私に何の関係があるというのだ 

What's That Got To Do With Me? イギリスの動物福祉

目の前から消えれば、存在も忘れてしまう

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庭の小屋に犬を鎖でつないでおく人がいる。たくさんいる。

目の前から消えれば、存在も忘れてしまう。そういう犬たちは一生孤独な独房で過ごすのだ。

犬小屋は夏は風通しが悪くオーブンのようになる。暑さをしのぐ手間もかけてもらえない。
冬は寒さにさらされ、飲み水も凍り、脱水症状を起こす。
雷が恐くても、台風や雪のときも犬小屋の中でひとりぼっちだ。
病気になっても気づかれず、
友情のかけらなど存在しない形で鎖につながれたまま命を終える。

鎖につながれた犬は寂しさとフラストレーションで吠えるようになる。
それが近所の苦情になる。邪魔者扱いされ、射殺されたり、毒を盛られたり、
石を投げられたり、火をつけられたり、拷問したりという残虐な目にあう。

鎖につながれた犬は庭に入ってくる者は子供でもなんでも襲う可能性が高い。
統計によると子供たちが犬に襲われて亡くなる確率は
公園や花火や木に登ったりして起こる事故死の可能性より高いという。
庭につながれてひとりぼっちの犬は攻撃的になりやすい。
人間の群れの一員として社会生活を楽しむ犬は神経質に攻撃することはない。

最近では動物虐待法に基づいて犬を鎖や綱に
つなぎっぱなしにすることを禁止するコミュニティができている。
もしまだあなたの地域にその動きがない場合はそれをリストに入れ、
鎖につながれているすべての犬たちにいずれは解放してやることを約束して欲しい。

PETA ホームページより

A Chained dog can only watch as life goes by
鎖につながれた犬は生が過ぎるのをただ眺めているだけである。

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04 Nov 2013記事再掲

ブランド、政府そして個々が推進力となった


ブログにお越しくださる皆様、今年も本当にありがとうございました。
インディペンダント紙の元気の出る2018年の総括を

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Photo by Independent

動物の権利擁護運動は年毎に弾みをつけていく。
ポジティブな変化を見せてくれる。
2018年も例外ではない。
デザイナー・ブランド産業の毛皮不使用宣言、
小さいタンクに閉じ込められている動物たちの解放。
生きたままゆでられるロブスターの声もとりあげられた。
商品として売られる動物たちを保護する法律も実現の運びとなった。
ここに2018年の動物たちのエキサイティングな勝利を掲げよう

●沈黙しかできない羊たちのために立ち上がったニュージーランド

ミュールシングを禁止する法律を制定したのはニュージーランドである。
ミュールシングとは子羊の臀部の皮膚と肉を
麻酔なしで切り取る残酷な方法である。
ニュージーランドでの廃止が
オーストラリアの羊毛産業にもプレッシャーを与えるのは必須である。

●産業の棺にどんどん撃ち込まれる釘

毛皮を商品につけるのをやめるだけでなく、
毛皮産業自体を葬る活動が始まっている。
バーバリー、ヴェルサーチ、ジャンポール・ゴルチエなど
ファッション業界の大御所たちが毛皮不使用を宣言したインパクトは大きい。
ロンドン・ファッション・ウィークは毛皮なしの催事となり、
サンフランシスコは毛皮製品の販売反対へ投票し、
6月の英国議会では英国に毛皮を輸入反対の意向を表意した。

●シャチの苦しみは旅行のスケジュールから外された

強い反対キャンペーンのもと、英国の大手旅行代理店トマスクックは
利益を度外視し、有名な海洋アミューズメント、
いや海洋虐待ショーと言い換えるべきであろうが、
シャチを捕獲したショーを行うシーワールドパークと
系列会社へのチケット販売を廃止した。
この動きは他の旅行代理店への舗装道路となる。

●ロブスターに自由を与えたスイス

ロブスターも痛みを感じ、
感情をもつ知的な動物であるとスイスは認識した。
ロブスターを生きたまま熱湯に投げ込む行為は
サイエンスジャーナルに
「不必要な苦しみを与える拷問」と名付けられている。
スイスはロブスターを生きたまま
熱湯に投げ込むことを違法とする最初の国となった。

