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17番の電話

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はい、こちらXX動物収容所です。
ただいま電話が大変込み合っておりますので、
次のオプションをお聞きになり、該当の部門の番号を押してお待ちください。

15歳の息子さんが今まで飼っていた10歳になる犬 に
突然アレルギー反応を起こしたので、すぐ他の人に譲りたいという方は1番を

本日引っ越すので、大型の8歳の犬をただちに他の人に譲りたい方は2番を

この世界であなたしか犬3匹と赤ん坊の面倒を見る人が存在していないので、
犬3匹を処分したいという方は3番を

新しい子犬を飼うようになり、以前からいる老犬が慣れないので、
老犬をすぐ処分したい方は4番を

仔犬を飼っているが、すぐ大きくなり、可愛らしくなくなってきたから、
新しい犬種の子犬と交換したい方は5番を

過去3年間野良犬に餌を与え、世話をしてきたが、
引っ越すことになり、突然その犬は自分の犬ではないと考え、
処分したい方は6番を

犬が病気になり、獣医費が必要だが、
自分のホリデーのお金がなくなるので処分したい方は7番を

親戚が老犬を残して亡くなったが、
自分のライフスタイルに合わないので処分希望の方は8番を

不妊去勢手術をしていない2歳のオス犬が
家中をマーキングして回るので、ひきとって欲しい方は9番を

外で飼っていた犬が妊娠したため処分したい方は10番を

1月の寒い日、シェルターの敷地に犬を捨てた人がいると
匿名の電話をよこしてきて、実際は自分が捨てた方は11番を

15歳の犬を引き取らないとは責任放棄だと怒る方は12番

シェルターが引き取らないなら
10歳の犬を安楽死させてやると脅したい方は13番

クリスマスイブ、子供が目覚める6時半前に
仔犬を家まで届けて欲しい方は14番

イースターに子アヒルや子ウサギを子供に買ったが、
可愛くなくなったし、もうクリスマスも来るし、そろそろ処分したい方は15番

新しい恋人が犬が嫌いだというので、おばかなあなたは彼を捨てるかわりに
(来月どうせあなたは捨てられるのだが)犬を捨てたいという方は16番
.
これらに該当しないかたは、17番を押してください。
この電話は自動的にある音へとつながります。
捨てた家族を探し、混乱し、悲しみ、疲れ果てた老犬を
獣医が苦しみから解放する注射を打つとき、
保定するスタッフが絞り出す涙の音に



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一番好きな時間はラーラ・タイム

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6月1日から7日まで全国ボランティア週間でした。
「ボランティアの仕事は人生の目的をくれる」という
ドッグス・トラストで長くサポートしてくれるボランティアさんのお話

バーンステイプル出身のディビッド・ウッド氏53歳は
2年前の2016年の5月からドッグス・トラストでボランティアを始めました。
ウッド氏は当事鬱で苦しんでいて、外に出たほうが良いとアドバイスを受け、
ウエストダウン・センターでボランティアを始めたのです。

センターでは永遠の家が見つかるまでの間、
犬をきちんと生活させることが重要なタスクとなっています。
それは60名のボランティアの助けなくしては実現しないことであります。
ウッド氏はその中の大切なメンバーの一人です。

ウッド氏談

「ボランティア活動は人生に素晴らしいインパクトを与えてくれます。
私と同じくらい犬を愛するポジティブな人たちと一緒に
仕事をすることは私の健康に魔法をもたらせてくれます。
以前よりずっと活動的になりました。

肉体的な健康だけでなく、精神面でもとても改善されました。
朝早く起き、センターの職員さんたちと犬の世話をする、
それが生活の目標となり、やるぞとの決意になるんですよ。

そして犬たちとの結びつき、新しい人たちとの出会いを重ねるにつれ、
信頼をを裏切れないと思うようになります。

たくさんの犬と絆をもちましたよ。
その中でもラーラは私の心の中の特別な場所に住んでいます。
ラーラは私がボランティアをやっている年数と
同じくらい長い間、犬舎にいるんです。
落ちこんだときはラーラのことを思い出せばいいんです。
自然に笑みが浮かんでくるんですよ。
一日の時間で好きな時間は「ラーラタイム」です。
散歩にいったり、一緒に座ったり、遊んだりするだけでとても幸せです」

ドッグス・トラストのマネージャーは語ります

「ディビッドは週に3回、2年間で1500時間以上奉仕してくれています。
洗濯、掃除、散歩、犬たちと遊んだり。
基本的に犬たちの暮らしを
できるだけ楽しいものにさせにきてくれるんです」

