英国のスーパー買い物客が実験台になりそうだ

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オックスフォード大学とスーパー・マーケットのチームアップで

スーパーのとローリーの中身を劇的に変えようという試みが始まった。

 

大手スーパーのセンズベリーがキーコラボの立役者となり、

5百万ポンドの資金を投じたプログラムは

OUR PLANET, OUR HEALTH と命名され、

劇的な温暖化に突き進んでいる地球に歯止めをかけ、

かつ人間の健康を改善しようとしている。

 

その重要な役割を果たすのは肉の消費量を減らし、

野菜や果物をもっと摂取することであり、

人間の健康と地球の環境両方に利益をもたらすとチームは言う。

 

まずスーパーの陳列棚のデザインを変えることから始まった。

 

肉の代用品を肉製品と同じ棚に並べる

ベジタリアン商品を購入した客には

バウチャーやポイントを提供す

肉を減らす方法や野菜中心料理のレシピを提供する

 

イギリスではすでに肉の消費量を減らすという動きは定着しているが、

オックスフォード大学の栄養士、政治経済学者、疫学者が

環境にもたらす影響も含めて、更なる肉の減量を、

消費者の日々の食生活を担うスーパーと共に、

一般の人々により多く広めていきたいと思う。

 

肉を減らした食卓でも多種多様な選択肢、

特に野菜や果物のバラエティの豊富さを強調したいと

スーパーは考える

たとえば野菜で作ったスパゲッティや

ラザニアシートをご案内し、

お客様に積極的に使ってもらうようにします。

また今までノン・ミート製品は特定の売り場に限られていましたが、

今は普通の肉売り場に置くようにしました。

ベジタリアンや肉代用品のレシピを店内に張り出し、

購入したお客様には

ポイントボーナスやバウチャーを発行するようにします。

 

いろいろな方法でアプローチすることができます。

大切なことは科学的根拠に基づいて行う必要があり、

その方が消費者の皆様にも説得力があると思っております。

その意味で今回のオックスフォード大学とのコラボレーションは

さに的を得たプロジェクトであると歓迎しております」

 

The Guardian 22/01/2017

All change in the aisles to entice us to eat more veg

写真もその記事から

 

6,7年前までのイギリスはベジタリアンやビーガン料理は

バラエティがなかったし、ぐちゃぐちゃで美味しくありませんでした。

今はスーパーでの売り場もどんどん広がってきていますし、

レストランもたくさんあり、存在感が増してきました!

料理は肉の欠落感はなく、洗練されとても美味しくなってきています。

何より殺害の概念がつきまとうものを、後ろめたい気持ちで食さなくてよい。

心から食べることを楽しむ事ができる。


それにしても、ツィッターで拝見する日本のベジごはん、ビーガンごはんは

プレゼンテーションも綺麗だし、本当に美味しそうだなあ。










 

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動物たちは代わりに豆腐を注文できない

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「月曜日は肉のない日に」という小さなステップ。
肉の消費量を少なくしようという動きは動物擁護者の方たちにとって吉報であろう。

豚と牛を食べないが、鶏と魚は食べ続けるという人が増えてきた。
おそらくは動物を「食べる動物」と「ペットの動物」とに分類し、
哺乳動物は長いまつ毛の奥の目が魂を宿しているとして
愛玩動物カテゴリーに入れるのであろう。

食卓から一種類か二種類の肉を排除する意図は良い。
けれどトータルでの肉の消費量は変わっていないとしたら、
実際はもっと多くの動物を殺す事につながっているということはご存じであろうか。

何故なら少数の例外を除いて、鳥や魚は豚や牛より小さいからだ。
一日数百グラムのビーフステーキを一人で毎日食べても
一頭を消費するのは一年かかる。
しかし、チキンやサーモンを毎日食べれば、年間何百匹を食べることになる。

鳥や魚は哺乳類に比べると同情票は少ないようだが、
七面鳥は愛情を注がれること、精神的な刺激を受けることを
楽しむ反応があるらしい。
鶏と真向いでつきあった人は誰も彼らが
個々の性格があるということを否定すまい。

また.一般的に魚は数秒の記憶力しかないと思われているが、
捕獲網のどこに穴があいているか
最初にひっかかったときから数ヶ月経ても覚えている。
魚は他の魚や人間の顔も認識することができる。
ダイバーは水中撮影をするとき魚たちが興味深げに、
親しげに寄ってくると証言している。

合衆国の「動物を人道的に殺戮する法律」の中に鳥は含まれていない。
ということは合衆国で殺戮される動物の95%が
対象外になっているということである。
州ごとに規制の程度こそあれ、無いに等しい。
縛られ、放り投げられ、意識のあるうちに喉をかき切られる。
羽毛をとる薬液のタンクに生きたまま投げ込まれる。
.毎年100万匹の鶏や七面鳥ターキーが生きたまま煮沸されるという。

