勇気ある宣言

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「精神的肉体的に健康な犬は殺戮しない」と殺戮ゼロ宣言をしている動物福祉団体は
イギリスではドッグ・トラストである。
全国に17のリホームセンターを有し、年間16000頭の犬のケアをしている。
譲渡不可能な犬のサンクチュアリーも運営している。

そしてこの2月、RSPCAも2017年までには
ノーキル・シェルターを目指すと勇気ある宣言をしたのである。

以下はRSPCAのホームページでの決意

Press release: Thursday, 23 February 2012
殺処分廃止への目標
我々は譲渡可能な犬猫を殺戮する状況を5年以内に終結させることを誓う。
ゴール達成のためにはみなさんのサポートが不可欠であることをアピールしたい。
捨てられた動物たちの多さと限られた家の数。実に忌むべきことであるが、
RSPCAとしても安楽死以外のオプションがないこともある。

しかし今日、国の最大の動物チャリティであるRSPCAは
2017年までに私たちの保護のもとにいる限り、
譲渡可能な動物たちを安楽死に追いやることを廃止する勇敢な計画を発表する。
何百万匹ものペットたち、実験動物たち、家畜動物たち、
そして野生動物たちの生命の向上をめざす我々の誓約の一環として。

RSPCA、ジェームズ・イェーツ氏の談
「どうして動物が我々のシェルターにやってくるのか。
どうしてこんなに多くの問題を抱えた動物が多いのかの理由を
どうしても探らなければならない。これが殺戮の原因なのです。
原因が明らかになれば、既成概念を覆し、現状問題だけでなく、
今後の課題にもチャレンジすることができる。

みんなが参加できることはたくさんある。
リホーミング・チャリティをサポートする。もし犬を買おう思っているのなら、
市販の子犬を買うのではなく、家を必要としているレスキュー・ドッグを迎える。
そうすれば私たちは少なくとも問題の一部を解決できるのです。
問題の一部になるのではなく。

殺戮は過去20年間において減ってきていますが、
2010年は09年に比べて犬は33%、猫は28%殺戮数が増えてしまいした。
この数字を次の5年間で押さえつけるためには次のことが必要になると考えています。

●レスキュー・センターへ運ばれる犬猫うさぎの数を減らす
●動物をひきとる良いホームの数の確保
●より多くの人にペットをRSPCAからひきとってもらうようにする

そのためには以下の4つがキー・ポイントとなります。

★顧客のケアを向上して引き取り家庭の数を増やす
★里親に良質のサポートを供給し、譲渡後、センターへ再び戻される動物の数を減らす
★フォスター・プログラムの開発
★マイクロチップを徹底させ、迷い子になった動物たちを飼い主の元に戻し、
だれも名乗りでてこない動物の数を減らす。

そしてゴール達成のためには、みなさんには、動物を飼うのであるのなら、
計画を立て、注意深く行ってほしい。
ペットを飼うということは長期間のコミットメントであるということを肝に命じてください。

我々は毎年どれだけターゲットに近づくか数字を公表するつもりである。
最初の発表は今年の8月です」


RSPCA

本当に勇気ある宣言です。誓ったからにはやるしかない。がんばれRSPCA

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RSPCAの確固たる決意を感じる誓い・・・
是非頑張って頂きたいです!

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Re: タイトルなし

cocoさん
コメントありがとうございます。
私も犬を食べる国の記事は書いては消し、書いては消しでした。
私の心の中に、豚も犬も牛も羊もみんな同じ命ではないかという問いが渦巻いているからです。

食べ物に関してはベジタリアンにだんだん移行しています。
そしていずれは「目玉のあるものは食べない」という方向に行きたいと思っています。
しかしヴァージン航空のヴィーガン機内食はまずかったなあ。がっかりしました。
美味しいベジタリアン料理を研究しましょう!

Re: タイトルなし

理恵さん
コメントありがとうございます。
グレーの部分だった殺戮を認めるRSPCAの潔さ
(というか、もう認めるしかなかったのかもしれませんが)
それでも殺戮ゼロをゴールに、しかも期限も設けるというのは
応援せずにはいられませんよね。!
プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページはただいまサーバーの不具合で閉鎖中
少々お待ちください。
contact: alicetigger24★hotmail.com

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