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虐待を報告する場所があるーRSPCA 2017年の数字

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Swans Hotel, Suffolk

RSPCA 2017 -イングランド&ウェールズ

24時間動物レスキューラインにかかってきた電話本数、103万7435
平均30秒に一人レスキューラインに電話をかけている計算

調査官340人、動物福祉オフィサー50人、動物救助隊員88人

調査官は年間14万9000件以上の虐待、ネグレクトのケースを扱う

162の支所。インターナショナルチームを通じて、
多くの海外動物福祉団体と連携

4つのRSPCA病院と5つのクリニック、
加えて支所が運営する39のクリニックと3つの移動クリニックで
治療が必要な動物たちや金銭的に余裕がない飼い主たちのためにフル稼働

全国に広がる17の支所(プラス支所で運営する42の動物センター)で
ペットの保護譲渡をおこなう

野生動物専門センターをもつ

畜産動物、実験動物、野生動物の福祉向上のために活動をする

救助保護した動物 11万4584匹
譲渡先を見つけた動物4万4611匹
マイクロチップ、不妊去勢手術、治療した動物22万2664匹
野生動物保護センターに収容した動物1万8659匹
虐待通報による調査件数 14万1760件
動物虐待のため有罪判決に持ち込んだ件数1492件

RSPCAの援者のトップは英国女王


FACTS AND FIGURES RSPCA

雪のふりしきる東北のホテルの外壁に繋がれていた犬。
飼い主に改善を求めるように申し出た方が
ツィッターから消えてしまいました。
行動に出たばかりに何かあったのかと心配です。

動物への虐待やネグレクトを見かけたとき報告する場所がある。
迷子動物を見つけたときに連れていける場所がある。
ためらわずに行動に移せる場所があることは心強い。
日本にもそういう場所を作ろうとしている人々がいるのを
ソーシャルメディアで拝見し、感動しつつ応援しています。



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頑張った犬たち、助けた人たち


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イギリスのありとあらゆる種類の犬、ありとあらゆる境遇の中で
最も幸せで最も元気な犬を見つけるRSPCA 毎年恒例のイベント、
ドッグショーRuffs、今年2016年の 優勝犬たちを発表します。
3年目になりますこのドッグショーは外見ではなく、
健康であり、動物の福祉と幸福を最優先したドッグショーです。
犬を誇りに思う何百人の飼い主が応募し、何千人もの人々が投票してくれました。

それぞれの胸の温まる、心を打つストーリーで、3匹の犬が栄冠を勝ち取りました。


最も幸せなハウンド
Happiest Hound

ザーラ7歳。並み居る強敵を倒し、最も幸せで健康な犬の栄冠を勝ち取りました。

ザーラは18か月、新しい飼い主を待ってシェルターで暮らしていました。
そこにエマ・ヒンドソンがフォスター・ファミリーになってくれると申し出てくれたのです。

エマ談

「我が家のソファに座ったとたん、ザーラはもうどこへも行きませんでしたよ。
運命の出会いでした。

しかし2013年、ザーラはピットブルのような外見から
危険な犬カテゴリーの中に入れられ、残念なことに、
一生、生活上の制限を受ける事になりました。
公共の場所では口輪とリードを必ず着装しなければならないのです。

しかし今年、私はプライベートのフィールドを手に入れることができたので、
ザーラが望んでいた自由を与えることができました。

この写真はザーラが雪の中で自由を心から楽しみ、
幸せに感じている瞬間をとらえたものです。.


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Perfectly Imperfect
不完全な完全さ


「不完全な完全さ」の王冠に輝いたサブは
非合法で残酷なアナグマとの闘いに長期間使われていた犬でした。

小型テリアのサブの鼻は欠け、唇も歯もほとんどありませんでした。
体中傷だらけで貯水池のそばをフラフラ歩いていたところを
アニマル・レスキューチームに救助されました。
.
しかし去年の8月からサブの幸運は始まったのです。
ナタリーとパディが引き取ってくれたのです。

ナタリー談

「サブは当初、他のイヌが来ると本当におびえていましたが、
それも落ち着きました。今は夫のパディと離れられなくなっています。
サブが来て6か月ですが、サブのいなかった生活は想像できません。
サブを幸せにする事ができて本当に嬉しい」

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Best Transformation

ベスト大変身賞


スタフォードシャー犬のバディは「遺棄された犬」から「愛される犬」へと
大変身をとげたべスト大変身賞の栄冠を勝ち取りました。

9か月の仔犬だったバディはロンドン郊外で、鍵のかかったケージに入れられ
捨てられていたのを二コラ・オーストが発見しました。
糞尿にまみれ、皮膚病にかかり、体重も3キロしかありませんでした。