魚の神経組織が他の動物と異なるので、魚は痛みを感じないと
ずっと言われてきたが、最近の実験でそれは間違っていることが証明されている。
魚の唇に刺激剤を注射すると
水槽タンクの壁にひっきりなしに唇をこすりつける。
痛みを伴わないとこの行動は見られない。
さすれば、魚が口びるに針がついたまま数日間も漁船で運ばれるのは
非常に苦痛に違いない。
しかもこれはデッキの上に打ち上げられて、ゆっくり窒息させられる前の出来事である

海洋哺乳動物を愛する人たちはいるかや亀、鯨などが
網にひっかかって命を落とすことを知らないかもしれない。
また魚の乱獲は食物連鎖の生態系を破壊することになる。
岸辺に打ち上げられたペンギンの腹の中は空っぽである事が多い。
魚がいなくなると、それに頼っていた動物たちは
豆腐を代わりには注文できないのだ。

動物を殺戮する残酷さは殺される前から始まっている。
鶏卵用の鶏は、太陽にあたり、土にまみれ、子供を育てるという
自然の本能をとりあげられ、ぎゅうぎゅう詰めにされ、重なりあい、
糞尿にまみれ、まっすぐ立っていることも羽を伸ばすこともできない.。

5時間のフライトで根をあげている私たちを想像してほしい。
鶏は少なくとも1年間はこの状態なのだ。
環境がましなフリーレンジの鶏の数は非常に少ない。
しかしその鶏たちさえも、保護の法律がないため、用が済めば、
生きたままブルドーザーにかけられ、ゴミとして埋められる。

ミルク製造も非常に残酷なシステムの上に成り立っている。
哺乳動物は出産しない限りミルクを出さない。
子牛を取り上げられた母牛は何日も何日も子牛を探しを求めて鳴く。
子牛は乳製品産業の過程中のゴミなのである。

肉をやめ、ビーガンライフスタイルに移行しようとする人はまだまだ多くはない。
しかし一つの肉の代わりに別の肉を食べるということは
事態を良くすることはなく、返って悪化させることになる。
それよりも今消費している肉の量を半分に減らし、
半分を植物にすることは益が非常に大きい。
そんなに難しいことではない。
植物のみで作ったマヨネーズはハインツの普通のマヨネーズと勝るとも劣らない。

昨年、ホールフーズがチキンサラダを植物だけのサラダと間違って出したときも
誰一人として気が付いた人はいなかったのだから。

Thinking of Giving Up Red Meat?
http://www.latimes.com/opinion/op-ed/la-oe-singer-dawn-vegetarian-half-measures-20161016-snap-story.html
Peter Singer
ロスアンジェルスタイムス2016年10月

寝るときは夢を見る

彼女は

ひよこへの愛情を示す事ができる
人間を個々に識別できる
30段階の警報を発することができる
寝るときは夢を見る
孵化する前から赤ん坊とコンタクトができる
他の鳥と強い友情を結ぶことができる

でも養鶏産業から脱出することはできない
フリ―レンジと謳っても17か月で殺される
本当はそれから3年も生きられるのに

養鶏産業はあなたにそれを知って欲しくない

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イングランドにおいて幸福の意味を 知っている動物は存在しない

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動物農場(Animal Farm) 1945 ジョージ・オーエル著 
H. Tsubota 訳

イングランドの農場で長老の豚が仲間の動物を集めて演説する場面です。


「さあ同志諸君。我々の生活の本質とは何か? それについて話そう。
我々の一生は悲惨で困難に満ち、短い。
我々は生まれると同時に体を肥え太らすための多くの餌を与えられる。
そして我々のうちそれが可能な者は精根尽き果てるまで働かされる。
やがて我々の利用価値がなくなるとその瞬間に
我々は恐るべき残酷さで屠殺される。
イングランドにおいて幸福の意味や老後の余暇というものを
知っている動物は存在しない。
イングランドにおいて自由な動物は存在しないのだ。
動物の一生は悲惨で隷属的である。これが率直な真実である」

「しかしこれは単純に自然の摂理と言えるだろうか? 
まともな生活を送ることを許さないほどに
我々のこの大地が貧しいためだろうか? 
否。同志諸君。千回もの否! 
イングランドの土壌は豊かで、その気候は穏やかである。
現在そこに生活する動物の数を大きく凌ぐ豊富な食料の供給が可能である。
それではなぜ我々はこの悲惨な状態のままなのか?
それは我々の労働の生産物のほとんど全てが
人間によって盗まれているからである。
同志諸君。これが我々全員にとっての問題の答えだ。
一つの言葉に要約できる……人間。
人間だけが我々に対する本当の敵なのだ。
人間を追い出そう。
そうすれば飢えと過酷な労働の根本的な原因は永遠に無くなるのだ」

