用意周到な戦略 -あなたのすることはすべて大切である

C1F8r5kXgAAv_6y.jpg
ロンドン地下鉄クラパム・コモン駅

最後に大切な事3つ

●効率よく効果的にスマートに

動物擁護活動をしている人たち、
あなたたちは本当に変化をもたらす事ができる。
ただエネルギーをがむしゃらに使うのではなく、
どうしたらより効果的に効率よく使えるか常に考える

●あなたのすることはすべて意味をもつ

あなたが誰かと動物のために話すたびに、
誰かがあなたのボタンやバナーや車のスティッカーを見るたびに
それは小さな勝利である。
大きなことでも小さなことでも
あなたのすることはすべて大切である。

●私たちは実際に勝利の道へ向かっている

恐ろしい動物虐待のビデオ、本やインターネットを見たり、
サディスティックな動物虐待の情報が入るとへこんでしまうのは当然である。

しかし、私たちは確かに確かに勝利への道へと進んでいる。
そのスピードは過去の社会的な正義を勝ち取ってきた
どの闘いに比べても早いスピードである。

思い出してほしい。女性に選挙権が与えられていなかったのも、
人間が奴隷として利用されていたのもつい最近のことである。

将来、過去にこんな恐ろしいことをしていたのかと
驚愕する社会になってもらうために、私たちが今何をすることができるか、
どういうふうにしたら変化をもたらすことができるのか、知恵を振り絞ろう。

2003年5月、3分の2のアメリカ人が
合衆国での畜産動物の虐待を阻止する強い法律の実施を
支持しているという結果が出た。

今は動物は少なくとも何らかの保護を受けるべきであると
96%のアメリカ人が考えているという結果がでている。
動物を虐待する産業は民意に逆らってまで
自分たちのやり方を永遠に続けていくことはもはや不可能である。

1990年までは動物保護に関する条例は一つだったのに、
それ以来次から次へと数多くの条例が通過している。

世界中でも動きは広がっている。
屠殺場で何が起こっているか、動物たちがどんな扱いを受けているかを
通りでデモンストレーションをする人たちが
どんどん増えてきているではないか。

インターネットの普及で活動の幅が広がり、
インパクトもどんどん大きくなっていっている。
PETAも無料のベジタリアン・スターターキットやレシピを配布し、
地域の活動団体を支援している。
また今まで誰も知らされていなかった屠殺場の現状を
カメラを忍ばせて衆知することができるようになった。

食べ物の選択肢が星の数ほどある人間たちが、
ただ好みの問題で、世界中で動物たちを残酷に
殺戮している。

動物の苦しみを迅速に効果的に終了させることが
私達の時代の緊急の責務であると硬く信じている。
そしてそれを実現させるためには
あなたたちの助けなくしては成就できない。


PETA のEFFECTIVE ADVOCACYから抜粋したシリーズこれで終了です。
食用動物のことを語ると、ささーっとひく人が多いけれど、
私はこのことを考えない日はありません。


スポンサーサイト

用意周到な戦略 - がたがた細かく騒がない

IMG_4751 (Custom)



私達は動物を苦しみから解放するために、
みんなで力を合わせて推進したいのではないだろうか。
ところが舵の取り間違いで往々にして
仲間になるべく人たちを追い散らかしてしまう事がある。

ビーガンの人たちの中には自分たちが純粋な存在であるかのようにふるまい、
ビーガンを教義としてしまいがちな人がいる。

忘れてはいけない。
ビーガン主義は最終目的ではない。
動物への残虐行為を終焉させる一つの手段である。

動物が必要なのは声をあげてくれる人だ。
できるだけ効果的に影響力を持った声だ。
ビーガンは、自己陶酔のトレンディな食生活術ではない。
動物を助けるためのものでなくてはならない。

