別れの犠牲者

DSC_0785.jpg

レスキューセンターの犬猫里親募集サイトには保護された理由が書かれてあります。

捨てられて通りをふらついていたというのも結構ありますが、
フルタイムの仕事を始めて面倒をみきれなくなった、
ペット禁止の家に引っ越した、子供が生まれた、
もう欲しくなくなった、アレルギーになった、飼い主が病気になった、
飼い主が亡くなったなどの理由でシェルターに持ち込まれる事も多いようです。
病気や死亡を除いては人間の勝手な理由です。

それでも、レスキューセンタにもって行く人たちは、
車で遠くに捨てたり、あるいは日本の保健所のように殺戮されるとわかっていながら
持っていく人たちに比べれば、まだまだ救いがあります。

その中で、最近多くなったのが離婚やパートナーとの別離により捨てられるというものです。

ブルークロスのホームページ BLUE CROSS UK

ペットも別れの犠牲者だということを忘れられがちである。
パートナーとの関係や家族が崩壊した時、、ペットも一緒にホームレスになることが多い。
過去6年間で44%も急増している。今年もこの理由で180匹のペットが避難所に連れてこられた。
子供も同じであるが、家の中での険悪な雰囲気がペットに苦しみや心配、ストレスを与え、
問答行動をひき起こすことが多い。

ブルークロスの行動学専門の主任は語る。

「犬と猫は家庭環境の変化を感じやすい。
特に突然起こると動物は混乱し、恐怖におびえる。また日常決まったことが
なされなかったり、家族の誰かがいなくなったりすることも動揺する。
ひとりぼっちにされる時間が長くなったり、
いつも世話をしてくる人がいなくなったりするのも不安をかきたてる。

別離のため家もなくなれば、レスキューセンターへ連れてこられ、
多大なストレスを受けることになる。
引っ込み思案になったり、反対に普段よりまとわりついてきたり、
食欲がなくなったり、隠れ場所を探したり、
攻撃的になったり、おもらしをしたりするようになる。

不幸にも家庭内が不和になったら、できるだけペットにストレスをかけないようにしてあげたい。
なるべく普通どおりに行動すること。
通常のご飯の時間、散歩の時間、遊びの時間をくずさないように。
人間の喧嘩が始まったら、ペットを動揺させないように気をつける。
やむなく別れることになれば、ペットを幸せにできるのは誰かを話しあって
ペットにとって一番良い人が引き取ることにして欲しい」


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
私に何の関係があるというのだ

最新記事
多くの方々がご覧くださった記事
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

イギリスの動物保護団体
ノン・キル・シェルターの成功法ヒント
お一人でも多くの方へ
当サイトはリンクフリーです。転載、引用、ご自由になさってください。 動物たちにとっての最大の脅威は「残忍な人間たち」でありますが、 同時に「実際に何が行われているかを知らない人たち」です。 どうぞお一人でも多くの方に広めていただければ、 これに勝る幸せはありません。 本ブログは私がすべて英語より意訳/荒訳/超訳/創作訳をさせて戴いております。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
QRコード
QR