回避できうる動物遺棄 How We Did It

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At Kings Cross Station (Harry Potter's platform)

ペット譲渡数を劇的に増やすために

おもしろいアイデアやプログラムを企画して、マスコミの注意をひき、
ペット譲渡の雰囲気をエキサイティングなものにしよう。
イベントのお知らせの宣伝は手抜かりなく。
8.5インチX11インチのサイズのポスターを作り、あちこちに配布する。
地元の新聞やテレビ局、ラジオ局と共同して
今週の目玉ペットの紹介をすることも忘れないように。
私たちが成功した数々のイベントの例をご希望の方はご一報を。

最新のプログラムとしては「スタッフが選んだペット」シリーズ。
スタッフがお気に入りの動物を選んで、
その子にまつわるストーリーを写真とともに紹介し、
センターのロビーに貼りだす。
ビジターも興味深く見てくれるし、スタッフも張り切ってくれる。

譲渡費用をできるだけ抑えること。
問題がある子は必要に応じて、特別価格を設定してみてはどうか。
ペットを飼うということは譲渡費用だけではなく、費用がかさむものである。
しかながらし、それだけのお金をまかなえる家が必ずしもいい家だとは限らない。
もしそうだとしたら、こんなにたくさんの高価な純血種が
私たちのところに捨てられることはない。

去勢不妊手術

手術を低価格、あるいは無料で提供することができれば、
シェルターにやってくる犬猫の数を劇的に減らすことができる。
ノンキルシェルター達成のために鍵になるポイントでだ。

以下はコストパフォーマンスを考慮したアイデア

● 仔犬や仔猫をセンターに渡しにきた人たちには、
家にいるすべての動物に不妊手術を無料で提供する。

● 我々のコミュニティで一番多く捨てられるのがピットブルテリアである。
なので無料で不妊手術を提供するだけでなく、
この犬種を不妊手術するために我々のクリニックに持ってきた地域住民には
5ドルこちらから払うことにしている。

本末転倒

安価な不妊手術の恩恵を受けるためには収入証明書の提出を求める団体が多い。
しかし、官僚的な作業をすればするほど、プログラムは進まない。
たとえフルタイムで働いている人でさえも、
母猫や仔猫全部の不妊手術のお金を捻出するのはたやすくないであろう。
人それぞれ状況は違うのである。
がちがちの規則や書類にしばってスピードを落とすよりは、
話し合いの時間を多少ふやして、状況を聞き、
それに対しこちらでできる可能な限りのサービスを検討していくようにしている。

もうひとつ誤りやすいのは、ペットショップやシュルターなどに
不妊手術の義務付けを要求する法律改正に情熱を注ぐのももちろん良いが、
個人の飼い主に安価、あるいは無料で不妊手術を行うことができる法律改運動にも
も力を入れることが必要である。個々の飼い主が一番必要としている事柄である。

7.持ち込みの数を減らすために - アニマルヘルプデスクを設ける

動物をシェルターに持ち込んだり、捨てたりする理由はみんな知っているが、
その多くは回避できるケースが多いというこをご存知だろうか。
シェルターは動物にとって非常にとってストレスのたまる場所である。
ここに持ち込むことは最終手段でなければならない。

一般の人は動物行動学の専門家でもなければ、問題を解決する専門家でもない。
しかし、問題を改善、解決できさえすれば
動物を続けて飼いたいと思う気持ちを持っている人が多い。
行動問題を見直し改善、環境の改善、トレーニング、獣医のケアなど
こちらから助けを出せるものは協力を惜しまない。
もしそれでも飼えないとしたら、責任をもって
自分で新しい飼い主を見つける努力をするようアドバイスする。

多くの人たちはペットに関して、サポートやアドバイスを必要としている。
そういう人たちの助けとなるためにアニマルヘルプデスクを設け、
捨てられる動物の数を減らそうとしている。
今はで週400の電話やメールがくる。
私たちのヘルプデスクハンドブックをご参照の方はご一報を。

続く

ネバダ・ヒューメイン・センターが良く使う言葉は
Actively, Aggressively, Dramtically, Priority, Flexible, Inspire などです。
劇的に効果的に柔軟に、目標や志を見失わずに行動せよということでしょうか。


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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