奴隷か愛情か

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アガサ・クリスティ記念碑 コベント・ガーデン


基本のしつけ

外でも家でもどこでも犬は常にコントロールされていなければならない。
正しくコントロールされていることが、犬にとって安心であり、幸せなのである。

誰が先にドアを通る

餌を与えるとき、首輪にリードをつけるときなどの基本的な動きの時には
必ず事前に犬に座るように命令する。犬の興奮を抑えるため。

ドアを通るときは必ずあなたを先に通すように教える。

最初に犬と一緒にドアのところへ行く。ドアを1インチだけ開ける。
犬が先に行こうとすると、ドアをさっと閉める(もちろん鼻を叩いたり叱ったりしないように)
ドアが開くと後ろに下がらなければならない事を理解するまで無言で繰り返す。
これでドアのところで犬につっかかるといった混乱とは無縁になる。

外出の際は、犬の心理的ポイントからと飼い主の安全と快適さの理由により、
リードをひっぱらせないように訓練する。(方法については別項で説明する)

あなたは奴隷ではない

かまってやったり、愛情を与える時間はあなたが決める。

たいていの犬はアテンションが欲しいときはあたりかまわずいつでも要求する
(特にあなたの一番好きなテレビ番組のときに)
吠えたり、ジャンプしたり、自分の尻尾を追いかけてくるくるまわる。

そういうときは腕を組んでそっぽをむいて無視する。
しかし、あなたがかまってやると決めた時間には十分に遊び、
ブラッシングしたり、充実した時間を与える。
こうすれば犬と飼い主の強い絆ができ、
あなたは奴隷でないということを犬にわからせることができる。

誰が王様か

犬の中には、特に小型犬は自分のステータスを高くみせるために高いのところにいたがる。
ソファにのったり、飼い主に抱っこしろと要求する。
衛生面も含めて、犬に自分のベッドはあなたのベッドより安全で快適であることを教え、
ソファやベッドの上にあげないようにする。

大切な事は、言葉のトーンや手振りであなたの要求を犬にしっかり伝えるようにする。
自動的にわかると思わないように。

優しく愛してあげること。しかし厳しく。これを第一日目から一貫して行わなければならない。


続く

バタシー・ホームで、スタッフが犬の散歩をさせているのをよく見ますが、
ホームにやってきたばかりのほとんどの犬がリードをぐいぐいひっぱっています。
「しつけをしていない飼い主」に捨てられた犬ばかりなのでしょう。
滞在期間によりますが、新しい飼い主に渡すまで
バタシー・ホームはッ出来る限り、基本のしつけをしていきます。





プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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