二匹救ったことになる


シェルターから動物を一匹引き取ると二匹救ったことになる。
引き取った動物と今度その場所に新しく入ってくるもう一匹の動物と。
すごくて楽しい


CnMd-e4XgAAWHDp.jpg




スポンサーサイト

犬に傘を


CsoxT6WUsAEz432.jpg


首輪つけた犬が今日雨の中一人でいました。
捨てたならすてたと、逃げてたのなら逃げてたと連絡ください
よわってます、誰も名乗り出ない間うちで世話します、
ほんとに誰も、名乗り出なければ家でサダハルと、名前をつけて飼います

ツィッターでのHirokiさんの投稿です。
コメントに足を止められ、写真を見るともう立ち去れず、
美しい写真を長い間眺めてしまった。

どこかで見たことのある光景だと思ったら・・・

これだった

「人の心の温かさは動物への接し方でわかる」

a99690d582813377fba7500267be127e.jpg

ああ、サダハルという名前の美しさよ




こちらは秋になりました

untitled.png



もしかしてご訪問くださっていらっしゃる方々へ

最近はツィッターランドに気をとられ、
しばらくブログを留守にしていましたら
どうぶつの森の長期空き家状態になっていました。←ご存じですか。
時々風をいれないと


ノーマンテイラー邦子


バスターが死んだんだぞ

Picture 167 (375x500)

At St John's Wood

ハッタスリー卿はイギリス政界の要人かつ重鎮です。そしてすぐれたジャーナリストでもあります。
今年の初め卿は15年連れ添った雑種のバスターをなくしました。
彼がデイリーメールに寄稿した記事は胸をうちます。抜粋しようと思いましたが、やはり削れませんでした。
長いですが、ほぼ全文です。

犬が死ぬということはおそらく日常のささいなことであろうに、
私はその大きな喪失感に耐えられず、身の置き場がなくなってしまう。

私の元へ全速力で駆けてくるときの首輪のタグのちりんちりんという音。
風呂に入れた後の濡れた犬の匂い。30秒で食べる朝ごはんのボウルのかちゃかちゃいう音。
私のシャワーが少し長くなったとき、突然ぬっと入ってくる姿。
タオルをとろうと手をのばし、思いがけず彼の顔に水滴がかかった時の恨みがましい顔。
雨そぶるピーク・ディストリクトへ彼に催促され出かけた時のひどい寒さ。
彼のいびきで夜中に眼が覚めたり、出かける時のハーネスの装着が複雑で面倒くさかったこと!

しかし叶うことなら私はまたもとのあの不便な生活に戻りたくてしょうがない。

ロンドンからダービーシャーに戻る車の中で眠っていたはずなのに
なじみの村の角っこを曲がると突然起きて歓喜の声をあげる。
家に戻って一部屋一部屋臭いをかいだあと、階段の踊り場で窓の外で行く人々を眺める。

バスターと階段に座ってよくやるゲームがあった。
ビスケットを一方の手に隠し、バスターの前に差し出す。
バスターは手でそっと入っているほうの私の手を叩くのである。それはそれは優しい叩き方であった。
ゲームはいつもバスターの勝利に終わるのであった。こんな小さな思い出がとても辛く胸を刺す。

誰にとっても自分の犬は特別である。なので私は書かずにはいられないことだけ書留めよう。

ラップ・トップのコードにからまるバスターを見ない朝はなかった。
暖炉の薪の匂いをひとつひとつチェックしていくバスターの手伝いなしでは冬が始まらなかった。
玄関にスーツ・ケースを見つけると、その間に座りこんだ。
まるでまだらのスーツ・ケースがひとつ加わったように。
もちろん、彼も一緒に行くつもりであることを明確に知らせるためである。

客がバスターの席(だと彼がみなしている席)に座ると、
客の横に体をぴったり密着させ座っていた。
猫やウサギや家畜とはうまくいかなかったが、人間は大好きであった。
私の本の出版のときは読者のおばあちゃんがおやつをもってきてくれるのを楽しみにしていた。
決してノーと言ったことはなかった。講演のときは拍手のときだけ一緒に吠える。

この10週間私は考え続けていた。私が彼の奴隷だったことはさておき、
私と彼をつないでいたものは何であったのだろう。

私は彼が自分の心の支えであることを楽しんでいた。
そして彼も私のことを心の支えだとみじんも疑っていなかったその気持ちを賞賛する。

彼は「希望」を放射していたのだ。

毎朝食料ドアを開けると後ろに必ずバスターが立っていた。何かもらえると期待して。

バスターのことを先天的楽天家と呼んでいたが、
彼のことを毛皮を着た人間だという風にみなしたことはなかった。
彼は犬である。

人間のテーブルで物を与えたことはない。犬専用のベッドで寝かせた。
犬として扱うことが彼に対する敬意である。
バスターが犬であってくれることで十分である。それ以上彼に望むことはない。

