的なモデルになっていなかったら、獣医デイビッドとして私たちはインタビ
ューしているでしょうか?

もし私の脳みそがもうちょっとがんばってくれていたら、
モデルとしての私は絶対ありえませんでした。私の夢は獣医のみでした。

●バタシー・ホームで犬と一緒のビデオ・クリップを撮られましたね。そのことについてお話しい
ただけますか。

私は静止画も良いとは思いますが、
やはり動画のメッセージの伝わり方は
素晴らしいと信じています。
今回は「メイキング」を作ろうとしたのですが、いかがでしょう。
結構できあがりに満足しています。
一匹一匹の犬の個性がよく撮れていると思うし、スタフォードシャー・ブルテリアの
素晴らしさも出ていると思います。これはリホームするのにとても大切な要素です。
静止画だとここまでは出せません。


●あなたの好きな犬は?

いつも犬種ではありませんでした。
その犬のパーソナリティに恋に落ちるのです。


カッコいいデイビッドのビデオ・クリップをぜひご覧になってください。
ホームの中も見れます。



バタシー・ホームのチーフ、クレア・ホートンの談

「スタッフ・ボランティア一同、ホーム初の特使を大歓迎しています。
きっかけは。デイビッドが友人からバタシー・ホームのスポンサーになるというギフトをもらった
からです。デイビッドはその後、バタシー・ホームに自ら出向いてくれました。
他の人もそうですが、デイビッドは私たちの動物への愛、
そして動物たちが私たちにくれる愛を見て非常に心を動かされたそうです。
彼の世界中に広がる何百万ものファンの方々にもホームのことを知ってもらい、
大きな変化をもたらすことができると確信しています」


すごいハンサムですね。イギリスにはこんな人がごろごろいると思われるかもしれませんが、
まったくいません。例外中の例外です。26年住んだ自信が言わせます。
バタシー・ホームの犬猫たちに強い味方がまた一人増えましたね。