9月11日の犬達

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2001年9月11日の同時多発テロで約く3000人の人が亡くなった。
そのとき救助のためおよそ100匹の救助犬が勇気ある飼い主とともに現場に飛んでいった。

10年後の今日、100匹のうち12匹だけ生き残っている。その犬たちを掲載した
「Retrived」というポートレート展が開かれ、人々の心に触れている。

救急隊員や一般人と一緒に瓦礫の中に閉じ込められた人を助けるために犬達は休むことなく働いた。

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モクシー13歳。マサチューセッツからやってきて
9月11日の夜から世界貿易センターで8日間働いた。

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ターラ16歳。マサチューセッツから11日に到着し、8日間働いた。

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カイザー12歳インディアナポリスからやってきて瓦礫の中を懸命に人を探した。

テキサスからマリーランドまでアメリカの9州を渡り、
オランダ人の写真家Charlotte Dumasは10年前の9月11日以来、
まだ生存していて晩年を送っている犬達の家をそれぞれ訪ねた。

写真集は「Retrived」というタイトルで9月10日に発売される。
シャーロットは9月21日の記録としてだけでなく、
最善を尽くしてくれた犬たちのことも忘れてはならないと思った。

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テキサスのブレターニュ、9月17日にニューヨークに到着し、10日間作業した。

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世話人デニスと休憩をとるブレターニュ

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15歳ギネス。9月13日の朝カリフォルニアか到着し、13日の朝から11日間作業する。

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メリリン。破壊されたグランドゼロ地点で9月24日から夜間シフトで5日間働く。

救助犬の多くはラブラドールかゴールデンレトリーバーである。
写真展のタイトルにも反映されている。

「私は犬を探し歩いた。そしてかれらをとりもどした(RETRIVE)。
犬達は犠牲者をとりもどした。輪になっている]
とシャーロットは語る。彼女自身警察犬や労働犬と一緒に働いた経験があり、
そのとき生き残っている人を探すのに
犬たちがどれだけ大きな役割を果たすか理解できたのである。

シャーロットは100匹の犬の消息をつきとめ、
そのうち15匹が生存していることがわかったた。


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レッド11歳・メリーランドから9月16日から27日ペンタゴンで働いた。

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アビがイルは9月17日の夜から10日間働いた。

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タフは11日の夜11時にニューヨークに到着し、次の朝早くから作業にとりかかった。

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瓦礫の中にスカウトと別の犬。

「テロが起こったと同時に犬達は救助にかけつけた。
彼らは生存者を救助するよう訓練されている。
しかし究極的にはそれは叶わなかったけれど。

私は合衆国を旅してこの犬達を探し回り写真をとった。彼らはみんな引退していた。
ゴールデンレトリバーのブレターニュの世話係りのデニスが胸が熱くなる話をしてくれた。
ブレターニュは瓦礫に座り呼吸を整えていた消防士を慰めていたそうだ」


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ホークはデンバーから9月24日から5日間働いた。

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世界貿易センターで生存の望みの薄い人たちを探して歩く。

数年後のメモリアルデイの日、その消防士とブレターニュは
奇跡的な再会を果たしたそうだ。
犬達は生存者を見つけることはできなかったが、
勇敢な消防士や作業者たちに慰めを与えのである。

シャーロットは語る。「9月11日の別のヒーローたちのことをお知らせしたかったのです。
犬たちはもう年をとっていてそんなに長くはないでしょう。
この写真展を始めてからすでに最後の15匹から3匹死んでいます。
この写真展はどのように時がたっていったか、
そしてこれらの犬がどんなに優しかったかお伝えしたかったのです」

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日本の震災のときも多くの救助犬の姿を見ました。姿を見るだけで皆の心の支えになります。

今夜は2ヶ月に渡って行われたBBCのプロムコンサートのファイナルでした。
これでイギリスの夏は終わりです。本日もご訪問ありがとうございます。

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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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