ペットも一緒に避難させてください

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At Piccadilly Circus

Pet Should be evacuated too by Ingrid Newkirk (PETE会長)
危険地域よりアメリカへ帰国避難の際のペット同伴禁止ポリシーに関する苦言です。

たいていのアメリカ人は(日本人もそうだと思うが)、
犬や猫、その他の動物ペットを家族の一員だとみなしている。
しかしアメリカ政府は日本、リビア、バーレンなどの危険地域から避難させる国民に
ペット同伴を許可しないのである。ハリケーン・カトリーナのとき、
政府が犬や猫を強制的に子供たちから引き離した。
時がたつにつれ、子供たちのトラウマは消失したと思った私は間違っていた。

最近のエジプトの暴動のとき、アメリカ国民は胸が痛くなる選択をせまられた。
ひとつは国が手配した飛行機で安全に迅速に帰国する道。しかしペットは置いていかなければならない。
その意味するところは置いていかれたペットは危険な環境で、
孤独で恐怖におびえながら空腹で死んでいくということである。
もうひとつの選択はそのままペットと一緒に危険な状態にとどまることである。
PETAが、ヒラリー・クイントンに何度も嘆願した結果、
ようやく最後の便で、飛行機の椅子の下に収まるケージ収納の小動物のみ許可おりた。
ラっシーのサイズの犬はかわいそうに、汚物か爆弾を口にするしかないだろう。

イギリス人は動物と一緒に帰国することが許されている。米国は文明国ではない。国の汚点である。
動物の避難を拒否する政府のポリシーは人間と動物両方を危険な状態にさらしているということだ。
計画性もリソースもない避難ポリシーはこれからも市民がせまりくる危機に対して
避難を拒否する最たる理由になるであろう。

危機に瀕しては動物も人間と同様無力である。
ハリケーン・カトリーナでの悲劇を見過ごしがちであるが、
バスやシェルターにペットを連れていけなかった理由で亡くなった人たちも大勢いる。
そして捨てられた犬や猫は、脱水や飢餓や病気や痛みなどでゆっくり死んでいくか、
ピストルで殺されてしまうかであった。
かつて愛情をたっぷり受けていた動物たちが政府関係者に次から次へとピストルで射殺されていった。
PETAの救助隊が家のドアをあけたときに見つけたのは多くの動物の死体であった。

私たちは近年いくつもの天災や災害を経験し、
避難条例により家族がばらばらになることが大変な苦痛であることがわかったではないか。
家族全員、どんなサイズであろうと。何本足を持っていようと、
災害が起こればみんな一緒に避難するというポリシーを恒久的に作成するよう
政府に訴えかけようではないか。


元記事です↓
Pet should be evacuated too




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ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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