私に何の関係があるというのだ 

What's That Got To Do With Me? イギリスの動物福祉

缶の中の拷問

Picture 1001
At Notting HIll Gate

ガーディアン紙には動物福祉のコラムがあります。最近のフォアグラに関する記事より。

ガチョウの口に無理やり餌を押し込んで作るフォアグラ。
イギリスでは生産は禁止されているが、製品の使用は法的に認められている。

先週BBCのグレート・ブリティッシュ・メニューという番組で
シェフ二人がフォアグラを使った料理、フォアグラア・イスクリーム、
フォグラ・テリーヌを披露したところ、418人から苦情が寄せられたそうである。
加えて、動物擁護の2団体も抗議した。
BBCのジェネラル・マネージャーとシニア・プログラム・マネージャーへあてて
PETAは次のような手紙を出している。

「動物虐待の中でもフォアグラは意図的に苦痛を与え病気にさせて
人間の食べ物にするその残酷性において突出している。
フォアグラに対する反発は激しく、世界でもイギリスを含む12カ国以上の国が生産を禁止している。
The British Academy of Film and Television Arts, the Brit awards,
Wimbledon, Lord's cricket ground and the Royal Shakespeare Company は
フォアグラを供したり、販売しないことを信条としている。
チャールズ皇太子もロイヤル・メニューにフォアグラを使うことを拒否している。

セルフリッジ、ハーベイニコラスなどイギリスの主たる店も
フォアグラの生産過程のあまりのむごさに取り扱いをやめた。
この下劣な業界への非難は激しくなる一方である。
この缶の中の拷問を放送することはBBCの価値を落とすことだと同意してくれることを望む」

べジタリアン・ビーガン食生活を推進するViva もBBCにメールを送った。

「イギリス政府はフォアグラを現行の動物福祉に反する商品として国内生産は禁止している。
しかし悲しいことに輸入はいまだ合法である。

BBCはスタッフにフォアグラを出していないと聞いているが、賞賛すべきことである。
けれども、この卑劣な方法で生産されるフォアグラを使った料理を放送するのは遺憾である。
しかも私たちの受信料が間接的にその虐待に加算されていることがさらに不快である。
シェフにフォアグラを使わないように言うことはできないのか?」

BBCのコメント
「現在イギリスではフォアグラの使用は禁止されていません。
批判はわかりますが、多くの人が味を楽しんでいます。
世界中のレストランのメニューにのっているように、
フォアグラ使用が合法で、自由に入手できる限り、
料理番組の材料として使う可能性はあります。
もし禁止されれば、もちろん使用することはありませんが」

GUARDIAN UK