この記事を読むとシェルターは空になるはずである


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シェルターにペットを持っていた人は誰しもそこは地獄だと感じたであろう。

書類記入。おそらく涙。たまに地域の動物チャリティ・グループが説得のために
シェルターの前で待機しているかもしれない。

引き取りを拒否するシェルターはない。引き取るが殺処分する。
しばしば数日以内に。
この数日間は犬にとって一番ストレスがかかり、
混乱の悲しい日々である。

引き取り数の高いシェルターにペットを落としていく人たちは
飼い主が去ったあとそのペットがどうなっていくのか
本当に理解しているのだろうか。
もし知っていれば、シェルターは空になるはずである。

新しい飼い主を見つけて欲しいと、シェルターにもっていくのは
完全な間違いである。
合衆国のシェルターでは毎年120万匹の犬が殺処分されている。
生きて外に出れる犬はほぼいない。
不運だったと済ませられる問題ではない。不運に値する犬はいない。
特に家族の一員として可愛がられていた忠実な犬たちは。

公的機関のシェルターは
外に出すよりはるかに多くの犬を引き取っている。
合衆国では13600の公的シェルターがあり、
760万匹のペットを毎年収容している。
その中で実際家が見つかり外に出ることができる
動物は270万匹くらいだろうか。

数は少ないが、ノンキル・ポリシーを維持している
ヒーロー的なシェルターもある。
例えば、ユタやカリフォルニアのベスト・フレンズは一匹も殺処分していない。
ノースショア・アニマル・リーグも似たような人道的なポリシーを遂行している。
しかしこのようなシェルターは
ボランティアがたくさんいるからこそ成り立っているのであるし、
このようなシェルターには動物持ち込みが殺到する。
ロス州のとあるシェルターはボランティア不足に悲鳴をあげている。
20分ほどの短い散歩をさせてくれるボランティアさえいない。
シェルターから一歩も出たことない犬もざらである。

シェルターに連れてこられた犬は犬たちの吠え声、
いろいろな匂いや音、知らない人たちにかこまれて非常なストレスを感じる。

あなたの犬がそんな環境に連れてこられた状態を想像して欲しい。
どんな犬でも恐怖心が芽生えないはずはない。
恐怖の中にいる犬は本来の姿を失う。
本当は他の犬とうまくいく犬だったのかもしれないのに、
人間が触ると縮こまるか、反抗する。
本来のキャラクターを取り戻す時間がないのである。

もしあなたの犬がシェルター環境になじむことができないのなら、
生きるチャンスは非常に少なくなると言ってもいい。
いい子に見えないと譲渡は難しい。

エイミー・クラインはシェルターから出られなかった犬のことを思い出す。
少なくとも間に合わなかった。
カルホンは、シェルターで怖がりで臆病な犬になってしまった。
スタッフはカルホンを遊び場まで連れて行かなければならなかった。
そこで譲渡用の写真を撮るのである。
しかし1歳半のカルホンはまだ写真を撮る準備ができていなかった。

やっと一枚だけ撮った。一日がかりの撮影だった。
ようやくカルホンはエイミーの手から
おやつを食べるようになったころである。

しかし数日してシェルターを訪ねたところ、カルホンはもういなかったのだ。
あまりにも怖がりで殺処分されてしまった。

生きたままか死んだ状態か、どちらにしても犬はシェルターから出ていく。
収容されて数日か、時には数時間か。犬にとっては重要な日、殺処分の日。 

その日は変更になる可能性もある。
多くの人がその犬に興味を示したり、犬がいろいろなテスト、
人間や他の犬に対するレスポンスに合格したりする場合など。
Aで合格した犬は望ましい犬と評価される。
問題はテストに受からない犬の多くは
シェルターでそんな風になってしまったことが多い。

例えば食べ物を奪われるかもしれない攻撃反応。
これはどの犬だって、シェルターで3匹以上の犬たちと
餌を共有しなければならない状況だとそうなるのだ。

犬種や色などによって差別される犬もいる。
不人気な犬種や危険な犬のイメージがある犬はほとんどチャンスがない。
合衆国で一番過剰に繁殖されている犬はピットブルである。
譲渡先を探すのが一番難しい。
600匹の中でたった一匹シェルターから出ることができる。
メリーランド州にある地域は特定の犬種は
譲渡のチャンスが与えられないまま、殺処分をするところもある。

色もまたシェルター犬にとっては生死を分ける要素である。
黒い犬は50%譲渡率が落ちる。

そして年齢は一年重ねるごとにシェルターから出ていく確率は下がっていく。.

生きて出ていくチャンスが高いのは仔犬たちである。
もちろん不具合があったり、怪我をしていたりしなければだ。
もし治療が必要な場合も
レスキュー・グループは譲渡率が高い仔犬は引き取る。

誰かシェルターに持ち込もうとしている人が回りにいたら、
この記事をシェアしたいと思うかもしれない。

だが、以前は家族だったものを
シェルターに連れていかなければならない人たちを
中傷批難するのはたやすいことではない。
黒か白ではないことは理解している。経済的理由は厳しいであろう。
あるいは予想していなかった健康状態。

しかし、代替え案はある。
アメリカのヒューメイン・ソサエティは
ペットをシェルターに連れて行く前のオプションをウエブで公開している。

あなたができること


悲惨なシェルターだが希望はある。
どんなに混んでいるシェルターでもそこに尻尾を振ってくる犬達を見るだろう。
動物たちを愛し、援軍となって
シェルターに飛び込む人や団体がいるではないか。
年寄りだって、しょげている犬だって誰も欲しくない犬だって見逃さず
愛をもってセカンドチャンスを与えようとしている人がいるではないか。

