古い屠殺場というの名のコーヒーショップ

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St John's Wood

RSPCA 設立 ー その2 アーサー・ブルーム

185年前に動物のためにたちあがった
エキセントリックな人たちに興味がわくのは私だけでしょうか。
記録に残っている人々をご紹介させてください。

ピカデリー・サーカスからさほど離れていないセントマーティンズ・レーンに、
「古い屠殺場」という名前のコーヒーショップがあった。

1824年の6月16日の夜。普段より店内は混んでいた。
ドアのそばにはおしゃれなシルクハットがずらりとならんでいる。
これはその夜、そこで会議を開いていた紳士たちのものであった。
その後、イギリスだけでなく、全世界に多大なる影響を与える概念、
―「動物たちを残虐な行為から守る方法」を討議する歴史的な集まりであった。

さかのぼること2年前の1822年、国会議員であるリチャード・マーティンは
家畜保護の暫定書を国会に提出していた。
しかし法案を通過させ、実行に移すためには強力なバックアップが必要であった。
将来を見通せる力と勇気をもった人物を探していたのである。

そこに泥棒や強奪がはびこる当時の問題に手が一杯である警察をサポートしながら
動物の正義もまた公正にとりはかられるように
していこうと決意してくれる人物が現れたのである。

それはブロムリ・バイ・バウ教会区の牧師であったアーサー・ブルームであった。
デボンシャーで生まれ、ベイリオルで教育を受け、ブロムリーで4年過ごした。
彼に関する情報は議事録に残っている
彼の筆による美しい文字のこと以外あまり知られていない。
1837年に亡くなっているが、どこに埋葬されたのかもわからない。

しかしこの静かで謙虚なパイオニアは
動物に対する人間の価値観を変えることを運命づけられた人物であった。
自分の財産を失ってでも死守しようとした動物救済の信念はゆるぎなく、
RSPCA設立の初期の苦労をもものともしなかった。

ミシガン大学法学部アニマル法律歴史センターサイトより抜粋

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古い屠殺場という名のコーヒーショップ(グーグルイメージより転載)


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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