一人がビーガンになると年間100匹の動物の命が助かる。
あなたの知人がビーガンになるとその2倍の動物が助かる。

なのになぜみんな簡単にビーガンにならないのだろうか。
まず、生活するうえで不便だと思っている人が多い。
またチーズやアイスクリームなどをやめるのは難しいと尻込みする人も多い。

そういう人たちにたとえば、チーズやアイスクリームをのぞいて、
動物を使った製品をやめてみてはどうかと励ませばよいのに、
牛がどれだけ大変な目にあっているか滔々と解く。

せっかくビーガン・ハンバーグを選んで食べている人に
それをはさんでいるバンにどれだけバターが入っているかをうんぬんする。

パンの中の少量のバターにストイックなまでの執着をみせていると、
動物の苦しみという焦点がぼけてくるし、何の変化ももたらすことはない。
これは私たちのゴールではない。

いつもいつもいつも念頭に置いて欲しい

ビーガンは教義ではない。
ビーガンは動物の苦しみを終焉させるものである。
ビーガンは食材料のリストを挙げたり、食べ方のルールではない。
ビーガンは動物を助けるために私たちができるベストなことである。

たとえば、あなたが肉を食べる人たちとレストランに行ったとする。
その時パンの中に何が入っているかわからないとか、
ウェイターに素材をこと細かに聞いたり、
焼き方を指示したりするのは
ビーガンのエッセンスからはずれた行為である。

テーブルに座っているほかの友人たちは、
もしかしてビーガンに興味があるかもしれない。
その人たちがあなたの注文の仕方や材料の執拗な吟味をみてたときに、
ビーガンというのはややこしそうだ、むずかしそうだと思うに違いにない。
試そうという気もちも失せてしまうかだろう。

もし自分の口に入るものがそんなに気になるのなら、
事前にレストランに電話して、アレンジを済ませておけばよい。
会社のパーティなどで、
食べるものがわからなければ、持参すればいいのだ。

とにかくがたがた細かく騒がない。
動物の苦しみを憂慮していることが
神経質で執着心に取りつかれたナルシストという印象を与えないで欲しい。
動物たちのために。


PERSONAL PURITY VS. EFFECTIVE ADVOCACY - PETA


用意周到な戦略 - 批判ではなく話しを

IMG_1046.jpg



畜産業の動物たちの悲惨さは筆舌に尽くしがたい。
一旦知ってしまうとすべての人々にビーガンになってもらいたい
と思うのは無理からぬことである。
しかしその残虐さと恐怖を強制的に皆に見せたり、
ぶつけたりするのは、効果的な方法ではない。

「植物も痛みを感じる」とか「動物だって他の動物を食べるじゃないか」
とかいう人に対して、もちろん反撃の方法はいくつでもある。
しかし、そこで君たちはなんて馬鹿なんだというような返答をすると、
皆逃げ出してしまうだろう。

以下のようなアプローチはいかがだろう

「それは僕も何度も考えたよ。でもこういうふうに考えたらどうだろうか」とか
「僕も同じ質問を自分にしてきたよ。でもこんなふうには思えないかい」

これだと話がぶち切れず、無理なく流れていく。
何よりあなたがきちんと話し合いのできる人間に見える。
これはどんな方法よりもはるかに効果的なのである。


ハナっからつっかって来る人がいる。
けれど、経験からいうと、この中の多くの人たちは歩み寄れる人たちなのだ。

低いレベルで闘うのはやめよう。反対者の考えも聞き、彼らの顔も立ててあげる。
もしあまりにも攻撃的な人であれば、一度PETAのビデオをお薦めしてみればいい。

以上のようなマナーで望めば、人間が本来持っている良質の気性が出てくる。
すると「そういえば、僕の妹はベジタリアンなんだ」といったような発言が
ひょいと出てきたりしてびっくりするだろう。

