人生の命綱

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At University College of London


健康な犬は絶対殺さないというスローガンを掲げているドッグ・トラストは
ホームレスの人たちと犬を助けるホープ・プロジェクトを行っています。
その中のガイドブックから抜粋します。

ホームレスの人の多くはドラッグや、アルコール中毒であったり、
ウツやストレスといった精神的に病んでいる人が多く、ホステルや、シェルター、
そして中毒リハビリ施設といった方面からの援助が必要な人ひとたちである。
しかしその中でも犬を飼っているホームレスの人たちは
各方面からのサービスを受けることが非常に難しい。

ドッグトラストは2005年、ホープ・プロジェクトのためにアンケートをとったところ、
73%の施設が犬を受け入れないと回答をしてきた。
つまり犬を飼っているホームレスの人たちは
犬のおかげでサービスが受けられないということになる。

心の絆

リハビリセンターの所長キャンベル氏の談

「犬と飼い主の心の絆は強い。それはホームレスの人たちにとっても同じである。
犬は彼らにとって家族である。人生の中で非常に重要な位置を占めている。
だからこそ宿か犬かの選択をせまられる場面になると犬を選ぶのである」

ペットは飼い主に慰めとサポートを与える。
精神的にも肉体的にも孤独である飼い主を癒してくれる。
無条件の愛である。これが他人とあまり接触しないホームレスの人たちにとって、
どれほど大切なことであろうか。

しかも犬を飼うことは健康面でも利点がある。ストレスを減らし、血圧を下げる。
孤独を癒し、飼い主の生活の質を揚げ、やる気をもたらしてくれる。
更に、動物の面倒をみるということは飼い主が自分のことをも大切にするということである。

ブルー・クロスのリサーチによると犬を飼っているホームレスの人たちは
ドラッグやアルコール中毒になる人が少ないという。
犬は他の人と会話を始めるきっかけになることが多い。
人を知るきっかけになり、貴重な社会の技術を学ぶことができる。
犬は、絶望の淵にいる人がそこから這い上がることができる支えとなる。
また普通の生活に戻れる希望になってくれる。

動物を飼っているホームレスの半数以上が、生物との接触が犬だけであると述べている。
犬はホームレスの人たちにとって人生の中で重要な鍵を握っている。話しかけ、信頼できるもの。
無条件の愛を与えてくれ、唯一の安全と安定性と愛である。
彼らにとって犬はただのペット以上の存在である。
人生の命綱であり、その人の人生で一番大切なものなのかもしれない。

「ホームレスの人たちと犬の世話をすることは頭痛の種だと思っていた。
しかし私は間違っていた。彼らがどれだけお互いを大切にしているか。
どれだけかけがえのない者同志か。
こんなシンプルなことにもっと早く気づくべきだった」。と語るのは
ホープ・プロジェクトのマーティン・マクノートンである。

homelss.jpg Homeless-Dog-Beg.jpg
グーグル・イメージより転載

昨日サイキックの人から私にキング・チャールズ・スパニエル犬のようなものが見えると言われました。
もしや将来私のところに来てくれる犬かも???でも私が夢見る犬は正しい雑種犬ですが。。
どちらにしても楽しみです。
本日もご訪問ありがとうございます。


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページはただいまサーバーの不具合で閉鎖中
少々お待ちください。
contact: alicetigger24★hotmail.com

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