多くの犬が不要だとシェルターに投げ込まれる
この止まらない流れを、あなたが怒り、哀しいのなら、
その流れをスローにさせるために活動をしている人たちを助けることができる。

老犬の医療費の補助をカバーする人たち、フォスター・ファミリー、
終生飼育費用を寄付する人たち、
無料の不妊去勢手術を提供する団体、
合衆国全体のシェルターに犬が写真映りが良くなるよう写真を撮る団体

そしてもちろん、あなたがいる。

世界中のすべてのシェルターと同様に、
ほんの少しでも助けがあればどれだけ力になるか。
実際、シェルターの犬の生死が
ボランティアの数に比例しているという事実を考えてほしい

最近シェルターに立ち寄ったであろうか。
どうか、地域のシェルターのウエブをみてほしい。

あなたはもちろん、牢獄にいる犬たちに
最も素晴らしい贈り物をあげることができるではないか。

「自由」という贈り物を。


私たちの物事を変える力がどんなにすごいことかを過小評価するなかれ。
人間と犬の両方に素晴らしい喜びが洪水のように押し寄せる。

一匹家に迎えてあげなさい。




If Everyone read this, shelter would be empty

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私は幸せを願う母である


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私がひきとったのは推定10歳のミスター・ボーンというピットブルテリア。
ニューヨークのアニマルケア・コントロールで殺処分を待つ身であった。

彼と暮らし始めて4年半だが、その間5回の口腔手術を受けている。
今日はその5回目の手術の日だ。

ミスター・ボーンの口は人間から虐待され傷つけられたとみられる
大きなダメージがあり、
2012年からドクターたちは懸命に治療を続けてくれている。
私は仕事を休んで、彼の手術すべてに付き添った。
投薬し、痛みをとり、清潔を保つ。手から食べさせ、
アパートの階段を35キロの身体を抱えて登ったり下がったりした。
買い物に、調理に多くの時間を費やし、クリームチーズ、
ターキーをボイルして、缶スープやツナ、ロティサリ・チキンまでも動員し、
食欲をそそられるようなものをあちこち探した。
そうしたら、こっそりその中に薬を忍び込ませることができるから。
肉を食べない私にとっては、けっこうチャレンジであるが。

今度の手術は一週間ほどで回復するだろう。
殴られたため、ほとんど歯がない。
半凝固してダラダラ流れている血も止まるであろう。
薬漬けの状態から抜け出すことができる。

このよだれだらけのキスを受けた人たちすべて、
ミスター・ボーンがこれまでよく頑張ってきた証だと思ってくれる。
舐められながら、いい子だいい子だと言ってくれるのだ。
彼が人間を許してくれるように。
そしてまた犬となるための戦う力をもってくれるように。
.
家族には7年前にアニマル・センターからひきとったシャロンもいる。
この2匹のため、トレーニング、行動セラピー、心身リハビリテーションに
長い年月と何千ドルを費やした。
彼らのことが心配で夜も眠れない日もあったが、
彼らが次々と問題を克服し、できる事がひとつひとつ増えていくたびに、
言葉にならない喜びをもたらしてくれるのである。

この2匹は私の子供である。
私はこの子たちが世界で一番幸せになるように頑張ってきた。
この子たちも私をすぐ信頼してくれた。

ニューヨーク・タイムズ紙で、
ペットの親が自分たちのことを親と呼ぶ風潮を
バカにする記事を掲載していた。
個人的にも批難されたことがある。でももう気にしていない。
私はこの子たちの幸せを願う親である。
親や子供という言葉は一つの定義ではなく、
流動的な無限の意味を持つ言葉である。

私の話は特別なものではない。
みんなそれぞれ、ミスター・ボーンのような犬たちに
関わっているに違いない。
これを読んでいる人たち、あなたもきっとそうであろう。
私のように子供たちを育てるのに忙しく、目をまわしている。
彼らにとって世界中で一番すごい母となって。

Elli Frank


https://pupjournal.com/dog-child-no-wont-stop-calling/?utm_content=bufferafd8d&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer


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僕はとてもいい考えだと思う


僕たちは毎年何百万匹の健康な犬猫を殺し、
何百万匹の新しい犬猫を繁殖しているという事が今日わかった。
父さんが言うには、人は選択したいからだと。
でも死んでしまった何百万匹のペットたちだって
生きるという選択をしたかったんだと思う。



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もしみんながペットをシェルターからを貰えば、
殺すのを止めることができる。
僕はそれは本当にとってもいい考えだと思う。






二匹救ったことになる


シェルターから動物を一匹引き取ると二匹救ったことになる。
引き取った動物と今度その場所に新しく入ってくるもう一匹の動物と。
すごくて楽しい


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素晴らしい事を共有できる幸せ


すぐに譲渡できる子たちもいます。

しかし、他の犬や私から人生を学ばなければならない子たちも
たくさんいます。

床からではなく食器から食べること。

固いコンクリートの上ではなく、
柔らかいベッドで寝ることから教えなければならない子も。

けれどほとんどの子はもうすでに愛し愛されることを知っています。

この子たちが今までの人生で経験したことのなかった
数々の素晴らしいことを一緒に体験し、共有することの幸せを、
そしてその輝く目を見る事ができる喜びは言葉に表せません。

一時預かりの母さん



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プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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