私に何の関係があるというのだ 

What's That Got To Do With Me? イギリスの動物福祉

マーマレード色の猫を絶やしてはならない

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鶏が好きだ。豚が好きだ。馬が好きだ。犬が好きだ。黒スワンが好きだ。牛が好きだ。
猫が好きだ。羊が好きだ。キツネが好きだ。

でもマーマレード柄の猫が一番好きだった。

英国の政治家、ウインストン・チャーチルは動物好きで有名な政治家です。
第二次大戦時、ヨーロッパに置き去りにした英国の馬数千頭を
本国に呼びもどした逸話は以前のブログで ↓

チャーチルの使命

ロンドンから電車で30分、チャーチルの邸宅、チャートウエルハウスがあります。
1992年に購入し、晩年まですごした広大で美しい邸宅には多くの動物が住んでいましたが、
そのなかで彼の一番のお気に入りはマーマレード柄の猫ジョックでした。

誕生日に彼の秘書から猫をもらい、その秘書の名前がサー・ジョン・ジョック・コルヴィーユだったので、
彼の名前を取ってジョックと名付けられたそうです。
ジョックと食卓を共に楽しみにしていたチャーチルのため、
召使いはしばし、ジョックを探しに行かなければなりませんでした。

チャーチルの死後、家族が1966年、
ナショナル・トラストに家を寄贈するときに提示した条件があります。

その条件とは

「マーマレード柄で、白い胸エプロンをまとい、4本脚とも白いソックスを履く.ジョックという
名前の猫を永代に渡り住まわせること」でありました

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ナショナル・トラストはこの条件を名誉をもって受け、
以降、マーマレード柄の猫を絶やすことはありませんでした。
そして2020年に一番新しい住人、6か月のレスキュー仔猫、ジョック7世が
バトンを受けとったことが発表されました。

ナショナル・トラスト、チャートウエル邸のマネージャーのビクトリア・オーステンさん

「ジョック7世は、多頭飼いの悲惨な状況から他の30匹の猫たちと一緒に
RSPCAによって保護されました。猫たちは栄養失調で弱っていましたが、
幸いにも健康を取り戻しました。ジョックはその中でも一番エネルギーにあふれていたので、
新しい役割に ピッタリだと思いました。

先代のジョック6世は目がほとんど見えなくなり、
広大なチャートウエル邸での生活が難しくなりましたので、
6年間のサービスを務めた後、引退させることにしました。
今は近くの村に住むチャートウエルの職員の家で幸せに暮らしています

ジョック7世の幼少期は辛いスタートでしたが、
今は私達の愛溢れる家で幸せに暮らしています。
すでに友達もできて80エーカーの敷地を探索したり、日向ぼっこをしたり、
蝶々を追いかけたりして、チャートウエル邸に来る人達を楽しませています。

職員たちにも慣れてきましたよ。いたずらっ子です。
庭師が何をしているか興味を持ち、おやつを貰おうとあれこれ画策しています。
一日の終わりにはソファで皆から撫でてもらうのが好きです。
最近は訪問客を木陰に潜んで、近づいてきたときに突然ジャンプして驚かせることです」

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PHOTOS Liam Austen (National Trust)