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子供たちに真実を学ばせよ

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屠殺場がガラス張りだったら、人はまだ肉を買うだろうか。

ビーガンの私はトム・ヒープ氏が推奨する
「子供たちを屠殺場へ見学に連れていこう」に賛成である。

食用肉の舞台裏は本当は非常に残虐なものなので、
秘密として隠しておいたほうが良いと考えているのなら、
あなたもその秘密隠しに加担しているということである。

食生活の大きな部分を占める肉は、
おとぎ話のコーティングに包まれ、
消費者のもとに届けられる。

子供の本には広く緑豊かな牧場で、
動物たちが幸せそうに草をはんでいる様子が描かれている。

スーパーの棚にはハッピー・エッグだの、元気な豚のソーセージ、
フリー・レンジのチキンなどの謳い文句が掲げられ、
マクドナルドはバーガーを買った子供に
ニコニコ笑っている牛のおもちゃを与える。 

ソーセージとベーコンのパッケージのどこに、
豚の体より小さいクレートに
地獄のような状態で何ヶ月も閉じ込められ、
麻酔なしで尻尾を切られ、
ガスで殺されるときはおびえた子供のような悲鳴をあげる
豚の様子を思いださせるものがあろうか。


肉産業のボスたちは
子供たちに屠殺場の中を知られるのが心配である。
そうだろう。そうだろう。
2009年から2016年までアニマル・エイドは
英国の11箇所の屠殺場をランダムに選び、
隠しカメラを設置した。
11箇所のうち10箇所で
虐待の確固たる証拠が浮き彫りにされたのである。


さて、英国肉加工協会は、
毎日数十人の子供たちの訪問を受け入れが難しいという。
おかしな話だ。
毎年10億匹の動物を処理するキャパシティをもつ屠殺場が?

子供は両親より正直であることが多い。
守りたいのは子供たちのその正直な心であり、
大人はそこから学ぶことができるのだ。

屠殺の現場を見た子供たちは傷つくだろう。
しかし子供たちはそこで、私たちにできることが、
ただ秘密にし続けることだけだと思うであろうか。


子供たちに真実を学ばせよ。
見学をした後、
子供たちはおそらくランチに二つの選択を示すだろう。
肉のランチ、野菜のランチ。
私にはそれが本当の教育のように思える。



by Chas Newkey-Burden
Why school trips to abattoirs are essential
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さようならだ



「犬を飼うことで一番難しいことは?」と聞かれたことがあった。

「さようならだ」と答えた



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引き取られて行く時、スタッフはみんな泣いた


6年前の話である。

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バタシー・ホームに保護されていた
8歳のスタフォードシャー・ブルテリア雑種のマーセル君
青いセーターを着て情けない顔をしていた。

6年前、犬を探して、バタシーに通っていたとき、
「長くバタシー・ホームにいる犬たち」というタイトルで
廊下に張り出しているマーセル君の写真を見た。

実に私好み。。。。

マーセルをひきとりたいと思ったが、
バタシー・ホームはアーチーを選んでくれた。
それでも誰も引き取り手がなかったら
マーセルももらおうと思いながら帰った。

数ヵ月後、アーチーの避妊去勢手術にバタシーに戻ったとき、
マーセルはもういなかった。
よかったなと思ったけど、ちょっと寂しかったのを覚えている。

その年の9月からバタシーホームの
ドキュメンタリー番組が始まったのが、
4週目はなんとあのマーセルが主人公なのだ!!

バタシー・ホームの檻の中が嫌いでオフィスで
スタッフと一緒に暮らしていたそうだ。
「いつもおならをするので困った。重要なゲストが来たときには
特に激しく、恥ずかしかった」とスタッフは口をそろえて語る。

いろいろなイベントに参加し、青いセーター姿のマーセル君は
いつもみんなの心を魅了したそうである。

そしてホーム生活180日を経て
マーセルは念願の自分の家が見つかったのである。

「マーセルが東ロンドンなまりを理解するのだったら
私たちは絶対うまくいくわ」という東ロンドンに住むご夫婦にひきとられ
楽しく幸せに暮らしている。

引き取られて行く時、スタッフはみんな泣いていた。


で、アーチーの近影

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一番好きな時間はラーラ・タイム

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6月1日から7日まで全国ボランティア週間でした。
「ボランティアの仕事は人生の目的をくれる」という
ドッグス・トラストで長くサポートしてくれるボランティアさんのお話

バーンステイプル出身のディビッド・ウッド氏53歳は
2年前の2016年の5月からドッグス・トラストでボランティアを始めました。
ウッド氏は当事鬱で苦しんでいて、外に出たほうが良いとアドバイスを受け、
ウエストダウン・センターでボランティアを始めたのです。

センターでは永遠の家が見つかるまでの間、
犬をきちんと生活させることが重要なタスクとなっています。
それは60名のボランティアの助けなくしては実現しないことであります。
ウッド氏はその中の大切なメンバーの一人です。

