貰ってくれる人がいると信じること How We Did It 6

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5.譲渡数を増やすために

ゴール達成のためには人々の協力と共通の意識を持ってもらうことが不可欠である。
それを衆知しなさい。家のない動物たちの命を救おうとしていることを宣言し、
そのゴールに到達できるように、スタッフに、ボランティアに、一般の人々に助けを求めなさい。
目標を達成できたら皆に感謝し一緒に喜んでもらうこと。

私たちが1000匹の譲渡をゴールとし、1006匹に達成したとき、
感謝のニュースを地域の人々に伝え、キャンペーンに寄与してくれたスタッフに
ピザのバウチャーを配った。

ひとつひとつの譲渡が祝いである。実現のたびにトライアングルを慣らし、
スタッフはすべて仕事をやめ拍手で送る。
私たちの仕事を再認識し、里親になってくれ人たちにへの敬意である。
デスクの後に譲渡数を貼りだし、目標までどのくらい達成したか、
あとどのくらいあるかみんなに見てもらう。

この子達はみんな貰ってくれる人がいると信じること

うまく運営されていないシェルターは里親になってくれる人が少なく、
可愛い動物や扱いやすい動物だけがひきとられていく。
しかし愛に限りがあるはずはない。
危険な動物や重い病気にかかった動物を除いては
みんな貰ってくれる人がいるはずである。
一匹一匹適正な売り込みができるかどうかによるだけである。

譲渡スタッフは二つの役割をになう。
動物たちの幸せのためにきちんとした家にもらわれていくようにすること。
そして訪ねてくる人や飼い主になる可能性のある人たちにとって完璧なペットを探せるよう
質の高いカスタマーサービスを提供すること。
to be continued...


やはり気合とそれをバックアップする洞察力、企画力、実行力でしょうか。

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このくだりを読んでいたとき、はっと思ったんですけど、犬猫の里親探しって、5年経ってどこかが悪くなった中古車をあーだこーだ言って売りつけるのとはわけが違うのに、なんとなく同じように扱われているんじゃないか、って…
シェルターにいる犬猫は人間の勝手さであんなところに連れてこられたのに、「なにかわけあって捨てられたんじゃないか」って勘ぐられて、本当に理不尽だと思います。
「捨てられた可哀想な子達、だれかすまないけど飼ってあげて」と言わず、ネヴァダのシェルターの人たちの、「この子たちはどっこも悪くない、故にこの子達はみんな貰ってくれる人がいる」という信念、これも発想の転回だと思います。
本当に希望が持てるような気持ちになりますね!

このネヴァダシェルターシリーズは大変示唆に富み、参考になります。
マスコミを使った譲渡数発表とか、こちらでも取り入れられそう。
最近、島の個人ボラが集まって会を作りました。
http://ishigakishippo.blog.fc2.com/
まだできたてで、いろいろこれから話し合って活動していくのですが
息長く、数年先に効果が出ることをめざすので、ゆっくり無理せず取り組みたいと思ってます。

信じること

信じて歩むことって本当に難しいことだと思います。
心のどこか片隅にでも疑うこと、あきらめ、があると何かのひょうしにそれが表に出てしまいます。
自分もこれからは信じることを心に強く念じいこうと思いました。
ありがとうございます。
海外の活動が自分にはとても参考になります
これからも発信をよろしくお願いいたします。

Re: タイトルなし

中古車と同じように扱われている。。本当にその通りですね。
「わけあり犬猫」という色眼鏡で見られていますものね。
私がシェルターから犬を貰うといったときの周りの反応は
「大丈夫なのか」というものでした。
大丈夫どころではなく、とてもラッキーだったといつか不定期日記にアップするつもりです。

Re: タイトルなし

新しくできたのですね!ブログ拝見いたしました。
石垣市と一緒にやっていけるようですね。
ネヴァダ・シーリーズがタイミング的にお役に立てば嬉しいなあ。
石垣市がモデルとなって
ノンキルのコンセプトが日本中に広がってくれれば。。と
夢はは次から次へととまりません。

Re: 信じること

ワンワンオーナーさん、
私がブログを始めようと思ったのは
日本で保護活動をなさっていらっしゃる方々に
海外の様子をお伝えさせていただき、
いろいろなアプローチがあること、そして
孤独な闘いではないということをお知らせしたかったのです。
なので、ワンワンオーナーさんからいただいた
コメントは私にとっても励みになります。ありがとうございます。
プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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