氏は付け加えます

「ボランティア活動の醍醐味は犬たちに永遠の家が見つかることです。
特に私が長く一緒に過ごして仲良くなった犬たち。

見る景色の変わること、家から出ること。
そして日々の暮らしの中で目的をもつことができる。
言葉に尽くせないほどの潤沢をもらっています。
自信がつき、報いの大きい経験です。
皆さんにぜひお薦めしますよ」

再びドッグス・トラストのマネージャー

「誰かが散歩に連れて行ってくれれば、
他の人が犬をなでてあげる時間を作ることができます。
特にセンターに来たばかりの犬はなでてもらったり、
トレーニングや遊ぶ時間が必要なのです。
ボランティアの人たちは
センターの運営に欠かせない重要な存在です。
大切な価値のある役割を果たしてくれる
お一人お一人に 感謝してもしきれません」

Dogs Trust

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数年前ドッグス・トラストの研修に行ったとき、
広大な庭に大きなはさみをもち、
歩き回るいぶし銀のような男性がいました。
本職の庭師を退職した後、ドッグス・トラストで
庭師のボランティアをしているとのこと
プロが手入れするドッグス・トラストの庭は
それはそれは見事でした。






一番悲しいことは

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昨夜、犬がi遺棄されているのではないかという痛ましい電話を受け取った。
埋め込み首輪がされ虐待を受けているようだ。
午後4時からずっと道路に座っているという。
いくつかの機関や警察に報告されたが、保護する者はいなかった。

午後9時になっても犬はそこにいた。動かないのである。
私達はこの子が一晩中雨に打たれて座ったままでいるのが耐えられず、
どしゃぶりの雨の中、レスキュー・チームを彼の元に送った。
車が激しく行きかう中、私達のことを信頼してもらうのに
少々時間がかかったが、やっとトラックに乗ってくれた。

彼はホフマンと名付けられ、獣医のチェックを受けている。
痛々しいでき事であるが、
一番悲しいことはこの子は捨てられたのに、
飼い主が絶対自分のところに戻ってくると信じて待っていた事である。

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アメリカご在住の方、ホフマン、フォスターさん募集中です

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雨のそぼふる今日は



雨のそぼふる今日は、
美しく優しい魂の持ち主、レディにさよならを言う日となった。


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一年前、野犬収容所から
3匹のラブラドールが捕獲されたと連絡があった。
若犬二匹ともう一匹は神経痛もちの12歳のレディーである。
私達のポリシーは「家族は決して引き離さない」だ。
3匹ともひきとった。

レディーが到着したとき、
彼女の過酷だったな日々がすぐ見てとれた。
レディの残りの生を心地よいものしなければならない。
一時預かりのジョアンとカールは速攻で、
すでにいる3匹の保護犬とともにレディのために
家と心を捧げてくれたのである。

庭をかけまわり、太陽の下で寝転がり、
冬は暖かく柔らかいソファで
家族に囲まれ過ごした私たちのレディは
最後まで愛された。

レディの最後の呼吸が終わるまで
そばについていてくれたジョアンとカールは
愛という世界で最も貴重な贈り物をもたせて
レディを旅立たせてくれたのである


Make a Difference Rescue



動物たちはへこたれません


オーストラリアの写真家、アレックス・シーンズは、
過去8年間の写真の中から好きなショットを集めた写真集を発表した。
虐待や暴力を受けて身体に支障をきたしたレスキュー犬たちである。
タイトルは「不完全な完全さ」

「辛い経験に耐え、克服してきた犬たちはいつも私を感動させます。
与えられた環境の中で精一杯生き抜く。決してあきらめない。
どんな状況でもポジティブに生きていく犬たちを見て
私はどれだけ多くのことを学んだことでしょう

怪我を負ったほとんどの動物たちはそこでへこたれません。
文句を言わずに新しい身体に適応させる。
生き延びようとします。

それぞれの動物たちの美しさを引き出したい。
彼らの肉体的不具合も含めて、
写真はそれを繊細に心をこめて引き出したいと思いました。

犬たちと一緒に仕事をして学んだ一番大切な事は、
彼らは他は見ない、今に生きているという事。
この素晴らしい犬たちの写真とストーリーを
世界の人たちと共有したいと思っていた私の夢が叶いました。

写真集の中にはいくつかのメッセージをこめました。
美は至る所に存在しています。
外見というものはただの洋服であり、
体が不自由な犬も他の犬たちと変わらない愛をもっています。
寸分たがわぬ価値を持ち、
一生を幸せに全うするに価する子達です」

Photographer by Alex Cearns
"Perfect Imperfection"


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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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