ウッド氏談

「ボランティア活動は人生に素晴らしいインパクトを与えてくれます。
私と同じくらい犬を愛するポジティブな人たちと一緒に
仕事をすることは私の健康に魔法をもたらせてくれます。
以前よりずっと活動的になりました。

肉体的な健康だけでなく、精神面でもとても改善されました。
朝早く起き、センターの職員さんたちと犬の世話をする、
それが生活の目標となり、やるぞとの決意になるんですよ。

そして犬たちとの結びつき、新しい人たちとの出会いを重ねるにつれ、
信頼をを裏切れないと思うようになります。

たくさんの犬と絆をもちましたよ。
その中でもラーラは私の心の中の特別な場所に住んでいます。
ラーラは私がボランティアをやっている年数と
同じくらい長い間、犬舎にいるんです。
落ちこんだときはラーラのことを思い出せばいいんです。
自然に笑みが浮かんでくるんですよ。
一日の時間で好きな時間は「ラーラタイム」です。
散歩にいったり、一緒に座ったり、遊んだりするだけでとても幸せです」

ドッグス・トラストのマネージャーは語ります

「ディビッドは週に3回、2年間で1500時間以上奉仕してくれています。
洗濯、掃除、散歩、犬たちと遊んだり。
基本的に犬たちの暮らしを
できるだけ楽しいものにさせにきてくれるんです」

氏は付け加えます

「ボランティア活動の醍醐味は犬たちに永遠の家が見つかることです。
特に私が長く一緒に過ごして仲良くなった犬たち。

見る景色の変わること、家から出ること。
そして日々の暮らしの中で目的をもつことができる。
言葉に尽くせないほどの潤沢をもらっています。
自信がつき、報いの大きい経験です。
皆さんにぜひお薦めしますよ」

再びドッグス・トラストのマネージャー

「誰かが散歩に連れて行ってくれれば、
他の人が犬をなでてあげる時間を作ることができます。
特にセンターに来たばかりの犬はなでてもらったり、
トレーニングや遊ぶ時間が必要なのです。
ボランティアの人たちは
センターの運営に欠かせない重要な存在です。
大切な価値のある役割を果たしてくれる
お一人お一人に 感謝してもしきれません」

Dogs Trust

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数年前ドッグス・トラストの研修に行ったとき、
広大な庭に大きなはさみをもち、
歩き回るいぶし銀のような男性がいました。
本職の庭師を退職した後、ドッグス・トラストで
庭師のボランティアをしているとのこと
プロが手入れするドッグス・トラストの庭は
それはそれは見事でした。






英国で仔犬を買うのは難しくなります

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ワシントン・ポスト紙に英国の「ルーシーの法律」が掲載されました。

アメリカでペットショップを営んでいる人たちは
今のイギリスの動きを見ていたほうがよい。
イギリスでペットショップや動物販売業者は仔犬を売るのが難しくなる。
その傾向はこちらへも影響を及ぼし始めている。

英国では商業目的の仔犬販売を禁止する
「ルーシーの法律」制定の嘆願に14万3千人の署名が集まったそうである。

「ルーシーの法律」というのは仔犬工場で長い間虐待されていた
ルーシーという犬を救出した女性の訴えから始まったものである。

英国では年間およそ8万匹の犬が販売されている。
その中には合法の仔犬売買網、たとえばペットショップや、
農場や個人の売買なども含まれる。
しかし金をうみだす仔犬産業は病気だったり傷つけられたり、
身体的に不具合があったり、虐待された犬を
どんどん生産販売するようになった。
母親から離す時期が早急すぎるからである。

仔犬の商業販売は英国ではすでに規制が進み、厳しくなっている。
少なくとも8週以上であること。
母親も横にいないと販売できないようになっている。

このような動きの背景には動物福祉の推進者たちの功績が大きい。
コメディアンのリッキー・ガービスをはじめ、多くの有名人たちが声をあげ、
数々の動物福祉団体が呼びかけ、
そして多くの一般市民が賛同した。
しかし彼らはこれでも十分でないという。
政府担当者はこれから更に問題を掘り起こしていくと約束している。

ここアメリカでも闘いは始まっている。
ペットショップの中には反対運動をしているものもあるが、

米国ではおよそ一万の子犬工場が存在し、
そこで200万匹以上の犬が繫殖させられているという。
メリーランド、カリフォルニアは
ペット・ショップの仔犬仔猫販売の禁止の法案が通過し、
250の自治体がそれぞれの厳しい法律で規制している。
オハイオ、ニューヨーク、ペンシルバニア、ニュージャージーも
同じような法律の動きを目指して動き始めている。

Gene Marks


The Washington Post

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ペットショップで買わないでという訴えだけでなく
「売りにくい、買いにくい」という状況も作っていくと効果バツグン




プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
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