●モヘア不使用宣言をした300以上のブランド

世界一のモヘア生産国である南アフリカのヤギは、
引きずられ、蹴られ、小突かれ、投げられ、骨折させられ、
意識があるうちにのどをかききられる

トップ・ショップが保有するアルカディア・グループ、
H&M, インディテックス・アパレルブランド(ザーラ含む)、
マークス&スペンサー、その他数百社は
上記のPETAの調査報告を受け、
モヘアの使用を廃止することとした。

オンラインショップAsoもファッションや化粧品のために
動物を苦しめることは受け入れることはできないと
モヘアだけでなく、カシミア、フェザー、シルクの使用をやめた。

●カナダの議会はクジラとイルカの捕獲をやめることとした

大きい知的な海洋哺乳動物を
小さいコンクリートタンクに囲いこむことは生態に反して
非常に残酷な行為であることを認識したカナダの議会は
これを違法とすることにし、クジラといるかの繁殖、輸入、
それらの精子や細胞の輸入を禁止する法律の制定を推し進めている。


●白鳩は残酷さから飛び立った

世界的に有名なダブ社は動物実験を行わないことを宣言し、
PETAの動物残酷排除美容製品のリストの中でスポットを浴びることになった


●仔犬仔猫の工場に打撃

英国のルーシーの法律はペットショップ、オンライン、
そして第三業者による販売の仔犬仔猫の販売を禁止する引き金となった。

仔犬仔猫工場はたいていの場合大量生産の業者からどんどん送られ、
メスは汚いケージで力尽きるまで子供を次から次へと産ませられる。
この仔犬工場の残酷なサークルは
もちろん動物の数過剰クライシスの責任元である。

●象のポロは過去の歴史の本の出来事となる

タイのキングス・カップ・エレファント・ポロトーナメントの裏側では
実は象にひどい暴力が振るわれていたのである。
その映像はスポンサーの人たちにショックを与え、
ポロ協会へ抗議と苦情が殺到した。
ポロ協会はエレファント・トーナメントの廃止を決め、
実質的にタイの象ポロの終焉となった。

●動物虐待のないカリフォルニア州へと

カリフォルニア州は動物を使わない化粧品法を制定させた
合衆国の最初の州となる。
2020年の一月から化粧品を作る過程で最初から最後まで
動物を使った化粧製品は輸入も販売もできないことになる。
カリフォルニア州のこの決断は他の州にも影響を与えるのは確実である

●ビーガン進化は大きく発展をとげている

英人の食生活に対する
「人道的にするぞ」「健康的にするぞ」という意気込みは
かつてない勢いである。
英国民の三分の一はビーガンかベジタリアン、
あるいは肉の消費量を落とそうとしている人々である。
これは私達の健康、環境、
そしてもちろん動物たちにも素晴らしいニュースだ。
ビーガンひとりにつきそれぞれ
一年間に200匹近くの動物を救っていると思うと
進化のスピードもあがるというものである

Independent UK


あまり更新できませんでしたが、
読みにきてくださる皆様方に感謝の気持ちでいっぱいです。
動物擁護活動の成果はここに挙げられているものだけでなく、
心を尽くしている人たちの実が世界中の
あちこちで結実していることと思います。

平たんな道ではありませんが、
こればかりは決して諦められることではありませんものね。
2019年も頑張りましょう!


一人のビーガンは年間198匹の動物の命を助けるんですよ


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アニマル・エイド主催のクリスマスフェアに行ってきました。
100以上の出店の大きな催事です。場所はケンジントン・タウン・ホール

入口一番にシー・シェパードのストール
「私達は海洋生物を守る団体よ」と説明中

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「まずは動物に恐怖や苦痛を与えない屠殺法。
そしていずれは屠殺は廃止へ」と

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箱が大きく中味は小さかった。改善の余地あるビーガン・ケーキ

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ビーガン・コスメ の女性、おしゃれです

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ロンドンのビーガンレストランガイドブック

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ビーガン・シューズ

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リスを追っかけなかった犬へのごほうび

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バッジや冷蔵庫マグネットをもくもくと作るお兄さん

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象に乗らずにバイクに乗ろうな

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ビーガン・パンやケーキなどなど

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動物実験反対の化粧品

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ビーガン・パイ屋さん

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そのパイ屋さんの歴史

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ビーガン・ケーキ 

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食べ物の写真ばかりになってしまいましたが
アクセサリーや、洋服、絵画、玩具、香水、チーズ
キャンドルなどデパートの品ぞろえ!