二コラ談

「86マイル離れた獣医へ車をすっ飛ばしました。
運転中、何度も何度もバディが生きているか確かめました。
獣医は無理だと思っていましたが、私は何とかして助けたかった。
たくさんの愛とケアとそして何度も獣医に通い、
私のリトルボーイは頑張って乗り越えてくれました。

バディの皮膚は二度と元にはもどりませんが、
特別なダイエットと、専用シャンプーで劇的に良くなりました。
体重も17キロになりました。

バディは親友です。
皆はバディはなんてラッキーなのと言いますが、ラッキーなのは私のほうです」



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彼のこの姿が何千もの言葉を語っています


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RSPCA は毎年独自の基準で優勝を競うドッグ・ショーを開催しています。
今年のコンテストも締切間近になってきました。
いろいろな部門があるのですが、「ベスト変貌賞2015」の候補者、3匹が揃いました。
この中からフェイスブックの良いねの数で一等賞を選ぶのですが、
そのうち私が良いねを押したトムキンズをご紹介します。
左の社員は辛いのですが、右の写真はすごい。

トムキンズを見てください。
.レスキュー前の彼の身の上にどんなことが起こったのか知る由もありませんが、
彼のこの姿が何千もの言葉を語っています。
満身創痍でルーマニアの犬収容所にいました。

彼の表情はもうすべてを諦めているように見えました。

レスキュー・チームは収容所から引き取り、治療をし、イギリスに送りました。
最初はおどおどし、不安がっていたトムキンズですが、
だんだん自信が湧いているようです。
現在、ハートフォードシャーのフォスター・ファミリーのところで新しい飼い主を捜しています。

彼がベスト変貌犬と思われたら良いねを押してください


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犬の「すべてを諦めている顔」というのはどんなものだろうと思いましたが、
本当にそうでしたね。右はまるで別犬のようです。



神奈川県動物保護センターのボランティア通信23号に記事を書かせていただきました
神奈川県動物保護センター

他者の痛みを想像し、人の思惑をものともせず

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動物を愛する人たちからよく発せられるのが
「どうして動物を虐待する人がいるのだろう」という質問だ。
問いはシンプル、だが答えは簡単ではない。
多い順から3つのグループに分けてみると、

●「意図的ではない」グループ

大半の人たちはわざとやっているわけではない。
自分たちのやっていることを考えていないか気づいておらず、
虐待であるということすらわかっていない。

たとえば、犬を裏庭の犬小屋につないでおく。
雨が降れば水浸し。犬小屋に短い鎖でつなぎっぱなし。
犬には適正な犬小屋が必要であるということに思い至らない。

しつけのためと虐待してペットを管理しようとする人がいる。
罰や脅しが問題を解決するのに最良の方法だと思い込んでいる。
実際は正反対であるが。

気にかけない、気に留めない人も多い。これも残酷である。
たとえば猫に水を与えるのを数日忘れる。
暑い日に車の中に犬を放置する。

動物を助けるつもりで、どんどん犬猫を増やしていく。
ついには能力範囲を超え、結局は動物たちに苦難を強いる。
このタイプを「溜め込み症候群」と呼ぶ。動機は善である。
しかし残念なことに動物たちにとっては虐待になる。

このグループは、動物が必要としていることは何かを考えてもらい、
自分たちが残酷なことをしているのだと気づかせてあげれば、理解してくれる。
残虐行為の大半はこのグループに入るので、基本的な教育で改善することができる。


●「意図的に虐待する」グループ

上記のグループについで多いのは虐待を意図的に行う人間である。

子供や青少年によく見られる。短期間であるということが特徴的である。

たとえば、子供たちがたまたま目に入った鳥の雛の巣や、野良猫に石を投げる。
友だちからやれと言われ、圧力に耐え切れず虐待する。
友達の手前、自慢、あるいは仲間はずれにされないため虐待する。

 またフラストレーションのやり場がなくて八つ当たり的に蹴ったりする。
あるいは動物がおびえて逃げ惑う姿を見るのが楽しいと思う。

このグループは動物がどのように感じるかを考えない。
 
どんな理由があるにせよ動物を意図的に傷つけるのは問題である。
そして知らずに結果的に虐待となっている人間に比べて、
こういうグループが見つかったときには厳しい罰が待っている。

他者の痛みを想像し、他人の思惑にびくびくせずに
自分をしっかり持つことを学ばなければならない。
このグループも、サポート、教育で助けることができる。
 
●「虐待目的」のグループ

このグループは最悪である。弱者を痛める事に快感を覚える。
自分のパワーを感じるからである。

他者をコントロールする目的で動物を虐待する場合もある。
たとえば夫が自分の力を妻に誇示するために家族のペットを痛めつける。
あるいは他人に自分の力を見せつけるために自分の犬をつかって他の犬を襲撃させる。
 
