政府に雇われた猫パーマストン

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イギリスの政治家であった第三代パーマストン子爵にちなんで命名された
黒と白の雑種猫はこのたび、ねずみ撃退の任務を遂行するために、
外務英連邦省に雇用された。

シンデレラ・ストーリーを地でいくパーマストンは
ロンドンの通りでうろついていたところを
バタシー・ドッグス・アンド・キャッツ・ホームに保護されたが、
去年保護された1025匹の野良猫と同様、お腹をすかせ、
やせ細り、マイクロチップなしでやってきて、
飼い主の追跡のしようもなかった。

パーマストンは海外からの貴賓客や大使たちに会うのを楽しみにしている。
同じく首相官邸で政治活動を行っている
バタシー出身の猫のラリーとも打ち解けているようだし、
最も大切なことだが、官邸の隣に位置する外務英連邦省のねずみたちに
すでに目を光らせているのだ。

彼の名前の由来となったパーマストン子爵は46年間政府に従事し、
素晴らしい外交手腕で有名になった。
猫のパーマストンもその名に恥じないアプローチで
職務を全うしてくれると信じてやまない。

バタシー・ホームの猫舎長であるリンジーはパーマストンにエールを送る。

「新しい職場でのパーマストンは素晴らしい働きを
してくれるでしょう。
自信に満ち溢れていて、人間といるのが大好きで、
顎をなでてもらうのが一番好きです。

このバタシー・ホーム出身の雑種猫の眼から逃れられる獲物はありません。
鷲のような目で招かざる客を捕獲し、ひげをぴりぴりさせ、
獲物に襲いかかる絶妙のタイミングを狙っているのです。
敵にとって脅威の猫であり、
政府での新しい名前はまさに彼のためにあるようなものです」



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バタシー・ホームは去年3,1077匹の猫を譲渡しました。
平均一日約7匹の猫に新しい家を見つかっているということです。


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毎年バタシー・ホームの門をくぐるたち犬たちに


2015年3月17日、新装バタシー・ホームのオープニングにクィーンとエジンバラ公が出席

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クィーンをお迎えしたのは、ボランティアの皆さん、犬たち、
ポール・オグラディ、アマンダ・ホールデン、デイビッド・ガンディー、
そしてジャクリーン・ウイルソン

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クィーンは1956年以来、バタシー・ホームの後援者です。
本日はエジンバラ公とともに新しいホームを見学され、
動物たちをできるだけ早く、新しい愛情あふれる家に譲渡するために
このセンターが担う重要な役割をご覧になりました。

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バタシーホームの所長クレア・ホートン
「バタシー・ホームの長い歴史の中で非常に大切な日である、今日という日に
クィーンがここにいらしてくださったことはどんなに素晴らしいことか言葉に尽くせません。
新しい犬舎はホームの歴史の中の最大の開発です。
王室の後援者がいらして、動物たちに会ってくださることを非常に誇りに思います。
多くの動物たちが新しい施設の恩恵を受けることを確信しております」

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ビクトリア時代から使っていた犬舎を480万ポンドかけて新しくしました。
毎年毎年バタシー・ホームの門をくぐる、迷子になった、捨てられた、不要だと思われた犬たちに
暖かく安全な環境を提供します。

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犬舎には静かな音楽が流れ、外へと続く通路はプールや小山、玩具、
そして犬たちを生き生きとさせる植物が植えられています

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BATTERSEA DOGS AND CATS HOME HOMEPAGE


いつもご訪問ありがとうございます。

ほぼ魚ベジタリアンである日本人の和食文化を
肉食イギリス人にご紹介したいと、ブログを始めてみました。
このブログでさえも、更新に勢いがないのに
時間的にちょっと厳しい感がありますが。
まあ、試験的なもので、いずれは幻のブログとなる可能性高いです(笑)
お時間があれば、ちょっと覗いてみて頂ければ嬉しいです。

A Japanese Diet on a British Plate

イギリスは桜と梅がきれいです。木蓮も蕾を膨らませ、控えております。
皆様のお住まいの地域はもう春になりましたか?
南半球の方もおいでになるので秋に入る方もいらっしゃいますね。
タイのRさん、40度越えました?
皆様、お身体にお気をつけてお過ごしくださいませ。




