私に何の関係があるというのだ 

What's That Got To Do With Me? イギリスの動物福祉

暗い不確かな時代の中で

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At Greenwich

飼い主が死んだ後も墓から離れなかったエジンバラのスカイテリア、ボビーの話は以前ご紹介しました。

エジンバラの忠犬ボビ公

最近、カーディフ大学のジャン・ボンデンソン博士が
その信憑性を調査していると聞いての新聞記事の抜粋。

子供のときはペットがいなかった。
ティーンエージャーになって父がハリーという仔犬をもらってきた。
私にとってハリーは歯をむき出してよく吠えるただの犬にすぎなかった。
しかし実は17年半、人間の気持をつなぐ源であったと姉が語った。

最初の犬、ココを飼い始めたとき、姉の言うことは正しかったということがわかった。
ココは家族の気持のスイッチボードになってくれる。
面白い、共通のしかし偏りのないい話題を他人と分かち合うことができるのである。
ココがいない人生はどんよりしていたであろう。
エリザベス女王の城がコーギー犬なしでは成り立たないのと同じように。

私たちは年寄りの面倒をみずに老人ホームへほおりこむ。
そのくせ一匹のスカイテリアが飼い主の墓の上に前足を乗せているところを想像するだけ
で赤ん坊のように泣くのである。
それほどこのただの動物たちがもたらしてくれるものに心動かされるのである。

「マリー・アンド・ミー」(世界一おばか名犬が教えてくれたこと:邦題)の映画の中で
(ゴールデンラブラドール、ジェニファーアニストン、オーエンウイルソン)
犬のマリーが死ぬシーンがある。

オーエン・ウイルソンは少年に聞く。

「土をかぶせる前にマリーに何か言いたいことがあるかい」

少年は無言で首を振る。そして喉を詰まらせながら一言いうのである。

「He knew」

このシーンで号泣した。そしていまだに。

私に関する限りと前置きするが、、
世界にエジンバラの忠犬の神話の正体を暴露しようとしまいと
人間を泣かせる愛は壊れることはない。

私たちの動物への愛と彼らの私たちに対する愛は
この暗闇の不確かな時代の中で唯一つかむことができる「何か」なのである。

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人は孤独な自分の中に他の人は入らせないけれど 犬や猫には入らせます。
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