「人間は生産することなく消費をおこなうただ一種の動物である。
彼らはミルクを出さない。彼らは卵を産まない。
鋤を引くには弱々しすぎるし、ねずみを捕まえられるほど足が速くもない。
しかし彼らは全ての動物の主だ。
全ての動物を働かせ、その見返りに飢え死にしないだけの最低限だけを
動物に分け与えて残りを自分で所有するのだ。
我々の労働は土地を耕し、我々の糞は土地を富ませる。
しかし我々の内にその素肌以外に所有物を持つ者はいない.


「その悲惨な一生ですら我々は全うすることはない。
私自身のことで愚痴を言うつもりはない。私は幸運な者の一頭だ。
私は十二歳で四百頭以上の子供がいる。これは豚にとっては自然なことだ。
しかし最後の冷酷なナイフを逃れられる動物は存在しない。
私の前に座る若い豚たちよ。
君たち全員が一年以内に悲鳴をあげてその一生を終えるだろう。
我々全員が必ずこの恐怖を体験する……牛、豚、鶏、羊、全員だ。
馬や犬の運命も大差ない。
ボクサー、君のその素晴らしい筋肉が力を失ったまさにその日に
ジョーンズは君を屠殺屋に売るだろう。
屠殺屋は君ののどを切り裂き、猟犬の餌にするために君を煮るだろう。
犬の場合は年をとって歯が抜ければ
ジョーンズはその首にレンガを結びつけ近くの沼で溺死させるだろう」

「同志諸君、この我々の生の全ての不幸が
人間の横暴に由来することは水晶のように明瞭ではないだろうか? 
人間さえ居なくなれば我々の労働の生産物は我々のものとなる。
ほとんど一夜にして我々は富を得て自由になれるのだ。
それでは我々のすべきことは何か? 
昼夜を分かたず全身全霊をかけて人類打倒のために働こうではないか!
同志諸君、これが君たちへの私の伝言である。反乱だ! 
私にはいつその反乱が起きるのかはわからない。一週間以内か、百年以内か。
しかし私にはこの足元の藁を見るのと同じくらい確実にわかる。
いずれは正義がなされる。
同志諸君、君たちの残り短い一生を通してしかと見届けてくれ! 
そしてぜひ私のこの伝言を君たちの後に続く者に伝えてくれ。
将来の世代が勝利をおさめるまで闘争を続けられるように」

「同志諸君、憶えておいてくれ。
君たちの決意は決して挫けないということを。
どのような論争も君たちを迷走させることはない。
彼らが君たちに人間と動物は共通の利益を持つ、
片方の繁栄はもう一方の繁栄であると言っても耳を貸すな。それは嘘だ。
人間が自分以外の生き物の利益に奉仕することはない。
そして我々動物の間に闘争における完璧な団結、
完璧な同志意識を育もうではないか。全ての人間は敵だ」




人生を動物を助けるために使おうではありませんか


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食卓の上の肉をよく見てください。ただの一片の食物ではありません。
そこに聞こえることのない声を聞いてください。
罪もない、悪いことなど何もしていない、言葉のない生き物を切り刻んでいる限り、
人類に平和、愛、調和はあり得ません。

トルストイはいみじくも語っています。
「人間は動物を食糧とせずとも健康に生きることができるのに、
単に舌の満足のために、何百万匹何千万匹の動物を殺すことは非道徳である」

人間にとって命は絶対的な価値を持っていますが、声なき動物たちも全く同じではありませんか。
人間は幸せを求め、痛みのうちに死んでいくような事が起こらないように気を付けています。
動物たちもそう願う事がどうして許されないのでしょうか。

私たちは人権のために、性差別のために、貧富の差をなくすために、
いろいろな権利を獲得するために闘っています。
動物たちはその力がありません。
なす術もなく苦しみながら恐怖と孤独の中で殺されていくのみです。
どうして私たちはこの美しい無垢な動物たちのことを忘れる事ができるのでしょう。

地球は人間だけのために創造されたのではありません。動物たちもこの世界の一部なのです。
声なき動物たちの声に代わって声をあげてくださいませんか。
人間の食糧となるため動物たちが拷問の憂き目に遭っていると思うたびに、
私は胸が張り裂けそうになり、魂が泣いているのを感じます。

人生を生きるに値すべくものにしようではありませんか。
美しい、健気な生き物たちを助けるために使おうではありませんか。

Tenzin chodon (Tenzay)
Human(Nationality-Tibetan)
Philosophy student



プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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