解決法は実に簡単

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BBC 2010年 7月28日オンラインニュースより

不妊去勢手術の重要性

動物チャリティ団体は捨て猫の急激な増加に悩まされている。
ケンブリッジシャーにあるブルー・クロスの猫シェルターは常に満杯状態だ。
担当者のアラン氏は猫の不妊去勢手術の大切さを強調する。

「手術は高価だと思われているが、安くできる方法もたくさんあります。

現在収容所には80匹の猫がいますがその半分は子猫です。
そのほかに60匹、一時預かりのボランティアの家で
シェルターに引き取られるのを待っています。
シェルターにいる現在の猫の里親が見つかるまで
物理的に収容場所がないのです」

避妊 -飼い主の意識

「昔は子猫が産まれる季節は5月から10月でした。
しかし今や一年中だと言えましょう。」

アラン氏は解決方法は実に簡単であるという

 ー 不妊去勢手術です。

「不妊に無関心な飼い主のなんと多いことでしょう。
一匹の猫が妊娠し、その子猫たちがまた妊娠するとしたら、
5年間で猫の数は20,000にもなる計算です。
経済的に手術ができないという飼い主が多いですが、
助けを求めれば、回りを見渡せば、必ず解決方法はあります。
しかも手術をしたほうが長い目でみて経済的であり、
猫の健康にもいいいのだということをわかって欲しい」

手術とマイクロチップ

飼い主の責任意識を高めてもらうためにチャリティ・センターは
不妊去勢手術ととマイクロチップを無料で行う巡回サービスを行っている。
また学校や地域のコミュニティー・センターへ行って教育講演も行う。

しかし猫の飼い主の数に比べて追いつかないのは誰が見てもわかるだろう。

不妊去勢手術どころか、意図的に増やしている人も結構多いのである。
子猫はすぐ貰い手があると思っているようだが、
そうではないと産まれてから気づくのである。
手術を拒否することは飼い主の責任放棄だけでなく、動物に対する虐待でもある。

「1歳半の猫が4匹の子供と一緒にシェルターに運びこまれた時は
すでにその母猫は二回目の妊娠をしていました。
二回目、三回目と産み続け、母親もどんどん弱ってくるのです。
猫は5ヶ月で妊娠可能ですが、成猫の半分にも満たない体で妊娠することが
猫の身体にとってどれだけ過酷であるか想像して欲しい。

動物保護シェルターは常にあふれかえっています。
365日、24時間世話をしなければならない。
寝床を与え、えさを与え、人件費もかかります。
しかし何といっても一番大きい出費は獣医費でしょう。
ここに運びこまれてくる動物たちは衰弱しきった動物が多く
医療費が半端ではないのです。
加えて、夏ははみんなホリデーに出ていて里親になってくれる人も少ない。
英国には1000万匹の猫がいる。多すぎる。
そんなに多くなる必要などないのです」
                              

不妊去勢手術を施すと動物がかわいそうだと思う人がいるのですが、逆なのです。
放置することが虐待なのです。動物の数を減らために
「産まれてきた生命を殺す」のではなく「産まれてこないように」しなければなりません。

話しは突然かわりますが、写真の中でパブの窓から覗いている人物はシェークスピアです。


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ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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