2014年バタシー・ホームの門をくぐった1000匹目の犬

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イギリスの動物チャリティ団体の数はどのくらいあるのか


いくつあるのかと聞かれても困る。多いのである。RSPCAは大きなお父さん的存在だ。
RSPCAだけで17のローカルセンター、40アニマルセンター、
4か所の野生動物センター、4つの動物病院、
プラス国中に40の病院やクリニックを有する。

ドッグ・トラストはドッグ・チャリティの最大手であり、
猫のそれはキャッツプロテクションという。

PDSAは動物のための全国に網羅されたクリニック、病院チャリティである。
獣医費用をまかなうのに余裕のない人たちに
治療、アドバイス、サポートを提供する。
また動物クリニックのない地域に獣医費用の支払をサポートする。

ブルー・クロスは犬猫の里親探しをすると同時にクリニックや病院も運営する。
バース・キャッツ・アンド・ドッグ・ホームやバタシー・ドッグ・アンド・キャッツ・ホーム、
メイヒュー・アニマル・ホームは捨てられた動物たちを健康にして
新しい家庭に送り出すそのパフォーマンスの高さで有名である。
その他小さいところから大きなところまであまりにも多すぎて数を追うのは非常に難しい。

The Telegraph
Peter Wedderburn

この果てしない数の動物チャリティ団体を横につなぐ一番大きな団体が
The Association of Dog and Cat Homes。
加えて2006年に動物レスキュー・センターをサポートする団体,
Support Adoption for Pets が発足しました。
この団体の活動のひとつにチャリティ団体への奨励金があり、
今回12万ポンドという奨励金を受け取ったのはバタシー・ホームでした。

実はバタシー・ホームは以前より新しい犬舎を建設する計画を立てています。

バタシー・ホーム・ロンドン・センターの計画

154年の歴史を通じて、バタシー・ホームの創始者の決意である
「助けを必要としている動物たちに絶対門前払いをくらわさない」
の姿勢は死守されつつも、場所が崩れ落ちている。

ロンドン・センターは改築が必要である。
毎年3000匹以上の犬を受け入れるために
ビクトリア時代の犬舎を廃棄し、
犬の滞在期間を短くすべく特別にデザインされた
犬舎に生まれ変わる予定である。

これまで100万匹以上もの犬に家を見つけた私たちは
いまだに1907年に作られたものも使用している。
新しい犬舎は56の部屋に分かれていて床暖房、外の運動場も完備し、
ベッド食餌場所、遊ぶ場所も備えている。
排水を改良し、隔離施設も充実させれば衛生的で感染のリスクも少なくなる。
そしてもっと多くの人が動物を探しに足を運んでくれるよう、
公共の場所も素晴らしいものにしたい。


新しい犬舎の予定図

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バタシー・ホームの喜びの声


2014年の1000匹目の犬、ペペがバタシーの門をくぐったそのとき、
ロンドン犬舎建設費用の補助として、Support Adoption for Petsから
12万ポンドという奨励金が与えられるという嬉しいニュースを受け取りました。


一日平均13匹の犬が毎日やってきます。古い犬舎はもう目的をなしていません。
新しい犬舎を建設するのに190万ポンドかかり、支援者と一緒に金を集めています。
そういうときにこの大金をいただけたことは非常に嬉しい。
新しい犬舎は安全で清潔で弱った動物たちの病気やストレスを最小限に抑え、
迷子になった犬を飼い主に、捨てられた犬に早く里親を見つけることができます。


2014年バタシー・ホームの門をくぐった1000匹目の犬ペペ

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Battersea Dogs & Cats Home ホーム・ページより

バタシー・ホームの犬舎は古いけれど、清潔でそんなに悪くないとは思っていたのですが、
決してその場に立ち止まらないのですね。新しい犬舎早く行きたい。



ロンドン見学にやってきた猫

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70マイルの一人旅、ロンドン見学にやってきた猫

おんとし18歳のエイミーは先月コルチェスターの自宅から忽然といなくなった。
必死に近所を探す飼い主。しかしいくら探してもどこにも見当たらない。

そして驚愕の展開となる。
同日、ロンドンからエイミーを保護していると電話があったのだ。
ロンドン?コルチェスターからロンドンまで70マイル離れている。
なぜ?どうやって?一日で?
飼い主のジャクリーンとコリンが
バタシー・ホームから連絡を受けて気絶しそうになったのは想像に難くない。

エイミーはグリニッジの大学キャンパスにいたところを
通りかかった市民がバタシーホームに連れてきてくれたそうだ。

ジャクリーン
「エイミーがロンドンにどうやって一日で到着したのかまったくわかりません。
家の近くをあちこち探しましたが、
ロンドンから電話があるなんて誰が想像するでしょう!

