苦難のときを共に乗り越える

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ブルー・クロスのナースの一日

年をとったり身体が不自由になったら、
もうペットのケアはもうできなくなるということだろうか。
寄付によってのみ運営されているチャリティ団体、
ブルー・クロスのコミュニティー・ナースの一人であるジョー・エドワードは、
ペットと飼い主ができるだけ長く一緒にいられるように手助けをしている。

ブルー・クロスは失業手当をもらっている人や低所得者に
獣医費用の援助を行っている。
加えてお年寄りや病気の人たちにもできるだけのサポートをしている。
ペットを持つ約60人のクライアントを定期的に訪問するジョーの一日を見てみよう。

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南ロンドンで12歳の黒猫を飼っている70歳のキャサリンに挨拶。
ペットを飼うことは自分自身を大切にするということである。
ペットを飼っている人のほうが医者にかかる割合が低いという
統計がそれを証明している。

「この数日間、顔を見たのが私だけという人も多い。
お年寄りにとってのペットは心のよりどこになっているのです。
私たちのサービスがペットを飼えるかどうかのキーになっていることを
真剣に受け止めます」とジョーは語る。

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猫のレディは爪切り。ジョーは追いかけなければならない。
いつも最初の10分はべッドの下やソファの後を探し回る時間に
費やさなければならない。
「私を見るとすぐ逃げるの。犬は私を許してくれるけど、
猫はひどい目に遭わせられたら絶対許してくれないわ」

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やっとレディを捕まえた。
爪を切るには長い時間が必要だが、身体を綺麗にしたり、予防接種、
回虫駆除を行うのにはそんなに時間はかからない。
飼い主の健康がすぐれず、が自分たちで足を運ぶことができないときのサポートである。

飼い主のキャサリンは自分ひとりでは到底できないという、まず猫をつかまえられない。
「ジョーにとても感謝している。彼女の助けなしにはやっていけない」

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ジョーの次のリストはキャサリンである。
ご主人のアルバートと5匹の猫、4匹の犬と暮らしている。
おまけにギニーピッグと保護した鳥も。
健康上の理由でブルー・クロスまでこれないキャサリンにとってかわってわる。
「犬たちはとても可愛がってもらっている。
心配ごとがあればいつでも電話の向こうにいてくることがどんなに心強いか」

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7歳のシーズー犬の耳をチェックするジョー。それを介助するキャサリン。
炎症を起こしやすいのでジョーは耳の奥のほうまで掃除してくれる。

「犬達は耳の掃除をされるのはまり好きじゃないけど、悪化したら、
生活の質が落ちてとても苦しむのです。
飼い主とペットたちはお互い心の支えになっています。
そしてそれを私たちが助けているのだと思うととてもやりがいのある仕事です」

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フェリックスの飼い主は精神的に苦しんでいる若い女性である。
フェリックスもだんだんやせていく。
フェリックスを飼い主から一時的に預かって
やせる原因をさぐらなければならない。
今の飼い主にとってそれをするのは非常に難しいからである。

犬や猫と触れ合うことは派心の健康を害している人たちにとって
とても効果があるとされている。
認知症、アルツハイマー病などの患者さんにもとてもよいそうである。

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ロンドンのブルー・クロス病院へ向かうフェリックス。
検査後、きちんと診断をしてまた飼い主に戻す。
「私たちの仕事は動物を助けることですが、
同時に飼い主へのサポートもします。
苦難のときをペットと一緒に乗り越えようとしている人たちへ手をさしのべます」

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Guardian UK写真も

今朝は霜が降りていたロンドンでした。



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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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