一匹の犬の悲しみ

DSC_2073.jpg

「この兵士は軍隊にも故郷にも友達がたくさんいたに違いない。
なのにここでたった一人で息絶えている。
傍らにいるこの犬を除いては。私は国の未来を信じて起こした戦いに何一つ動じなかった。
涙ひとつこぼさず、何千人もの人間を死に導く命令を下した。

だが、私は今、深く、実に深く心を揺り動かされ涙を禁じえない。
何によってかだと?一匹の犬の悲しみによってだ」

月の光に照らされ、戦場に横たわる主人の傍らで、
悲しい鳴き声をあげながら顔をなめている一匹の犬を見つけて言ったナポレオン・ボナパルトの言葉である。
自らの死の時までこのシーンが焼きついていたという。





スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
私に何の関係があるというのだ

最新記事
多くの方々がご覧くださった記事
Tweet It
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

大の男が号泣するとき
When a big man cries キンドル版
イギリスの動物保護団体
ノン・キル・シェルターの成功法ヒント
お一人でも多くの方へ
当サイトはリンクフリーです。転載、引用、ご自由になさってください。 動物たちにとっての最大の脅威は「残忍な人間たち」でありますが、 同時に「実際に何が行われているかを知らない人たち」です。 どうぞお一人でも多くの方に広めていただければ、 これに勝る幸せはありません。 本ブログは私がすべて英語より意訳/荒訳/超訳/創作訳をさせて戴いております。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
QRコード
QR