カエルの解剖はやめなさい

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小学校のときカエルに麻酔をかがせて解剖する実験。あれは子供心に許せませんでした。
いまだに日本では行われているのでしょうか。
カエルの解剖も昆虫採集も止めなさいと誰が言ってください。
イギリスのカエルの実験はどうなっているかと記事を探してみたら

イギリスの学校では、何世代にも渡って生物実験の大黒柱となっていた
かえるやねずみ、他の小動物の解剖を止める方向へむかっている。
これは衛生面及びメスの矛先が違う相手に向けられるのではないかとの懸念からきている。

今、解剖はプラスチックのレプリカかコンピューターでのアニメーションで実施され始めている。
それがない学校は生徒一人ひとりがメスを握るのではなく先生がクラス全員の前で行う。
またはねずみなどの動物一匹を解剖するかわりに腎臓や心臓といった内臓だけを解剖する学校もある。

しかし専門家は、「殺菌された」シミュレーションは
次世代の生物学者に不可欠な実用技術が育たないと警告している。
解剖を捨てると、若い生物学者から、重大な成長期の体験は奪われてしまうと懸念する。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのジョーンズ教授は次のように述べた。

「牛の目を切るという行為は若い生物学者にとって、大切な瞬間である。
気持ちの悪いものが出てくるその不快さを越えると、
それは実は素晴らしい器官であるということがわかってくるからである。
本や資料はたくさんあるが、実際に目にしなければならないものがある。
サイエンスは水道工事人になるようなものである。技術を学ばなければならない。
解剖はその一環である。心臓の感触、匂いはビデオではわからないものなのだ。
しかし今は医学生でさえも全く解剖をしないと聞いてびっくりしている。
そうすると研修医は最初の解剖が患者の胃をあける練習ということになるのではないか」。

インペリアルカレッジのウインストン教授も
「教師のやることを見ているだけでは仕事との距離ができてしまう。
実際に関わることが子供たちにとって学ぶことなのである」と語る。

「現在の生物学は実質的な技術より環境問題に焦点をあてるようになってきている。
そして教師はメスを振り回す問題児のほうを心配している」
と述べるのはキングス・カレッジの生物学部長ロバート・ウィックス氏である。


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カエルどころではないキリンの解剖
The Telegraph

上記のえらい大学教授陣は義務教育の子供たちに言及しているのかよくわかりませんが、
子供たちに解剖はまったく必要なし。とりあえず止める方向へ行っているようで嬉しいです。
心臓の感触を教えるよりは命の大切さを教育して欲しい。



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ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
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