タウン・ホールの一階から3階まで、
別館も使ってぎっしり入った動物たちの同盟軍。
お客さんもきっと同盟軍。
1ポンドの物を買って20ポンド渡して
黙って去っていく高齢の女性も見ました。


で、何だか嬉しいポスター発見。

一人のビーガンは年間198匹の動物の命を助けるんですよ

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英国で仔犬を買うのは難しくなります

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ワシントン・ポスト紙に英国の「ルーシーの法律」が掲載されました。

アメリカでペットショップを営んでいる人たちは
今のイギリスの動きを見ていたほうがよい。
イギリスでペットショップや動物販売業者は仔犬を売るのが難しくなる。
その傾向はこちらへも影響を及ぼし始めている。

英国では商業目的の仔犬販売を禁止する
「ルーシーの法律」制定の嘆願に14万3千人の署名が集まったそうである。

「ルーシーの法律」というのは仔犬工場で長い間虐待されていた
ルーシーという犬を救出した女性の訴えから始まったものである。

英国では年間およそ8万匹の犬が販売されている。
その中には合法の仔犬売買網、たとえばペットショップや、
農場や個人の売買なども含まれる。
しかし金をうみだす仔犬産業は病気だったり傷つけられたり、
身体的に不具合があったり、虐待された犬を
どんどん生産販売するようになった。
母親から離す時期が早急すぎるからである。

仔犬の商業販売は英国ではすでに規制が進み、厳しくなっている。
少なくとも8週以上であること。
母親も横にいないと販売できないようになっている。

このような動きの背景には動物福祉の推進者たちの功績が大きい。
コメディアンのリッキー・ガービスをはじめ、多くの有名人たちが声をあげ、
数々の動物福祉団体が呼びかけ、
そして多くの一般市民が賛同した。
しかし彼らはこれでも十分でないという。
政府担当者はこれから更に問題を掘り起こしていくと約束している。

ここアメリカでも闘いは始まっている。
ペットショップの中には反対運動をしているものもあるが、

米国ではおよそ一万の子犬工場が存在し、
そこで200万匹以上の犬が繫殖させられているという。
メリーランド、カリフォルニアは
ペット・ショップの仔犬仔猫販売の禁止の法案が通過し、
250の自治体がそれぞれの厳しい法律で規制している。
オハイオ、ニューヨーク、ペンシルバニア、ニュージャージーも
同じような法律の動きを目指して動き始めている。

Gene Marks


The Washington Post

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ペットショップで買わないでという訴えだけでなく
「売りにくい、買いにくい」という状況も作っていくと効果バツグン




正義をテーブルの上に置く法律

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信じられないくらい寒い日に外に出ると
すぐさま家の中に戻りたくなるであろう。
暖かい服、快適な温度、温かい飲み物などが
頭の中を踊りまわっているはずだ。
そしてドアの前に立ったときの安堵感といったら。

ペットも外に出たら同じである。
外でトイレを済ませて戻ってくるときの様子を見てもわかるだろう。
人間と同じだ。動物は毛があるから大丈夫だと思わないでほしい。
あの子たちも同じように寒い。家の中で育ったペットは特にそうだ。
人間にとっても危険な寒さであれば、ペットも同じ。
残念なことにこれがわからずに
自分のペットの生命を危険にさらす輩が多すぎる。

この注意喚起を長期にわたり行い、
ついにペットに無責任な態度をとる人間たちを
法的に阻止することにしたのがペンシルベニア州である。
リブレの法律、劣悪環境の中で
生きていかなければならなかった仔犬、
リブレから名づけられたリブレ法は
動物を虐待する者への厳しいものである。
33度以上、0度以下の気温の外で
30分以上つなぐことは違法である。

これだけで虐待を防げるわけではないが、
動物の苦しさにどれだけ重きを置かなければならないかを
正義のテーブルに置いたわけである。 

ペンシルベニアの獣医協会も
動物の勝利の法律であると喜ぶ。

「どんな法律も魔法のように
動物虐待者を完全に退治することはできないが、
これは第一歩である。
不快な気温のもとにペットを
30分以上も外に出しておく理由はゼロである。
そんなこともわからない混乱した人間たちを
はっきり目覚めさせる法律である。
だれもこの法律で起訴されることがないことを希望しているが、
動物たちの安全のために、
目を光らせてくれている管轄所がいるという事を
知っておくことは良いことだ」


pennsylvania

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