15年間彼の成長を見てきた。賢くなるのを見てきた。年老いていくのを見てきた。
獣医は彼は天寿を全うするだろうと予測した。
これ以上疲れて続けられなくなったときが逝くときだと。

「そのときは彼はあなたに教えるよ。」と獣医は言った。

そしてその通りになった。

短くなった毎朝の散歩でさえもきつそうだった。
朝ごはんもゆっくり食べると決めてしまったようだ。
そして一旦横になるともう起き上がるつもりはなかった。

最後の決断はバスターにとって一番良い方法に基づくものでなければならないが、
私の安楽死の選択をひきのばしたいという気持ちとの戦いであった。

ある朝 私は一瞬の苦悶のときを過ごした後、獣医に電話をかけた。獣医はすぐやってきた。

バスターはブルーチーズのかけらを食べながら死んだ。
普段は食べることを許されなかった、錠剤を包むときだけ口に入れられた大好物だったブルーチーズ。

私の悲しみだけが特別だというつもりはない。どれだけ多くの家族が落胆と絶望に陥っているだろうか。

ただ事実をここに述べさせて欲しい。

人生の中でバスターが逝ってしまったことほど痛みを感じたことはなかった。

そして人前で我も忘れて泣いて取り乱したこともなかった。

一階の私の仕事部屋の窓から人々が日々の生活を送っているのをながめているとき、
驚きとともに怒りを覚える。
なぜそうやって普通どおりの生活を送っているように振舞っているんだ。時計を止めろ。
バスターが死んだんだぞ。

犬を過小評価するなかれ。彼は永遠に続く財産を残してくれた。
彼が与えてくれた喜びの思い出である。

バスターにお手やおすわり、ごろり、握手、死んだまねなど教えるつもりはなかったし、
彼も新聞をくわえてもってくるようなまねもしなかった。

しかし、彼は ―たいしたことではなかったのかもしれないが、

私の人生を変えた。

バスターは私の人生は犬なしでは考えられないことを教えてくれた。

またレスキューセンターへ行って雑種の犬を家に連れてかえることは
バスターへの裏切りのような気になった時期もあったが、10週間後また私は探し始めた。
新しい犬はバスターの代わりではない。誰もバスターの代わりにはなれない。
彼の後継者はまったく別の犬である。

ただしその犬はバスターが輝きをもって示してくれた
[犬を所有することの至上の喜び」を再び証明してくれるであろう


メールオンライン2010年1月11日Roy Hattersley ノーマンテイラー訳

卿の当記事の原稿料はブルークロスアニマルトラストに全額寄付されました。

bg (189x300)
メールオンラインより転載

原文と写真
http://www.dailymail.co.uk/news/article-1242173/Roy-Hattersley-How-I-miss-beloved-dog-Buster.html

大の男が号泣するとき

CHn9fgSWUAEZq7U.jpg

photo by Phillip Morris「大の男が号泣するとき」より

皆様 

電子書籍 「大の男が号泣するとき」をお買い上げくださり、
本当にありがとうございました。

2015年12月から2016年6月まで90ポンド(約一万3千円)、
アマゾンから入金されました。

今回は神奈川県動物保護センター建設資金へ一万円
そして残りを少し足して50ポンド台湾の The Pack Sanctuary in Taiwanへ寄付させていただくことにしました。

これから7月から12月までの売り上げがありましたら、
イギリス国内の動物チャリティに寄付させていただくつもりです。

そして今年一杯でこの電子書籍は引き上げ, また何か新しい企画を考えます。

応援してくださった皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございます。


ノーマンテイラー邦子







プロフィール

ノーマンテイラー邦子

Author:ノーマンテイラー邦子
ロンドン在住/通訳・翻訳業
保護猫延べ6匹、保護犬一匹、庭にキツネ3匹ほど
ホームページ
http://howslife.tk/
contact: alicetigger24★hotmail.com

最新記事
多くの方々がご覧くださった記事
Tweet It
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

大の男が号泣するとき
When a big man cries キンドル版
イギリスの動物保護団体
ノン・キル・シェルターの成功法ヒント
お一人でも多くの方へ
当サイトはリンクフリーです。転載、引用、ご自由になさってください。 動物たちにとっての最大の脅威は「残忍な人間たち」でありますが、 同時に「実際に何が行われているかを知らない人たち」です。 どうぞお一人でも多くの方に広めていただければ、 これに勝る幸せはありません。 本ブログは私がすべて英語より意訳/荒訳/超訳/創作訳をさせて戴いております。
検索フォーム
QRコード
QR