42本の歯キャンペーン

2012/ 05/ 18
                 
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At Harrods

前回の続きです。

多くの動物チャリティ団体をがっくりさせた21年ぶりのイギリスの危険な犬法改訂でしたが、
RSPCAだけでなく、他の動物チャリティ団体もすひきさがるタマではありません。

RSPCAはミュージカルのフォーティ・セカンド・ストリートをもじって
「The 42 Teeth Campaign 」を打ち出しています。
 
42犬歯キャンペーン 

すべての犬はす42本の歯を持っている。ということはどの犬も危険な犬になりうる。
間違った飼い主に渡れば。。。

無責任な飼い主はをあちこちに糞を撒き散らし、野放しにし、社会に迷惑をかける。
犬を凶暴にしたて、人や他の動物を攻撃する。

無責任な飼い主を持った犬はたいてい、虐待や放棄を受ける。
凶暴にさせるために飼い主が犬をひどい目にあわせるのである。
私たちは骨折したり焼けどしたり、割れたガラス瓶で殴られた犬をたくさん見てきた。
捨て犬は大きなブルタイプの犬であり、その数の多さは並大抵ではない。

犬の飼い主は犬の行動としつけに責任を持つことを含めそのあり方が問われている。
現行の法規制は無責任な飼い主の問題を対処するに至っていない。
1991年の危険な犬法の導入以来、動物にとっても人間にとっても
日々急激な勢いで悪化の道をたどっている。

法律はどのように改定されるべきか

●襲撃の多くは家の中で起こる。しかし現行の法律は私邸の中まで法力を持たないので、
飼い主の責任を追及できない。
●教育とみんなの関わり意識が予防のために非常に大切な要素である
●マイクロチップの強制と犬の登録は必須ではあるが、政府のデータベースの厳しい管理が必須である。
●事が起こってから手をうつのではなく、無責任な飼い主に対して四方八方からのアプローチすることが
重大な事故を防ぐことになる。
●犬の福祉向上レベルをあげる。特に調査対象となっている犬たち
●犬種別に危険な犬を決める現行の法律の廃止あるいは段階的に廃止

何百万匹の犬が政府の意味のある行動がとれないために苦しみ続けている。
これから20年間 新たな法律の改訂まで待たなければならないとしたら、
どれだけの犬が苦しむか想像して欲しい。

RSPCA 42 TEETH CAMPAIGN

そして政府にメールを出すフォームへとサイトは続きます。

この記事では犬種は出してはいないけれど、ロンドンのシェルターにいる60%はスタフォードシャーブルテリアという犬です。
無責任な飼い主がステータス用に飼って、虐待され、捨てられる犬のトップです。
「バスターが死んだんだぞ」のバスターもこの犬種で、ハタスリー卿はシェルターからひきとりました。
本当は愛情深く、忠実な立派な犬の中の犬なのです。

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バタシー・ホームのキャンペーン

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コメント

        

「法律はどのように改定されるべきか」の項目では
人間の子供にも当てはまる事柄が結構あるように思います。

わざと骨折や火傷を負わせたり、割れたガラス瓶でなぐったりする飼い主がいるのですね。。
RSPCAさんや、他のチャリティ団体さんの力強さが救いです。
「危険」と言われている犬達を「危険」な存在にしてしまうのも人間なら
バスターのような、本来の魅力を十分に発揮する存在に出来るのも人間で
全ては人間次第なのだな、と思いました。


Re: タイトルなし
ぷーどるさん、そうなんです。
危険な犬などいないのです。危険な人間が存在するのみ。
それなのに犬のほうを規制しようとは片手落ちです。
仰るとおり、児童虐待を彷彿とさせるものがありますね。
RSPCAは児童虐防止団体の原型ともなっています。
弱いものが虐待されているのは絶対見逃してはなりませんね!