簡単にはあきらめない

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At Tottenham Court Road


宣伝上手ということもありましょうが、
イギリスの動物チャリティ団体の活躍が華々しく聞こえるかたわら、
地方自治体の動物収容所というのも存在していて、
アメリカや日本ほど収容期間は短くないし、
できるだけリホームさせようとしていますが、殺戮数は公表していません。
ということは胸をはって言える数字ではないということです。

動物保護及び教育センターであるメイヒュー・アニマルホームのノー・キルポリシー

健康な動物は安楽死をさせない。医療措置が施せない場合は人道的な方法で殺す。
仮に行動に問題があるとしても、動物の将来に関する決断は即座に行わない。
表面化している問題行動は恐怖のためだったり、
ストレスや新しい場所への不安からくることが多いからである。
すべての動物は、大人、子供を含む人間との関係、他の犬猫との関係、
食べ物、おもちゃ、交通、散歩、リードなど多岐に渡るアセスメントを時間をかけて行う。

そしてスタッフ、研修生、ボランティアが、それぞれの分野で
リホームにむけてリハビリテーションを行う。
リハビリは運動、トレーニング、ストレスを軽減させる商品、
マッサージなどいろいろな形で行われ、シェルターが動物にとってストレスであれば、
フォスター・ファミリーへのケアへと移行させる。簡単にはあきらめない。

しかしどうしても危険だと感じたり、行動が予測できないと判断すればリホームを断念する。
その場合、動物の生活の質を考慮すると、シェルターで一生過ごさせることは疑問に思うゆえ、
安楽死を選択するが、このケースはありがたいことに稀である。
シェルターをどんどん増やしていけば、より多くの動物に家を見つけることができるかというと
それが問題の解決方法ではないことは明らかである。

イギリスは動物頭数過剰危機に陥っている。
レスキュー・シェルターや地方自治体の収容所が次々にでき、すぐ満員になってしまう
究極ブリーダーや飼い主に厳重な規制や法則を義務付けない限り、
問題はなくならないということを政府と地方行政両方が認識しないとだめなのである。
状況改善ではなく、繁殖を予防する措置を政府がサポートしなければならない。
そうすれば頭数過剰という理由だけで罪のない動物たちが殺戮され、
動物福祉団体がその結果おびただしいこぼれをモップで掃除して歩くということもなくなるのである。

キャロライン・イエーツ
メイヒューアニマルホーム代表

mail onlineより一部抜粋
MAIL ONLINE

「めんどくさがらない」と「簡単にはあきらめない」
この二大柱なくしてはすぐぽしゃってしまいます。
動物救済にだけではなく、人生のあらゆる局面においても。


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ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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