痛みや暴力が好きでたまらない。
動物や人間を傷つけるとき残酷な方法で破壊することを楽しむ。

こういうグループは重症な心の病を患っていて、一人では解決できない。
精神科医などのプロの手助けがなければ
一生地獄から抜け出すことができない。

INFORMATION ON ANIMAL CRUELTYより


2014年4月22日、金魚を飲み込んで起訴された22歳のガヴィン・ホープという男。
マスコミによってイギリス全土にそのバカぶりを晒されました。

「生物を生きたまま飲み込み、オンラインのエンターテインメントとして動画をアップする。
冗談では済まされない。許しがたいことである。
金魚に苦痛を与え、傷つけ、アルコールと胃酸で殺戮。
動物福祉法違反の罪で300ポンドの罰金を課した」とRSPCA

このコメントにもthoughtless という言葉が使われていますが、
頭の中が一体どうなっているのか一度覗いてみたいもんです。


不完全な完全さ

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イギリスのバーミンガムで開催されるクラフツは
ケンネル・クラブ主催の世界最大のドッグショーです。
しかし犬の健康を損ない、福祉に反するとBBC(英国国営放送)の番組で批判され、
種々のスポンサーが降りてしまいました。
BBCとケンネル・クラブの話し合いもうまくいかず、
今までクラフツの模様を放送していたBBCも2009年に中止しました。

イギリスの動物愛護団体は当然のことながら反対の立場をとっています。
RSPCAは3月に開催されたクラフツに対抗して
独自のドッグショーRuffs 2014をオンラインで開催しました。

RSPCA主催RUFFS2014
 

あなたの犬は最高に幸せですか?レスキューされて犬生が変わりましたか?
だったらぜひコンテストに応募してください。
RSPCAは鼻を不自然につめたり、(パグやブルドッグ)
しわだらけの皮膚を作ったり(バセットはウンド)など、生命のリスクを知りつつ
姿形を競う飼い主、そのために繁殖させるブリーダーたちに賞を与える
クラフツ・ショーを筆頭とするドッグショーには辟易しています。

ケンネル・クラブが規定した基準にあてはまるよう改良を繰り返した純血種の多くは
短命で不具合が多く、慢性疾患を持つ犬も少なくありません。

犬の健康や福祉の問題点など誰も気にとめていません。
もしケンネル・クラブが基準を変えればどれだけの多くの犬が健康で幸せになるでしょう。
ドッグショーの優先事項は犬の見かけではなく、犬の健康と幸せであると考えます。
ゆえに今年私たちはRSPCAオンライン・ドッグショー、ラフズを開くことにしました。

以下のカテゴリに沿ってエントリーしてください。
 
カテゴリ:
 
一番幸せな時

あなたの犬が一番幸せな時、満足して笑っている写真を送ってください。
犬が大好きなことをしているときの顔を見せてください。

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私たちのオフィスのもっとも幸せな犬のウディをご参考に
 
不完全な完全さ

 人間の勝手な基準で決めたドッグショーでは永遠に「完璧」と評価されない、
しかしあなたの目には「完璧」に見える美しい犬の写真を送ってください。

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前の飼い主に野生動物と闘わされ、顔が半分引き裂かれたが
RSPCAに救助されたプディングの写真をご参考に
 
犬生が変わったレスキュー犬

あなたがレスキューした犬のビフォーとアフターの写真を送ってください。
レスキュー犬が一番良い種類であるとみんなに示す心温まる変化を教えてください。

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放置されたために前足をなくしたフローレンスが
今は幸せな新しい生活を送っている写真をご参考に


昔繁殖用純血種だったレスキュー犬

無用になった犬は捨てられるという事実を思いだしましょう。
昔繁殖犬で今は違う人生を楽しんでいる犬の写真を送ってください。

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仔犬を産まなくなった純血種の優しいドティは
悲惨な状態で捨てられているところを救助されました。

 
(RSPCAの)筆者も「完全な不完全」カテゴリーで私の犬を申し込みます。
アイビーは虐待を受けていました。
仔犬のころ顔をなぐられていたので、片目が小さくなり、
それが原因で白内障を引き起こしました。
(私は彼女にデビッド・バウイみたいでかっこいいと言い続けているので、
少しは気が楽になっていると思います)
神経もダメージを受けていて走るときにこウサギのように走ります。 
醜いといじめられていましたが、こんなに個性的で美しい犬はいません。

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姿形で犬を判断することは犬に対する多大なる虐待です。
3月5日からフェイス・ブックで投票を募り、
それぞれのカテゴリーで一番「いいね」をもらった犬を優勝とします。
 
BY バイオレット(RSPCA キャンペイナー)


RSPCA OFFICIAL BLOG

そして3月9日の締切までに30万の「いいね!」をもらった犬は次回にご紹介

神奈川県動物保護センターボランティア通信14号アップされました。
記事を書かせていただいております。登録ボランティア情報のところから
お入りください。

神奈川県動物保護センター



プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
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