あまりにも辛そうで、慰めようもなかった

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At Leicester square

オランダの植民地から二匹の雄のチンパージーを購入し、
そのうちの一匹を心臓移植のドナーとして使う日まで数ヶ月隣あわせの檻で暮らさせた。

手術の日、麻酔をかけて眠らさせようとしたところ、隣のチンパンジーにひっきりなしに話しかけ、
鳴きつづけている。

そのときはあまり深く考えていなかったが、残された友達に大きな衝撃を与えたのだと後でわかる。
遺体を片付けたところ、残されたチンパンジーは何日も何日も辛そうに泣き続け、慰めようもなかった。

このできごとは私の心に深く傷を残し、このような感じやすい動物たちを
二度と実験に使うまいと誓うまでにいたったのである。
クリスチャン・バーナード 外科医


感じやすくない動物もお願いします。本日もご訪問ありがとうございます。



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非公開コメント

我々は、事を起こしてからでないと、それが及ぼす影響がわからない、という厄介な傾向がありますよね。
でも、辛い経験を通して、二度と同じ事が起こらないようにすることはできます。
私は教師ですが、それが教育だと思っています。そして、歴史の授業が大切なのはまさにその理由によるものだと思っています。
インターネットを通して情報を得るのがたやすくなった今、歴史上の人物だけでなし、名もない人々の経験をブログなどを通して知ることにより、多くの人が正しい判断ができるような世の中になればいいなあ、と思います。
理想に過ぎないですかね。

Re: タイトルなし

FSYAMさんは先生でいらしたのですね!

事を起こしてからも、まだわからない人もたくさんいますよね。
この外科医の経験が一個人にとどまらず、多くの人に伝わることを願っております。

仰るとおり、今や一握りの人たちだけの経験だけではなく
世界中の人たちと気持や体験を共有できる恵まれた環境にいます・
私もこうして地球の反対側にいらっしゃるFSYAMさんに
そのお気持やご信念ををいただいており、またこれが私の活力となっております。




プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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