最初あんなにひどい事を言っていた人が
実はこんなに良い人だったのかと変わる場合も多い。

しかし、もしあなたが攻撃的に、上から目線で物を言うと、
あなたの近くには誰も寄ってこない。
そしてそれは動物にとって利益であろうか。



用意周到な戦略 - 敬意を持って人に接するべし

IMG_3194.jpg


6月の記事、少し書き足しました。

カーネギーの原則 2

いかなる状況のときにも敬意をもって人に接するべし


動物擁護のチラシを渡したり、デモをしているとき
かなりの確率でヘンな事を言う人がいるであろう。
侮辱的な言葉を発する人がいるかもしれない。


頭にきて応戦したくなる気持ちはわかる。
でも言い返してスッとするのは数秒である。


それよりも、感じの悪いあなたにスポットライトが当たり、
それを聞いた回りの人が引いてしまうことは必須である。
となるとあなたの主張など誰も聞いてくれるわけはない。
これは動物擁護者は過激な人が多いとい
う間違った偏見を助長するのみで、動物の助けになっていない。

つっかかってきたり、いちゃもんつけてくる人たち、
チャチャをいれてくる人たち。
そういう人たちに丁寧な応対をするのは嫌だと思うかもしれないが、

信じよ。

私たちの長年の経験が語る。


そういう人たちこそが、実際は過去にやってみたことのある人たち、
やってみようかと思っている人たち、揺れ動いている人たちなのである。
ゆえに反応が攻撃的なのである。
無関心の人は声もかけないであろう。


私たちは常に敬意と優しさをもって対応すべきだ。
そうしたって誰も傷つくわけでない。
反対に背を向けていた人が耳を傾けてくれるかもしれない。
その人たちが友人や家族にも伝えてくれるかもしれない。

あなたの声のトーンやボディランゲージから話しの内容まですべて
あなたは見られている。保証する。

どんなにあなたが正しかろうと、どのような状況にあれ、
自分の中で繰り返し問わなければならない事がある。

「これは動物にとって一番良いことであるかどうか」

繰り返す。

誰かに向かって動物の権利やビーガンになるように、説いている時、

考えてみよ。

相手に対して敬意を払っていない討論であれば、
決して動物の利益になるはずはないのである。







用意周到な計画 -私的な事は二の次


IMG_4020.jpg

2 Living by Examples

1成功のための服装

デール・カーネギの本にもあるが、服装はきちんとしておくこと。
私たちのメッセージは動物の虐待に終止符を打つことであるが、
そのメッセージをぶち壊すような服装をしないこと。

できるだけ効果的に行いたい。
そのためには私的なことは二の次である。
あなたの観客はどんな人か。
目を向けてもらうためにはどんな役を演ずればよいか。
観客に寄り添えば、気持ちは伝わりやすくなる。

ヘアを緑に染め、ボディピアスをし、
穴だらけのジーンズをはくのもまったくの自由である。
しかし社会の基準からはずれてしまうと、
私たちは動物を助ける可能性に少々制限を与えてしまうことになる。

健康面にも言える。自分の健康を省みない活動家もいるが、
もし病気がちや不健康に見えると、説得力に欠けてしまうであろう。
運動をいっぱいして、たくさん休憩をとろう!

食事にしても、もしジャンクフードばかり食べていると、
これからベジタリアンやビーガンになろうとしている
予備軍の人たちを遠ざけてしまう可能性があるので、
どうぞあなた自身も健康的な食生活に留意するように。



プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
私に何の関係があるというのだ

最新記事
多くの方々がご覧くださった記事
Tweet It
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

大の男が号泣するとき
When a big man cries キンドル版
イギリスの動物保護団体
ノン・キル・シェルターの成功法ヒント
お一人でも多くの方へ
当サイトはリンクフリーです。転載、引用、ご自由になさってください。 動物たちにとっての最大の脅威は「残忍な人間たち」でありますが、 同時に「実際に何が行われているかを知らない人たち」です。 どうぞお一人でも多くの方に広めていただければ、 これに勝る幸せはありません。 本ブログは私がすべて英語より意訳/荒訳/超訳/創作訳をさせて戴いております。
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
QRコード
QR