最近配達のバンをよく見かけるけど、
たぶんそれに飛び乗ってロンドンにいったのでしょうね。
エイミーがマイクロチップをしていたこと、
通りで見かけてバタシーに連れていってくれた人、
保護して私たちに連絡してくれたバタシーのスタッフに感謝します。
エイミーはとても冒険好きなので、こうなったのでしょう。
大冒険のあとで無事に家に戻って嬉しいです」

「バタシー・ホームは年間3000匹の猫を保護します。
そのうち75%はマイクロチップをしていません。
つまり飼い主の追跡が不可能だということです。
猫は好奇心が強いのでとんでもないところへ行きます。
首輪は100%安心できるものではありません。
特にエイミーのような猫はマイクロチップがマスト・アイテムですね。
バタシーにやってくる多くの猫たちは
暖かい家からやってきたということが明らかで、
何とかして心配している飼い主に戻してやりたいと思うのですが、
マイクロチップなしで家に戻す道はありません」
とバタシー・ホーム猫舎長のリンゼー。


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大冒険のエイミー

Battersea Home

マイクロチップが普及していなかった昔は
猫がいなくなると悶絶の苦しみでしたね。

猫は「だいたい行きそうなところ」「心あたり」「手がかり」などまったくありません。
悪い考えを膨らませながらやみくもに探しまわるのみのでした。

今回のバタシー・ホームの記事のメッセージ、
エイミーが身をもって教えてくれたマイクロチップ、
皆様もどうぞ。犬猫マスト・アイテムです。





神の導きの天職

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ハリー・ポッター・スタジオ


ダイアンジョンソンは妻であり、男の子と女の子、
5匹の猫と8歳半のセントバーナードのカイラの母である。
そしてバタシー・ホームのオールド・うインザー支所の受付として
14年以上働いている。

「私の一日はコンピューターをアップデートすることから始まります。
9時に電話回線があくと洪水のように電話がかかってきます。

こんなに長く働いていてもいまだに驚くような質問に遭遇します。
最近おかしかったのはマイクロチップをしていれば
自分の犬を追跡できるかというものでした!

毎日10時半に開くドアの前で猫や犬をもらいたいという人たちが待ち構えています。
見学に来るだけの人もいます。

ペットを失くした人たちが、新しいペットを探しにやってくるケースもたくさんあります。
天国にいったペットの写真を見せてくれて話をしてくれますが、一緒に泣いてしまいます。

将来飼い主になってくれるかもしれない人たちの行動を見るのがとても好きです。
まず登録をし、面接をし、ペットを選びます。
もし先住動物がいるときは連れてきてバタシーの動物と面会させます。
すべてうまくいけば、必要な書類に記入。
私たちは新しい幸せな家へ連れて帰るときのIDタッグを用意します。

そして楽しみにしているのはペットのその後のお話を聞く事です。
こうやって最初から最後まで関われるこに感謝しています。

オールド・ウインザー支部はバタシー・ホームと違い小規模ですので、
いろいろなことを手近に見ることができます。
ケネルを管理し、野良犬野良猫が連れてこられるのを見たり、
毛布を寄付してくれる人や寄付をしたりバタシーのグッズを買ってくれたりする人にも会います。

一番大切なことは人の気持をによりそい、理解すること、そして良い記憶力を持つことです。
助けを求める人たちへ手をさしのべる港のような役目になれたらうれしいですね。
普通の仕事というよりは神から与えれらた天職だと思っています」


バタシー・ホームの定期雑誌から抜粋しました。
私は動物レスキューに関わるスタッフ、ボランティアの人たちも神様の手足だと思っています。

神奈川県動物保護センターボランティア通信第6号「イギリス便り」掲載させていただきました。

プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページはただいまサーバーの不具合で閉鎖中
少々お待ちください。
contact: alicetigger24★hotmail.com

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