犬をもらうのに適切な姿勢

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私個人の話しである。

話は我家の近くのメイヒュー・アニマルホームから猫をひきとった二年前にさかのぼるのだが。
引越しのときに置き去りにされたリリーを3月に、
ダンボール箱に捨てられていたせんを7月に引き取るのに結構苦労した。

25年前、同じ場所から何匹も猫をもらい、全員天寿をまっとうさせ、
物品や金銭的な寄付もし、子供のパーティも全部そこで開いて寄付をし、
イベントに参加したり、国際チームとメールを交換し、
日本からの研修の方にも会ったりする、

この私のどこが動物を虐待する人間に見えるか!

という私にでさえも、
例外はありえないのである。インタビュー(尋問)がなされ、引き取る前に家の調査にやってくる。
そして貰い受け後の猫の様子を調査するために抜き打ちでまた家のドアの前に現れる。
繰り返すが、二匹まとめてではなく、数ヶ月おいてもらった一匹一匹に対してである。

しかも、もらわれた猫が幸せかどうか、飼い主の口からの話しを聞くのではなく、猫に聞きにいく。
「猫は今庭にいる」というと「では案内せよ」とドアを開けるようにうながされる。
猫の名前を呼ぶ。寄ってくれば「人になれている」ということ。そして全身状態もチェック。
私はバインダーを持ち、しゃがみこみながら、猫に話しかける。

検査官の後頭部を見ながら、気づいたことがあった。

最初から何かのずれを感じていたのは、そしてそれは私のほうが間違っていたのであるが、
私の気持ちの中に「かわいそうな見捨てられた猫を救ってやる」という
お客様的気持ちがあったのである。

しかしレスキューセンターにとって死守しなければならないのはただひとつ。
「この猫たちが確実に幸せになれる場所を見極める」ことである。

なのでこちら側としては「いただく」という気持ちで接すれば
レスキューセンターの面々としっくりくるのである。

と動物をいただく態度を学習した私は
今度は犬をいただきたいと思い始めるのであるが、これは次回に。


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ゴードン・スミス氏の著書

ご無沙汰しています。

かなり前ですが、邦子様からお返事を頂いた直後にゴードン・スミス氏の「霊的世界からの癒し」を取り寄せて拝読しました。スミス氏の素朴なお人柄が表れていて、とても感銘を受けました。すぐに感想をお知らせしようと思っていたにも拘わらず、ずっとそのままになってしまっていました。この「なぜ、悪いことが起こってしまうのか」も是非読ませて頂きたいと思います。

Re: ゴードン・スミス氏の著書

わっ!ありがとうございます。今回は日本の震災の時リアルタイムで訳していて、
辛い映像を見るたびにスミス氏の本に、訳しながら答えを求めていました。
とても忙しい日々でしたが、やっと刊行の運びとなりました。本当にありがとうございます。
プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
私に何の関係があるというのだ

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